１０月の連休に涸沢にテント泊して奥穂高岳登りましたが、凄かったです。
平湯側のアカンダナに駐車しましたが、ここは夜中閉鎖しているので駐車場前道路が車中泊の車で行列でした。沢渡Pは２４時間で広いですが、離れた場所になるかもしれません。

涸沢のテント場にお昼前に着いた時はまだ空いていましたが、続々埋まっていき受付は暗くなっても行列でした。通路に張っている人や岩からテントはみ出している人までいました。

涸沢ヒュッテのトイレも大行列、22:00頃に行った時も数人の列でした。
夜中、自分のテントに戻る時も、似たようなテントがたくさん有って迷子になりかけました。
他所のテントですがランタン点けていたところが有って、これが目印になって帰りつきました。

奥穂には04:00にテント場出発で登りました、この時刻は渋滞していませんでしたが、ヘッデン頼りなのでザイデンまでの岩場でコース外しかけました。
帰路は、大渋滞で殺気立っていました。

さらに、15:45ごろ上高地のバスターミナルに着くと、ここも大行列でシャトルバスに乗るまで2時間以上並びました。
バスは積み残すようなことはなく、夜中まで増発はしてくれるようです。

難しいですが、早目早目の行動しないと大変です。

１０月の紅葉時期の連休はめちゃくちゃ混みますよ〜。

涸沢のテントは1000張を超え、隣のテントと張り綱が交差するくらいビッシリとテントが並びます。
もう猫の額ほどの隙間もありません。
そして、一度テントを離れると、自分のテントが分からなくなります。
涸沢の中で迷子です。
特に夜などは、トイレに行ったが最後、自分のテントを見失います。
ストックとバンダナで旗でも作って立てるとか、赤や青の色の違うライトをつけておくとか、何か目印をつけておいた方がいいですよ〜。

次に、テントはまあ何とか張れるとして、トイレがめちゃくちゃ混みます。
トイレの前に大行列です。１時間待ちです。
念のため、携帯トイレ持参をお勧めします。

あと、普段テント泊などしない人がたくさん押しかけてくるので、夜中までうるさいです。
耳栓もあると助かります。

最後に、登山道もめちゃくちゃ混みます。
前述したとおり、普段は山に来ない、山に慣れていない人がたくさん来ます。
遅い人が多いのは別にいいのですが、マナーやルールを知らない人もたくさん来ます。
道を譲ってくれなかったりして、自分の予定のコースタイム通り行けないこともあると思っておいた方がいいです。
上高地〜横尾〜涸沢は、まあ混んでも仕方がないか〜って程度で済むのですが、その先がさらに怖いです。
慣れていない人が、ザイテングラードや奥穂山頂直下等の岩場で、平気で岩をガラガラ落としながら歩きます。「ラークッ」も行ってくれない人が多いです。ある意味、クライミングルートよりも怖いです。
ヘルメットは必須、できれば早出して人の少ないうちに通過された方がいいと思います。

なんか悪いことばかり書いてしまいスイマセン^^;
混雑によって大変なこともありますが、しっかり事前に準備して対応すれば、影響は最小限に防げます。
大変だと思いますが、それをおぎなって余りある素晴らしい紅葉が待っていると思います！
頑張ってください！