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埼玉から子連れテント連泊登山お勧めは?
質問2016年04月02日 14:26 (2016年05月04日 06:29更新)
今度のゴールデンウィークに長期休暇をとることができ、何泊もする縦走をしたいと考えています。下記の条件があります。お勧めがありましたら教えて下さい。
・埼玉県からマイカーでアプローチすることを想定しています(現地でさらにバスも可)。
・ぐるっと回って出発地へ戻るルートが一番ですが、単に往復するルートや、下山口から公共交通機関で登山口側の駐車場へ戻るルートでもかまいません。
・関東甲信越よりも遠くは考えていません。
・4歳の子連れ、ほぼ全ルート自力で歩かる予定です(昨年夏には『大河原峠→蓼科山荘→天祥寺原・将軍平分岐(ここでテント泊)→双子池』の登山をしています)。
・テント泊で2〜3泊を想定しています(成人なら0〜1泊、計8〜12時間くらいの距離がいいかと考えてます)。
・雪崩の危険なしでピッケルも不要でアイゼンのみで済むなら残雪も可。
・子供の手足の短さのため、大きな岩場がある程度続く(15分以上)ルートは避けたい(昨年夏、蓼科山荘から蓼科山へのアタックはまだ難しいと考え断念しました)。単発で子供には危険な箇所がある場合は抱っこする等の手助けで乗り越えます。
・埼玉県からマイカーでアプローチすることを想定しています(現地でさらにバスも可)。
・ぐるっと回って出発地へ戻るルートが一番ですが、単に往復するルートや、下山口から公共交通機関で登山口側の駐車場へ戻るルートでもかまいません。
・関東甲信越よりも遠くは考えていません。
・4歳の子連れ、ほぼ全ルート自力で歩かる予定です(昨年夏には『大河原峠→蓼科山荘→天祥寺原・将軍平分岐(ここでテント泊)→双子池』の登山をしています)。
・テント泊で2〜3泊を想定しています(成人なら0〜1泊、計8〜12時間くらいの距離がいいかと考えてます)。
・雪崩の危険なしでピッケルも不要でアイゼンのみで済むなら残雪も可。
・子供の手足の短さのため、大きな岩場がある程度続く(15分以上)ルートは避けたい(昨年夏、蓼科山荘から蓼科山へのアタックはまだ難しいと考え断念しました)。単発で子供には危険な箇所がある場合は抱っこする等の手助けで乗り越えます。
回答2016年04月27日 15:40 (2016年05月04日 06:29更新)
こんにちは
私も奥多摩 雲取山をお勧めします。
雲取山でしたら4歳の子供でも体力さえあれば、頂上までの全ルートを
歩くことが可能な登山道です。
これは我が家の娘たち保育園時代の話ですが、
子供ががんばって歩けるのは休憩時間除いて4時間がいいところと
見ています。コースタイムは標準タイムの2倍かかった記憶があります。
2〜3泊というのであれば、鴨沢または小袖からスタート。
・1日目は七つ石小屋でテント泊(朝はのんびりスタート)
・2日目は奥多摩小屋にテント設置、空身で頂上までピストン。
4歳の子連れでは避難小屋はおすすめしません。
避難小屋の利用そのものは問題ないと思いますが、4歳のお子さんですと
GWの混み合った避難小屋では親が気を使うことが多くて楽しめないと思います。
テントの良さは小屋と比べて気を使うことが少ないということがメリットですからね。
・3日目は鴨沢または小袖まで下山となります。
雲取山山頂から三条の湯に抜けるルートもありますが、ここは4歳の子連れには危険すぎる
