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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:山の情報

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質問ではなく 熊遭遇情報です 秀麗富嶽十二景 九鬼山 7月26日
質問2015年07月27日 10:30 (2015年07月28日 21:45更新)
山梨県の低山、都留市二十一秀峰、秀麗富嶽十二景、山梨100名山に選定されている九鬼山(970m)の山頂直下で熊に遭遇しました。登山口には「熊 注意!」看板がありましたが、この種の看板はどこの登山口でも見かける割に実際に遭遇することがなく、全くの伊達看板かと思ってました。

群馬、長野の深山ならいざ知らず、まして当日は猛暑日のお昼時で生息していたとしても、活動していない時間帯のハズとの先入観があり、遭遇時はビックリしました。

九鬼山は駅から2時間もかからずに山頂にたて、しかも天狗岩などからは見事な富士山の展望が得られる人気の山で、秋になると、高齢の単独ハイカーも多く訪れるようです。

こんなところにいるわけがないという先入観を捨て、「熊 注意!」看板がある所では、まず熊に遭遇しない準備をし、運良く、運悪くですね、至近距離で熊に遭遇した場合の学習はしっかりしておいたほうが良いと思いました。私は臆病なため学習ができていたのでなんとか熊と格闘せずに済みました。

ちなみに熊がこちらに気がつき目が合っているとき、興奮して威嚇しているときは撮影はしないほうがいいらしいです。特にデジイチの大きなシッター音は熊をさらに興奮させるかもしれません。

なお、熊鈴に関しての意見が過去出てますが、私の私見としては、山には熊だけでなく他のハイカー等もいるので、そのへんを承知して「常識的に」使用したらいいのではないかと思ってます。

追記:なお当日は熊鈴、トレッキングポールともに持参せず、ローカットシューズで音を立てずに歩いていたので熊と遭遇したものと思われます。

クマ画像
http://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/68/684624/7e1e956a3a10bb1edd7e0a17a23d8804.jpg

詳しく知りたい方あるいは近々、九鬼山に行かれる方は当該レコをご覧下さい。動画もあります。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-684624.html


ヤマレコにこのような情報を投稿するところがないようなのでここに投稿しました。なお不適切だという声があれば、この質問を削除します。
回答2015年07月28日 21:01 (2015年07月28日 21:45更新)
mtkenさん、こんばんは。
昨日、九鬼山のレコを拝見させて頂いた時、やはり熊がいたのかという印象でした。
実は2年ほど前、九鬼山から上野原の御前山まで縦走した時、高柄山で20〜30mの距離で子熊を目撃しました。近くでガザガサ音がしていたので親熊もいたものと思われます。
それ以来、近郊の低山でも熊鈴は必ず持参し、必要に応じて鳴らしています。
昨年秋、混雑している川苔山でハイカーが熊に襲われたように、こんなところではあり得ないと思われるところに熊が出没しているようです。そのほか、奥多摩の石尾根付近も目撃情報が多いようです。私自身、ここ一年の間に三頭山の登山道で3回ほど熊のフンを見ています。
昔は熊鈴は一般的には不要で、北海道の山以外では付ける人はいませんでしたが、今は必須の山道具になっているんでしょうね。
昔も身近な山にも熊はいたんだと思いますが、人を恐れて出て来なかった。今は猟師に追い回されることもなくなり、人を恐れなくなった(人は怖くないということを学習した)ため、人前に平気で現れるし、逃げないということだと思います。
お礼 
yamaheroさんこんばんは。

高柄山でも目撃しましたか。同じ個体かどうか分かりませんが、間違いなくクマの生息域になってるということですね。奥多摩は麓でたしかプロの登山家が数年前にクマに襲われた記事を何かで見た記憶があります。
確かに昔は熊鈴鳴らしてる方、あまりいなかった記憶があります。昔は登山者年齢が今より20歳以上低かったのも関係してるかもしれませんね←全然関係ないか!

