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山頂の標識について
質問2015年05月08日 23:18 (2015年05月25日 23:34更新)
山登りを初めて3年ですが、低山ばかりの万年ビギナーです。
先日、登った山でのことです。
急な登りを頑張って登った山頂で
記念撮影をしようとしていたら
山頂を示す標識が地面に落ちていました。
それをとって記念に写真を撮りました。
見るとつけられていたワイヤーが切られていたようです。
誰かが故意に切って放っておいたようです。

標識はどなたか個人が付けられたようですが、山の名前と標高だけの表示で
シンプルなものでした。
苦労してたどり着いた山の上に何も表示がなくてがっかりしたことがあり、山頂に標識があると私はほっとしますし、ついその標識で写真をとります。

山頂につけられた標識で不愉快な思いをなされる方はいるのでしょうか?
切り取られたワイヤーと標識を見てつい思い立ったので
ここで質問させていただきます。
回答2015年05月25日 14:37 (2015年05月25日 23:34更新)
厳密にいうと所有者不明の不法投棄物になります。(テープやマーク類も含む)
自然公園以外では自然公園法が適用されないから何をやってもいいと思ってる方も多いのですが
他の法律が適用されるだけです。国有林も同じで本来は商品である木材を生産してる畑で二次的利用者のレジャーを優先する場所ではありません。利用者が無許可で指定されてる登山道以外に侵入したり構造物設置は違法行為です。自分の屋敷や畑と同じ事だと考えてみてください。
回答2015年05月13日 07:38
はじめまして。
八ヶ岳を例にとると、実際に山域内を管理しているのは「営林署」です。
「自然公園法」を盾に厳密に取り締まると、一般登山道に覆いかぶさる木の枝の枝打ちをしても違法となります。さすがにそこまで厳密にやってしまうと、登山道が植物の枝で隠れていまい、登山者があちこち勝手に歩き回ってかえって自然破壊が進んでしまいます。
というわけで、営林署は目をつぶるところはつぶる形で運用しているのが実際です。

頂上標についてですが、八ヶ岳のメジャーピークにある特徴的な「団子三兄弟式」頂上標は、刑務所の受刑者に作ってもらって設置したものだという話を聞いたことがあります。
発注したのは「営林署」ではないかと思っているのですが、この点は定かではありません。

私的な標識については、原則は「撤去」です。
皆が各々勝手に「My標識」立てたら、とんでもないことになるのは自明ですので、誰かのを許可して、誰かのを不許可にする、という不公平なこともできないので、原則はすべて撤去です。
しかし、例外があります。
それは、多くの登山者がピーク目指すのに「頂上標がない」ところで、デザインが周囲の景観を邪魔しないもの、かつ、作成者の個人名などが書かれておらず所有者がはっきりしないものです。
権現岳の頂上標は、昔からのものが2〜3年前雪解けの時に流され、表示のある頭の部分が割れて役に立たなくなっていました。そこへ、ヤマレコユーザーの某「大阪の人」が私的に看板つくり持ち上げて設置したのです。
この看板は、照りのある真っ黒塗装に金色の文字で、必ずしも「誰が見ても周囲の景観になじむ」ものではなかったうえに、裏に複数のヤマレコユーザーの名前が刻印されており、「私物の設置」とみなされるものでした。
当初、権現関係者の間では「下に降ろそう」という意見もあったのですが、2〜3か月の雨風の影響で、ピカピカの黒塗装が剥げ、それなりにギョッとする派手さが消された感じになっていきました。
最終的に「営林署」の下した判断は、「裏面の名前を削って消すことがOKならば、そのまま頂上においておくが、OKでなければ下に降ろす。」というものでした。
某「大阪の人」に、他のヤマレコユーザーを介して連絡がゆき、「名前を消すことでOK」との承諾を得、権現小屋の小屋番さんが裏面の名前削って決着、となった経緯があります。

一つの実例として参考になればと思います。
回答2015年05月10日 14:34 (2015年05月10日 14:40更新)
正直、私のようなアマチュア山歩き人にとっては、正しい内容が書かれたオフィシャル標識はあってほしいです。自分の居場所の確認など、安全面でも利用価値が大きいからです。