登山道です。後半は崖の脇をトラバースする登山道が続き、つまずいて転落したら即死という
登山道が続きます。登山道の幅もきわめて狭いです。
あと小袖、雲取山まで歩きやすい登山道とはいえ、トラバースする
個所が多く、誤って転んで落ちたなんてことにならないように、
常にお助けヒモを親とつないでおくくらいは考えた方がよろしいかと思います。
まずは子供が楽しめる程度の行動時間が肝かとおもいます。
良いGWをお過ごしください。
Nicolas
私も奥多摩 雲取山をお勧めします。
雲取山でしたら4歳の子供でも体力さえあれば、頂上までの全ルートを
歩くことが可能な登山道です。
これは我が家の娘たち保育園時代の話ですが、
子供ががんばって歩けるのは休憩時間除いて4時間がいいところと
見ています。コースタイムは標準タイムの2倍かかった記憶があります。
2〜3泊というのであれば、鴨沢または小袖からスタート。
・1日目は七つ石小屋でテント泊(朝はのんびりスタート)
・2日目は奥多摩小屋にテント設置、空身で頂上までピストン。
4歳の子連れでは避難小屋はおすすめしません。
避難小屋の利用そのものは問題ないと思いますが、4歳のお子さんですと
GWの混み合った避難小屋では親が気を使うことが多くて楽しめないと思います。
テントの良さは小屋と比べて気を使うことが少ないということがメリットですからね。
・3日目は鴨沢または小袖まで下山となります。
雲取山山頂から三条の湯に抜けるルートもありますが、ここは4歳の子連れには危険すぎる
登山道です。後半は崖の脇をトラバースする登山道が続き、つまずいて転落したら即死という
登山道が続きます。登山道の幅もきわめて狭いです。
あと小袖、雲取山まで歩きやすい登山道とはいえ、トラバースする
個所が多く、誤って転んで落ちたなんてことにならないように、
常にお助けヒモを親とつないでおくくらいは考えた方がよろしいかと思います。
まずは子供が楽しめる程度の行動時間が肝かとおもいます。
良いGWをお過ごしください。
Nicolas
お礼
Nicolaさん、お勧め情報や危険箇所情報をありがとうございます。
旅行前の仕事の忙しさにかまけて返信が遅くなりましたが、GWはお勧めの雲取山へ行ってきました。いろいろとNicolasさんのおっしゃってたとおりでした。標準コースタイムの2倍以上かかったり、避難小屋では気を使ったり。
全てアドバイスどおりの行動をとったわけではありませんが参考になりました。ありがとうございました。
旅行前の仕事の忙しさにかまけて返信が遅くなりましたが、GWはお勧めの雲取山へ行ってきました。いろいろとNicolasさんのおっしゃってたとおりでした。標準コースタイムの2倍以上かかったり、避難小屋では気を使ったり。
全てアドバイスどおりの行動をとったわけではありませんが参考になりました。ありがとうございました。
回答2016年04月03日 07:19 (2016年04月03日 21:39更新)
国立公園の特別区内の幕営は、指定地以外は基本禁止されています。
ですから、ガイドブック等にも掲載されません。
ここで、その様な「アナ場」を挙げられるのはいかがなものでしょうか?
皆さん素晴らしいロケーションの場所でも、我慢して指定地まで移動していますよ。
お子さんの防寒防水対策、特に雪上歩行時や就寝時の対策が万全なら、GWの上高地周辺、尾瀬周辺がよいと思います。小屋も営業していますので、万一の時、心強いです。
ですから、ガイドブック等にも掲載されません。
ここで、その様な「アナ場」を挙げられるのはいかがなものでしょうか?
