余裕ですよ。
三山だって余裕ですから。

累積標高差と一般的なコースタイムからすると、きついですが、天候と体力しだいで可能です。日帰りをする方もいるぐらいですから。

荷物軽めで出来る限り早く出発。
日の出が5時半前くらいだから、もうちょっと早めにヘッデン点けて白馬尻までいく、
周りがヘッデンなしで見えるようになって大雪渓に突入。6本爪はあったほうが無難。
で、早めに山荘着。状況しだいで無理は禁物。

私が同コース（+旭岳）を歩いたときは白馬岳頂上山荘泊でした。
両日とも晴れのち曇りでした。5年前の8月ではありますが…。

記憶に乏しいので記録を見返すと、耳タコだが大雪渓では落石に注意ですね。
5年前に亡くなられた方もおられますし、実際山行中に岩室跡付近の沢の上部から大雪渓に向かって50cm以上はある岩が転げ落ちてきました。『ラークッ！！』の連呼でした。
大出原から鎗温泉の下りのコメントでは、
『ちょっと平らになる場所を過ぎるとハシゴと鎖場になる。
鎖場が多く続くが、難易度は低い。ただし岩が濡れて滑りやすいので注意が必要だ。
この辺りから樹林帯へと入っていく。』
『湯ノ入沢の雪渓が見えてくると硫化水素臭がした。すぐに鑓温泉小屋が見える。
ここからの道は特に足を滑らせないよう、注意が必要だ。
間違って雪渓の方に落ちたら、雪渓の下に潜り込んでしまいそう。』
とあります。前出のとおりですね。
疲れた足には特に注意が必要です。

目安として、10時前に頂上宿舎に到着出来れば可能です。10時を過ぎるようなら安全面から天狗山荘泊に変更することをお勧めします。
前述の通り、鑓から温泉までの下りは滑落の危険性があるので、疲労度合で判断して下さい。

去年の９月（御嶽山が噴火した日です）に１日目ー猿倉ー白馬岳（白馬頂上宿舎テン泊）
２日目ー頂上宿舎ー杓子岳ー白馬鑓ヶ岳ー鑓温泉ー猿倉
のコースで回りました。
どうでしょう？体力に自信があるならできるでしょうが、自分たちは白馬頂上宿舎までテント背負ってですが７時間ほどかかりました。そこから頂上まで約３０分
休憩昼食を挟んでですが計７時間３０分程掛かりました。
２日目も、杓子岳、白馬鑓ヶ岳を登り返しながら、鑓温泉まで４時間近く掛かったと思います。
それと鑓ヶ岳からは急激に下りますのでかなり足にもきます。
自分的には無理はしない方が懸命かな？と思いますよ。
それと温泉が目的？
自分たちが行った時は鑓温泉の前方は雲がかかり、景色が見えなかったので何とも言えませんが、景色的にはそれ程でもないような・・・怒られるかな？ヽ(・∀・)ノ
それに白馬岳からの景色（雲海・ご来光等）をスルーするのも勿体無いような気がします。
いずれにしても無理はせず体力と相談しながら気をつけて行ってください。
去年の白馬岳登山をヤマレコに書いてますので、良ければ参考にしてください。

コースタイムより長くかかることが無いような方なら、可能ではあると思います。
時間的に余裕が無ければ、白馬岳や杓子岳の山頂をパスすれば、多少の短縮も出来ます。

でも、翌日下山するだけなら、天狗山荘泊で、帰りに鑓温泉に入浴のほうが、行程には余裕が出来るし、ご来光も見えると思います。私はこの行程でした。

鑓温泉近くの有名な蛇紋岩は本当に滑りますので、気をつけてください。

※急遽アップしました。ご参考まで。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-707764.html