私製の標識の是非については、それをとりたてて論じるほどの見識を私は持っていませんが、単純に見た目の感想と言うことなら、これはちょっと、と思うときがあります。

例えば、私が行ったことがある猿子城山という山がありますが、そのピークに、複数の団体がそれぞれ、記名入りで山頂標識を置いています。
その中には標高が書かれたものもいくつかありますが、同一場所にあるにも関わらず、書かれている標高が全部異なるんです。
ざっと見ただけでも、最低は709メートルから最高は766メートルまで、その差57メートルもあります。
57メートル差といえば、例えば1/25000の地図では等高線の太線まるまる1本分もの開きがあります。細線だと5本分以上…。誤差にしてはあまりにもお粗末です。
どれが正解かは敢えて申しませんが、この山は初心者向きの簡単な地形なので、中学生程度の地図知識と地理院地図があれば、ピークの標高は机上でも簡単に割り出せるにも関わらず、です。
きっとこれらの標識を見て、心の中で「この団体、山に入って大丈夫か?」と思っている登山者も少なからずいるだろうと思います。

少し山を知っている人ですと、私製標識の内容だけを、命が左右されるような判断の材料にすることもないでしょうから、記載内容に責任を持てとまでは申しませんが、
置くなら置くで、せめて妥当な内容にはしておかないと、名前も書いておきながらちょっとカッコ悪いのでは、と思います。
回答2015年05月09日 07:34 (2015年05月09日 22:45更新)
おはようございます、grosebeakさん

やっと着いた山頂に標識を見かけると、ほっとする所ですよね
不愉快について感じたことはありませんが

ただし苦笑した事は有ります、下は大佐飛山山頂の写真ですが
写真の範囲だけで4枚あります、皆さん取り付けすぎですね(笑)
http://yamareco.info/modules/diary/upimg/115660/fe983addcdbadaf69832201a706072ed.JPG

あまりベタベタつけられても興ざめかもです
自らの登頂の証であることが透けて見える場合はなんだかなーと
思ってますが、態々撤去するほどの思い入れはありません

個人的な意見となりますが、メージャーなピークにシンプルな標識が
1つであれば、それはそれで良いかな〜と感じます
お礼 
こんばんは
回答ありがとうございます
写真見ました
着け過ぎは・・・ですね。
回答2015年05月09日 07:18 (2015年05月09日 22:37更新)
たてまえは、国立公園、環境保全地域など自然公園法のもとではいかなる場合でも、自然を破壊する行為になり違法です。石ひとつでも動かせません。焚き火をして逮捕された方もいます。標識や看板を設置するなどもってのほかです。山小屋等が設置されている場所は公園から除外されていることがあります。自治体以外の個人が標識や看板等を設置するのは違法行為ですが、それを破壊して放置するのも違法行為です(ゴミをすてたのと同じです)。ただ、中央アルプスと御嶽山だけは例外です✏(自然公園法が適用されていないので)。御嶽は宗教上の理由で自然公園法外になっているんでしょうね。一般論では、標識や看板(たとえ遭難防止になったとしても、遭難者がでたとしても)、自然のなかでは人の手を加えるべきではありません。


本音は、標識がなければないでそれはかまわないです。百名山でも山頂に標識がない山はあります。ただ、山頂に標識があったら写真に撮るし、ホッとするし、あったらいいなあと思うのがホンネ。
お礼 
こんばんは
回答ありがとうございます
そうですね
法律上は・・・ですね

ホンネとタテマエ・・・難しいですね
回答2015年05月09日 04:52 (2015年05月09日 06:14更新)
山梨県の茅ヶ岳山頂にある山梨百名山の木製の標識がノコギリのようなもので切断されていた、という話は聞いたことがあります。
茅ヶ岳は日本百名山の生みの親である深田久弥が山頂直下で急逝されたことで有名な山です。
静岡県と山梨県の県境にある大谷嶺は、山梨県側では行田山と呼ばれるため、山頂に大谷嶺と行田山の2つの標識があり、やはり標識が破壊されています。
不愉快ですし、幼稚な行為だと思います。
しかし、個人で標識を設置することに行政は快く思っていないようで、箱根付近の山で、一般の登山者が設置した標識を巡って裁判になっているケースも実際にあります。
例えば分かれ道があるとして、実際は遠回りの道が近道と書かれているような虚偽の内容の標識なら裁判沙汰になっても分かりますが、間違った内容でなければ設置してもいいのではないかと個人的には思います。
お礼 
早速の回答ありがとうございます。
裁判ですか・・・
いろんな思いのある方が山登りをされているのですから
衝突もあるのでしょうね。
でもせっかく気持ち良く登るのだし
不愉快な思いだけはしたいくないものですね。
確かに虚偽の標識は困りますけど

いろいろと考えさせられますね。
みなさんどう思われている方が多いのでしょうか。