ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > ヤマレコ質問箱 > カテゴリ山の情報 > 5月半ばの立山について

ヤマレコ質問箱 カテゴリ:山の情報

受付終了
緊急度 3山の情報
5月半ばの立山について
質問2015年04月23日 13:10 (2015年04月27日 10:17更新)
5月の半ばに初めて立山に行く計画を練っています。
3日間で扇沢から室堂にて入山予定です。そこでこの時期に行かれた方、または詳しい方に質問させていただきます。
龍王岳、雄山、大汝山、真砂岳、別山、剱御前に登りたいと思います。
スキーで登って滑る。またはアイゼン歩行にて全ての山頂を踏むプランのおすすめ出来るルートどりを教えて下さい。
3日間あるので、例えば1日目に剱御前と別山に登って雷鳥沢を滑り降りて終了、などという形でもかまいません。
スキーでは歩けない(登れない滑れない)箇所や、やめておいた方がよいルートなどがありましたら教えていただきたいのです。
よろしくお願いします。

追記
雷鳥沢を滑る方が多いようですが、キャンプ場から剱御前小舎、さらに2792mピークまでスキーで登り剱御前をアイゼン歩行でピストン。別山、真砂岳を稜線伝いに往復し雷鳥沢をキャンプ場に滑り降りる感じでイメージしました。一般的レベルで考えて皆さんのご意見をお願いします。
回答2015年04月23日 23:03 (2015年04月27日 10:17更新)
grazieさん同様、技術と登山歴、体力がわからないので具体的な推奨ルートは指定しにくいです。あと、ベースがどこかでも違ってきます、例えば室堂、剣沢、劔御前小屋など。
上手い人なら(あの時期、指導員クラスが沢山います)基本、雪のある斜面ならアイスバーン以外はどこでも滑れます。
室堂だと仮定すると長次郎、真砂沢、は体力的に登り返しがキツイ。
雄山、大汝山、真砂岳、別山あたりは、ある程度の技術があれば室堂側に滑れます、例えば雄山から山崎カールなど。剱御前から剣沢は厳しくても、手前の2792mピークから剣沢小屋までなら優しい。真砂沢下部、御前谷下部は、事前に積雪状態を調べないと水が出てたりしたらえらい目にあいます。

>スキーでは歩けない(登れない滑れない)箇所や、やめておいた方がよいルート
スキーや登山レベル、雪質、雪のつき方、弱層の具合によって違ってきます。

>全ての山頂を踏む
あの時期、劔本峰も何度(バリを含む)か登ってますが、一般ルートからもスキーを担いで登るのは厳しいです、本峰からルンゼ滑るのも一般レベルではありません。兼用靴だと、室堂から剱御前小屋に板をデポし剱御前のピストンくらいにしたほうがいいような気がします。

雄山、大汝山、真砂岳、別山はピッケル、アイゼンですね。雪のついてないところもあるかもしれないし、兼用靴+アイゼンは歩きにくいと思います。

そこで一般的な心得ておきたい点などを記します。
朝、氷点下になれば、雪面が凍りスキーでは上れません。吹雪の翌日は確実にアイシー(新雪が飛ばされ前日の雪が露出しているところ)です。
吹雪いたらホワイトアウト、GPS必須、冬装備がないと稜線は寒くて10分も外にいられません。
一の越から雄山方面は、アイゼン必須。急斜面を登るならピッケル必須。
急斜面は雪崩、滑落に注意です。
晴れて気温が上がれば、腐れ雪、紫外線対策必須。

とりとめもなく書き読みにくいと思いますが、ご容赦ください。では楽しんできてください。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
具体的な場所の状況を教えていただき、とても参考になりました。
滑るところと歩くところを明確に出来そうです。
悪天候は中止とし、初めての立山を楽しみたいと思います。
ありがとうございました。
回答2015年04月23日 17:17 (2015年04月27日 10:17更新)
スキーの技術と登山歴が解らないので質問に答えずらいのですが。
3日もあれば、どこでも滑れます(技術・体力次第)
ただ、3000メートル級、天気が悪くなればホワイトアウト
確実で、突っ込む方でしたらGPSがあれば安心でしょう。
6月の半ばまで雪が降る場所です。新雪でははあたりまえですが
雪崩に注意。前に室堂山荘前でも起こった事があります。近年でも
たくさんの場所で起こっているので、地図でチェックしてください。
一の越から雄山は風が強いことが多く、凍ってる事が多いので
滑落に注意です。雄山から大汝山に向かうところも滑落が多いところです。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
非常に分かりやすいお答えをありがとうございました。
基本的に悪天候では山に入らない方ですが、こればかりは行ってみないと分かりませんね。スキーも楽しみたいと思いますが、今回はそれはついでにという感じのイメージなのです。
それぞれの山頂を稜線伝いに歩くか、欲張らずに一度降りるか、スキーを担ぐか担がずにアイゼンとピッケルにするかイメージが湧いてきました。
ありがとうございます。