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三股から常念岳のレベルについて
質問2015年07月11日 16:10 (2015年07月12日 19:36更新)
こんにちは。初めて質問をさせていただきます。

今回常念岳〜蝶ヶ岳に登りたくて計画を立てていますが、車のため三股から周回コースのほうが便利だと思うのですが、ネットなどの情報だと健脚の人向きとあります。

三股から常念に行く人はどのくらいのレベルの人が健脚なのでしょうか?
あとどのようにどのようなところが健脚向きなのか(危険なところがあり技術が必要とか体力がどの付近で必要、など)教えてください。

ちなみに自分は常念岳・蝶は初めてです。
参考として
経験は5年くらい、燕岳は日帰り、大天井岳まで1泊2日の経験あり
去年苗場(祓川コース)3時間半? 谷川西黒2時間50分、4年前白毛門2時間40分
回答2015年07月11日 22:08 (2015年07月12日 19:36更新)
はじめまして、去年このルートを歩きました、私は逆ルートでしたが
前常念方面から降りてきた尾根の取り付き点に書いてあった注意書きは
行程が長く途中水場もないので、健脚者向きですよというような内容でした。
実際三股から常念小屋まで、コースタイムで7時間半位ですので、この距離を歩ける体力と、尾根に出た時が昼位なので雷等天候の急変等に対応できるかという事かと思います。
この山域は初心者やいろいろなレベルの方が訪れるので、そういう人を対象に注意も書いてあるのではないかなと思います。
また、尾根は森林限界を出てからはガラ場で、その後大きな石が連続するような感じです。
このような登山道の状況は、北アルプスでは普通なので、燕岳や大天井岳を登られているのなら特別不安な感じは受けないかと思います。
ちなみに私が逆ルートにした理由は、初日はどうも調子が出ないので7時間も超える距離を登るのがやだなと思ったのと、(三股〜蝶が岳なら5時間位で着いてしまう)二日目長くなりますが(と言っても常念→三俣と1時間位の違い)、もし天候や体調が不良になった時でも常念で泊まって次の日降りることができるなと思ったからです。
初日にコースタイムで7時間を超える歩き(登り)が出来るかどうかですよね。
ランニングもされていることですし、平気だと思いますが。
コースで特別危険なところはありませんが、しいて言うなら常念からの下りも石がゴロゴロしているので足元注意です。
お礼 
hideootoさん、こんにちは。ご回答ありがとうございます。

注意書きの内容を教えていただき嬉しいです。
確かに水場なく行程が長い、森林限界からの天候急変時の対応を考えるとある程度の健脚者の人向きなのかもしれませんね。
そのような意味も含まれているのがわかりました。

森林限界後のがれ場、違う山でのガレ場の歩きは経験すみですので登山道のレベルはわかり助かりました。

もし行くとなれば一泊二日、二泊三日までは休みがとれるので、体力相談で何泊するか決めたいかなと思います。

情報ありがとうございました。
参考にして今回行くのか次回に廻すのか検討したいと思います。
回答2015年07月11日 20:38 (2015年07月11日 21:03更新)
私も群馬県民です

私もgaku0522さんの挙げられたところは登ってますが、私のほうがだいぶ遅い(1時間くらい)ですが登れたので体力的に問題ないと思います。

コースも蝶ヶ岳から三俣までを除いて ほとんどが西黒尾根の森林限界点より上のような快適な尾根歩きができますが、逆に言えば雨・風が激しいときは避難場所が乏しく判断力が求められるルートだと思います。

特別な技術がいるところはないと思いましたが、前常念辺りは大きめな岩がごろごろしているので歩きにくいかもしれません。
群馬からで一番気をつけるべきは到着時間。駐車場は平日であれば大丈夫だと思いますが土日はだいぶ早い時間に埋まると思います。私の行ったときは4時くらいで満車でした。
お礼 
meteoさん、回答ありがとうございます。
拝見しましたら、実は住んでいるのは同じ市なんですね(^-^)

なるほど、雨風の時に判断が必要になるわけですね。参考にしておきます。

到着時間は前泊車中を考えているので、朝方到着はないかなーと思います。

同じ同市と体力的にご参考になりました。ありがとうございました(^-^)じっくり考えて行きたいとおもいます。
回答2015年07月11日 18:09 (2015年07月11日 21:20更新)
こんにちわ。

健脚向きとか、初心者レベルとか、登山でよく聞く言葉ですよね。
しかし、明確な定義はないと思います。いや、ありません。

私は色々な体力の方とパーティで山に行く事があります。
その際には、自分の中での健脚度がありそれを元に行ける山、行けない山、
また行ったとしても登山に要する時間を考えてスケジューリングしています。

