間違えなく、はじめてなら天神尾根がおすすめです。天神尾根は、ロープウェイで標高を稼げますが、ちょっとした岩場なんかもあって楽しめます。この時期なら渋滞も考えられませんから、いいと思います。それに、朝7時スタートのことですから、早めに頂上に着けます。谷川岳は、午後になるほど雲がわいてきて、昼過ぎには霧の中ということもたびたびあります。頂上からの景色は、間違いなく天神尾根がいいです。
　ただ、谷川岳の偉大さを感じるには西黒尾根です。辛い急登も多いですが、鎖場などあくれちっく的な要素も多く、楽しめます。それに、ロープウェイの待ち時間もなくマイペースに行動できるのが特徴です。標高は低いところからスタートしますから、もしかしたら（早ければ）紅葉の残りが見れるかも？ただ、西黒尾根は、下りにはおすすめできません。岩場の下降が多いですし、滑りやすいところもたくさんあります。
　ということで、僕がすすめるコースを紹介します。
１．天神平から天神尾根を谷川岳へピストン
２．西黒尾根から谷川岳に登り、天神尾根を天神平に下る（土合口へはロープウェイ）
３．天神尾根を谷川岳、北へと北上し、茂倉尾根を土樽駅へ下る
3は少しレベルが高いですが、まあ１か2でしょう。谷川岳は、荒天となると逃げ場がありません。気を付けて楽しい山行にしてください。

天神ルートなら午前中がオススメです。
写真を撮ろうとするとよく分かるのですが、東南から方向から登りますので、谷川岳も俎蔵へのびる稜線もキレイに見えます。
午後からは逆光になり、天神からだと影側に入ってしまいます。
茂倉岳から土樽駅に下るときは午後の方がキレイですが…

後は前の方のコメントにありますが西黒尾根からの登り。
西黒尾根のオススメは深夜スタート、3時過ぎくらいに出発すると、ちょうど「ラクダの背」に日の出の時間に到着しますので、条件が良ければ谷川岳のモロゲンロートを見ることができます。

主脈、馬蹄形縦走、ランクアップして破線、バリルートとコースバリエーションが豊富ですので、いろいろ調べてみて下さい。

初めは定番の「西黒尾根」から山頂を目指してはいかがですか？
スタート時間が７時とのこと、この季節陽が短いので少し早めに下山予定で帰りは天神尾根からロープウェイ。
空いたお腹を充たし温泉で汗を流せる時間も取れそうですし。

現地まで行って天気が思わしくないときは無理せず天神尾根からのピストンに切り替えるのも有りです。
その場合「計画書」の差し替えも忘れずに。