皆さん素晴らしいロケーションの場所でも、我慢して指定地まで移動していますよ。
お子さんの防寒防水対策、特に雪上歩行時や就寝時の対策が万全なら、GWの上高地周辺、尾瀬周辺がよいと思います。小屋も営業していますので、万一の時、心強いです。
お礼
BochiBochiさん、ありがとうございます。
>上高地周辺、尾瀬周辺
とくに尾瀬が気に入りました。家→鳩待峠(泊)→至仏山→山の鼻キャンプ場(泊)→尾瀬散策→山の鼻キャンプ場(泊)→鳩待峠→家のルートを候補として検討します。防寒等もしっかり検討します。ありがとうございました。
>上高地周辺、尾瀬周辺
とくに尾瀬が気に入りました。家→鳩待峠(泊)→至仏山→山の鼻キャンプ場(泊)→尾瀬散策→山の鼻キャンプ場(泊)→鳩待峠→家のルートを候補として検討します。防寒等もしっかり検討します。ありがとうございました。
回答2016年04月02日 22:12 (2016年04月03日 22:17更新)
はじめまして。
奥多摩の石尾根縦走をお奨めします。
奥多摩というと、植林と雑木林に覆われた、展望があまりない山々のイメージがありますが、
石尾根は明るく、広々とした、展望の良い尾根を、長々と歩くコースです。
1日目:埼玉県某所から、圏央自動車道でアクセスし、青梅ICで下車、青梅街道沿いに奥多摩湖を目指します。奥多摩湖の小河内ダム近傍の駐車場は大変に広く、GWでも満車になることは無いと思われます。ここにマイカーを停めます。
そこから北へ、六つ石山を目指します。そして城山、水根山、鷹ノ巣山まで縦走します。鷹ノ巣山をを下りると、避難小屋と水場があります。テントが広げられそうな所はあちこちにあります。ここからのトレイルポイントは、「山を決して巻かないこと、登ること。」次の日蔭名栗山の山頂付近は、極上のテントサイトかもしれません。
2日目:高丸山、千本ツツジ、七つ石山まで歩きます。水場は、石尾根稜線から南に少し降りた七つ石小屋付近にあります。七つ石小屋で休憩したら、そのまま鴨沢に下りるもよし。石尾根上のブナ坂に戻り、雲取山山頂付近でもう一泊するプランもあります。
3日目:五十人平あたりでテント泊したら、鴨沢に下り、奥多摩駅行きバスに乗り、マイカーのある奥多摩湖バス停で降り、マイカーで帰宅します。
4日目:雲取山から鴨沢へ降りるだけでは物足りないと感じたのでしたら、飛龍山まで縦走します。(これまでより少し道が悪くなります。)飛龍山からは、体力に合わせて、三条の湯に1泊するか、ミサカ尾根を下り、丹波バス停から、奥多摩駅行きバスに乗り、マイカーのある奥多摩湖バス停で降り、マイカーで帰宅します。
ご紹介したこの山域は、道が明瞭、平坦な箇所が多く、水場や小屋もあるので、安全度は高いです。雪もごくわずかでしょう。
追伸:丹沢もお奨めしたかったのですが、あの山域はテント禁止なのでした・・・。
奥多摩の石尾根縦走をお奨めします。
奥多摩というと、植林と雑木林に覆われた、展望があまりない山々のイメージがありますが、
石尾根は明るく、広々とした、展望の良い尾根を、長々と歩くコースです。
1日目:埼玉県某所から、圏央自動車道でアクセスし、青梅ICで下車、青梅街道沿いに奥多摩湖を目指します。奥多摩湖の小河内ダム近傍の駐車場は大変に広く、GWでも満車になることは無いと思われます。ここにマイカーを停めます。
そこから北へ、六つ石山を目指します。そして城山、水根山、鷹ノ巣山まで縦走します。鷹ノ巣山をを下りると、避難小屋と水場があります。テントが広げられそうな所はあちこちにあります。ここからのトレイルポイントは、「山を決して巻かないこと、登ること。」次の日蔭名栗山の山頂付近は、極上のテントサイトかもしれません。
2日目:高丸山、千本ツツジ、七つ石山まで歩きます。水場は、石尾根稜線から南に少し降りた七つ石小屋付近にあります。七つ石小屋で休憩したら、そのまま鴨沢に下りるもよし。石尾根上のブナ坂に戻り、雲取山山頂付近でもう一泊するプランもあります。
3日目:五十人平あたりでテント泊したら、鴨沢に下り、奥多摩駅行きバスに乗り、マイカーのある奥多摩湖バス停で降り、マイカーで帰宅します。
4日目:雲取山から鴨沢へ降りるだけでは物足りないと感じたのでしたら、飛龍山まで縦走します。(これまでより少し道が悪くなります。)飛龍山からは、体力に合わせて、三条の湯に1泊するか、ミサカ尾根を下り、丹波バス停から、奥多摩駅行きバスに乗り、マイカーのある奥多摩湖バス停で降り、マイカーで帰宅します。