今の熊はあまり人を恐れないのか、なおさら必要に応じて熊鈴をならして、少しでも遭遇リスクを下げないといけませんね。

新たな熊情報有難うございました。
回答2015年07月28日 20:12 (2015年07月28日 21:31更新)
 拙者は九鬼山には昨年、鼻曲山には今年、それぞれ登りましたが、鼻曲山は信州・軽井沢を代表する山ですからクマ遭遇のイメージは湧きますが、九鬼山の場合は、あまりにも俗世界に近くてイメージが湧きません。
 従って、クマ鈴は要らないだろう・・・との結論を簡単に出してしまいがちで、現に中央沿線南側の山(高柄山から倉岳山・高畑山・九鬼山とつながる稜線)では、クマ鈴を付けて歩くハイカーは少ないと思います。
 もちろん北側(権現山・扇山・百蔵山が代表的)でも少ないと思います。
 北海道ではクマ鈴を二つも付けて歩いていたのに・・・ここにはいないとの「思い込み」ですよね。

  隊長
お礼 
まさにその「思い込み」でした。

中央沿線南側の山(高柄山・倉岳山・高畑山・九鬼山)、北側(権現山・扇山・百蔵山)は今年になってから、全て歩きましたが、いずれの山も当方は熊鈴を持たなかったです。他のハイカーはというと、あまり出会わなかったのですが、確かに言われてみれば熊鈴鳴らしてる方は少なかったように思いました。

山頂でお会いした猿橋からのハイカーは熊鈴持ってなかったです、動画をお見せしたら、先に進むか戻るか相当迷ってました。「大声を出しながら歩けば大丈夫ですよ」と伝えたら意を決したように先に進むことに決め禾生駅方面に下っていきました。

yamabeeryuさんのおっしゃるとおり、ここにはいないとの「思い込み」から計画段階で熊鈴を装備から除外しました。もし黒姫山で熊鈴を忘れてきたら、声を出すなり、ポールで木を叩くなどして歩いたでしょう。ところがあの日は「いない思い込み」から音も立てずに歩き、クマに気づかれるより先に当方が気がつき遭遇した次第です。

幸いにも、親離れしたばかりの2歳位の若くて小さな個体だったから、あまり恐怖感は無かったですが、もし100KGを越す大きな個体であの距離で遭遇したら撮影する余裕はなかったかもしれません。

8月の北海道遠征の前に熊鈴を新調し(今使用してるのは音が小さすぎる)、さらに笛も購入しようと思ってます。
回答2015年07月27日 18:03 (2015年07月27日 18:23更新)
重要な情報です。

私は常に熊鈴を持って行きます。その効果があった経験です。
秋、鼻曲山に単独登山していたとき、前方から動物のうなり声が聞こえました。
見ると、12〜13メートル先に大きなクマがいました。
私の熊鈴に気づいたようです。
身の危険を感じましたが、私が見たときはクマが目をそらしたときでした。
そこで、ストックを握り、万一の場合に備えました。
そのままじっとしていると、クマはゆっくりと歩いて行きました。

それ以来、熊鈴はできるだけ大きい音を出すようにしています。
身を守る意味でも、ぜひ持参することを薦めます。
お礼 
うなり声が聞こえたということは、熊鈴で人を察知し威嚇したものと、素人的に判断しました。つまり、これ以上俺(熊のこと)に近づくな、さもないと攻撃するぞっていう意思表示だったのかもしれませんね。熊鈴が有ったから、熊と鉢合わせになるという最悪の事態は避けられた訳ですね。

鼻曲山、最近春に行ったことあるので臨場感が伝わってきます。やっぱ、ストックに力入ってしまいましたか、分かります。その状況。

熊鈴の効果の貴重な実体験だと思います。

当方、あの日は、あんな低山にクマなんているわけないと思い、計画段階から熊鈴を持参リストから外していました。反省してます。

貴重な実体験情報有難うございました。