それを参考にお伝えしますと・・。

私の中で健脚度のパラメーターとしているのは

o山と高原地図にある標準コースタイム。
 ・超健脚:標準の半分、半分以下で歩ける。(トレランナーが多い)
 ・健 脚:標準の6~7割で歩ける。
 ・非健脚:標準またはそれ以下で歩く。

o標高差または累計標高差
 ・超健脚:3000m以上
 ・健 脚:1500m
 ・非健脚:1000m以下

o距 離
 ・超健脚:40km以上
 ・健 脚:40kmまで
 ・非健脚:20km未満

o行動時間(一日の)
 ・変 態:15時間以上(トレランナーなどに多く見られる)
 ・健 脚:12時間まで(いくつかの山を縦走できる)
 ・非健脚:5~6時間程度(比較的低山の日帰り)

o荷物の重さ
 ・超健脚:20kg以上(テント泊で長期縦走が出来る)
 ・健 脚:15kg以上(小屋泊、テント泊が出来る)  
 ・非健脚:10kg以下(難易度低の日帰り)

これらの条件を色々組み合わせて考えて、判断しています。

例えば、ある山では標準で歩けるけど荷物10kgを超えたら遅くなる、
標高差1000m超えると無理とか、6時間は歩けるけど、10時間は
歩けない人もいるし・・と色々ですよね。
トータル的に判断します。

gaku0522さんの情報ですと大天井岳に1泊2日出来るなら
三股周回は宿泊なら問題なく大丈夫だと思います。

この時の行動時間はどうだったでしょうか。
宿泊なので荷物は多少重かったはずです。

日帰り苗場山のコースタイム(上り)3時間半は標準ですね。
苗場山は標高差は1000mを超えますので、そこそこの山です。
しかし、日帰りだとすれば、荷物はあまり重くは無かったと思います。

日帰りの重さで苗場くらいなら標準、宿泊で重くなると少し遅れるとか
10kgまでなら日帰りと変わらないとか、特性があるはずです。
色々考慮されて、余裕を持ったスケジュールを考えて行く事で大丈夫で
あろうと思います。

ただ、日帰りですと厳しい登山になりそうです。
距離は13kmくらいで短いですが累計標高差は3500mくらいになります。
ちょいとみなさんのレコを覗くと10時間前後のレコを見かけます。
標準タイムくらいの方だとギリ日帰りって感じです。

根性で行ければいいですが、ロング、長時間歩行の経験が少ない人は、
”足が止まってしまう”事があるので、注意が必要です。
こうなってしまうと行動不能ですから大変です。

gaku0522さんのご質問の情報だけで判断すると登山経験が頻繁にも見えず
普段トレーニングをされているかもわかりませんので、何とも言えませんが
健脚な方にはお見受けできないので、宿泊が安全と私は感じます。

以上、ご参考まで
お礼 
kuutarouさん、ご回答ありがとうございます。

とりあえず一泊二日を考えていました。(日帰りなんてとんでもございませんです)

自分は標高が高くなると通常よりも速度は遅くなります。といっても、CTを超える事は今まではありません。

大天井までは40リットルでいったのですが、稜線では思ったほど時間を短縮できませんでした。
(そういえば一昨年は日帰りは30リットル、グループで編笠〜権現日帰りできました。)

それなので、私の力量は一泊二日で行きたいと当初から思ってました。

いろんなケースを想定したレベル設定参考になりました。ありがとうございました(^-^)

追伸
ちなみに休みがなかなか取れないので、ジョギング6キロコース週2位はするようにしています。
回答2015年07月11日 16:59 (2015年07月11日 21:25更新)
こんにちは。

燕岳に登られたのであれば、三股〜常念は問題ないと思います。
ただ問題は天候ですかね?雨天だと注意が必要です。
ルート上の注意個所は登山指導所でアドバイスを受けて下さい。
帰路は蝶ヶ岳〜三股ですよね。結構ハードな下りですから、足を痛めないように注意して下さい。

槍穂を右手に見ながらの稜線歩きは気持ちいいですよね、楽しんできて下さい。
ご安全に。
ダン之助でした。
お礼 
dan_no_sukeさん ご回答ありがとうございます。(^-^)

なるほど、燕岳日帰りできれば大丈夫でしょうかね。

問題は天候ですね。確かに違う方も雨風に注意とありました。
雨風がある場合が予想できるのであれば登山自体回避、それでも当日急変があるでしょうから前もって情報をよりよく得たいと思います。ありがとうございました(^-^)