ご紹介したこの山域は、道が明瞭、平坦な箇所が多く、水場や小屋もあるので、安全度は高いです。雪もごくわずかでしょう。
追伸:丹沢もお奨めしたかったのですが、あの山域はテント禁止なのでした・・・。
お礼
minakamixさん、ありがとうございます。
(みなさんの山行記録ではなく)エアリアマップやヤマケイオンラインを見ても、そのようなマイナーな幕営可能情報は載っておらず、大変参考になります。
また、当方の体力・当日の状況の不明さに備えていくつかのルートを紹介していただいたことも助かります。百名山の雲取山を最終目標に据えて山歩きをするのも(子供には分かってないけど)分かりやすい目標となって嬉しいですね。さらにエスケープルートとして水根山や鷹ノ巣非難小屋、千本ツツジ、七つ岩神社等から南下することも可能であり、そういった点でも安心して歩けるルートに感じます。
ありがとうございました。
(まだクローズせず、募集を続けます)
追記:秩父多摩甲斐国立公園の特別区域−普通区域の境を調べてみました。
『鷹ノ巣山をを下り・・・テントが広げられそうな所』というのは、特別区域なようですのですが、すぐ先にあり、また幕営地としてお勧めする『日蔭名栗山の山頂付近』は普通区域でテント泊可能なようであるため、問題なく、うれしい情報でした。また、鷹巣山の『避難小屋と水場』もテントを張らずに寝袋泊&自炊を楽しめそうです(避難小屋の本来の趣旨からするとそこでの宿泊を計画に入れるのはマナー違反かもしれませんが)
また、次の日の「雲取山山頂付近でもう一泊」というのが狭義の山頂付近でしたら特別保護区で幕営不可でしたが立派な非難小屋があるので寝袋泊&自炊を楽しめそうです。一方、「雲取山山頂付近でもう一泊」というのが次の行にある「五十人平」を指すのでしたら、特定区域内ではあるけれども有料の指定幕営地なので当然幕営可能です。そのため、この情報も有益であり、助かります。
次の「三条の湯に1泊」も、特定区域内ではあるけれども有料の指定幕営地なので当然幕営可能です。そのため、この情報も有益であり、助かります。
そんなわけで、国立公園の幕営禁止を違反することなく、高額な小屋泊まりをせずに、縦走を楽しめそうなルートを紹介していただきありがとうございました。
(みなさんの山行記録ではなく)エアリアマップやヤマケイオンラインを見ても、そのようなマイナーな幕営可能情報は載っておらず、大変参考になります。
また、当方の体力・当日の状況の不明さに備えていくつかのルートを紹介していただいたことも助かります。百名山の雲取山を最終目標に据えて山歩きをするのも(子供には分かってないけど)分かりやすい目標となって嬉しいですね。さらにエスケープルートとして水根山や鷹ノ巣非難小屋、千本ツツジ、七つ岩神社等から南下することも可能であり、そういった点でも安心して歩けるルートに感じます。
ありがとうございました。
(まだクローズせず、募集を続けます)
追記:秩父多摩甲斐国立公園の特別区域−普通区域の境を調べてみました。
『鷹ノ巣山をを下り・・・テントが広げられそうな所』というのは、特別区域なようですのですが、すぐ先にあり、また幕営地としてお勧めする『日蔭名栗山の山頂付近』は普通区域でテント泊可能なようであるため、問題なく、うれしい情報でした。また、鷹巣山の『避難小屋と水場』もテントを張らずに寝袋泊&自炊を楽しめそうです(避難小屋の本来の趣旨からするとそこでの宿泊を計画に入れるのはマナー違反かもしれませんが)
また、次の日の「雲取山山頂付近でもう一泊」というのが狭義の山頂付近でしたら特別保護区で幕営不可でしたが立派な非難小屋があるので寝袋泊&自炊を楽しめそうです。一方、「雲取山山頂付近でもう一泊」というのが次の行にある「五十人平」を指すのでしたら、特定区域内ではあるけれども有料の指定幕営地なので当然幕営可能です。そのため、この情報も有益であり、助かります。
次の「三条の湯に1泊」も、特定区域内ではあるけれども有料の指定幕営地なので当然幕営可能です。そのため、この情報も有益であり、助かります。
そんなわけで、国立公園の幕営禁止を違反することなく、高額な小屋泊まりをせずに、縦走を楽しめそうなルートを紹介していただきありがとうございました。