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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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緊急度 1装備
熊撃退スプレー
質問2016年05月24日 17:15 (2016年09月15日 03:19更新)
最近 地元埼玉でも熊出没情報を見聞します
私は秩父や奥武蔵の低山に日帰りで登山することが多いのですが‥ 
ちょっと怖さを感じてます 
そこで標記のようなスプレーを携行しようかなと考えてます
結構お値段も高いのでどうしたものかと‥
皆様に良きアドバイス等頂けましたらありがたいです
よろしくお願いいたします
回答2016年06月13日 22:28
下の欄の daikun さんの意見には納得できないものが何点かありましたので、申しわけありませんが、反論させていただきます。。

まず、単独登山でこそ、自己防衛する必要があるのです。複数人いれば、熊もうかつに襲ってきません。daikunさんはスプレーは「取り出しにくいところに行きがち」とか書いてますが、それはご自分の管理のおろそかさを証明してるだけで、すぐ手にできるところに付けてればいいだけの話です。例えば、行動食や水筒をザックの一番底にパッキングする人はいないでしょう、それと同じです。僕の場合ですが、ウエストベルトの右手の位置に袋をつけて、すぐ取り出せるようにしてます。管理も工夫もしないで「行きがち」なんてのは、厳しい意見ですが、論外です。

「襲われてからでは遅い」とも書いてますが、では仮にあなたが襲われたら、その時点で諦めるのですか?それからでもすぐ取れればスプレーを吹き突けることはできますよ。また、同行者がスプレーに巻き込まれたとしても、クマに襲われたままのほうがいいとでも言うのでしょうか?とんでもない話ですよ。

熊スプレーはもちろん万能でもないとは思いますが、有効に働いた事例がないから持っても意味がない、ということにはなりません。
回答2016年06月03日 17:55
昨年 「エリミネーター 2オンス」 という防犯スプレーを買いました。たまに携行してます。

使ったことは無いので効果、実際の飛距離はわかりません。
紙にワンプッシュして試しになめたところカプサイシンの辛みはありました。
ツキノワの顔か肛門に噴射できれば少しは効果はありそう。

カタログスペックでは重量50gになってますが、実測87gでした。

直近で自分が突然襲われたときの噴射対応は時間的に無理ではないかと思います。
同行者が襲われたときの救助に使えるぐらい・・かなぁ? 
回答2016年05月26日 10:51
私も一度近くの里山で出会ったので、購入しました。でもそれからもう5年以上も経つのに全く出会わないので、いつの間にか持たないようになりました。でも、去年は羅臼岳でヒグマに逢ったので、また携行することにしました。確かに、なかなか効果的には使用するのは難しいと思いますが、いくらかでも安心できるのであればその価値はあると思います。あとは「クマにあったらどうするか 姉崎等著」、「羆撃ち 久保俊治著」などを読むとその生態がわかりますので、お勧めです。それからスプレーは5年以上経つと噴射能力が落ちるというので、5年ごとの買い替えも必要です。
回答2016年05月25日 21:32 (2016年05月26日 06:50更新)
小生、4年ほど前に新潟の沢登りでクマに襲われたことがあります。黒いものと平行に歩いていて振り向いたら 距離2mで、”うぅー” ってうなってました、ハーネスにハンマーをぶら下げていたのですが、腰がが引けてしまい、ハンマーに触れる事も出来ませんでしたよ。

案の定、顔めがけて両手で引っかかれたのですが、幸いヘルメットをしていたので、眉間に軽く
ひっかき傷のみ(ヘルメットは爪で穴が開きましたけど・・)、さらにその後足をかまれましたが動脈が切れなかったので、自力下山できました。

その他、5m程度の距離が1回、あと、下山にチャリで林道を気持ちよく走っていたら、左カーブの先でクマが林道を歩いていて急ブレーキ・・・ってのも含めて、見たのは20回以上になるかと思います。
ホイッスルを必ず携帯し、吹きまくっていれば、クマにはまず遭遇しません。小生、沢登りしかやらないのでホイッスルを吹く事に関しては周りの人を気にすることも無く、ヤバそうな気がしたら気兼ねなく吹きまくってます。

先日の熊による事件は、音を出していながら・・・との事ですが、今は繁殖期なのでこの時期のオス熊は結構恐ろしく、北海道の熊打ちさんの話では”銃を持っていてもビビる”と言ってました。笛の音色、吹き方、吹く頻度・・・も影響しますね。専門用語で申し訳ありませんがフラッタータンギングをしながら小生はホイッスルを吹いてます。より人工的な音色になるので、少しは効果が上がると信じてます。

ばったり出会ってしまった時、クマが逃げなかった場合、”うぅー” って唸っていると思います。そこから約5秒以内に襲ってきます。その間にホルダーからスプレーを取り出して→安全装置を外して→構える・・・という所までやらなければならないので、常に臨戦態勢に入っていないとここまでの動作はなかなかできないと思います。。。だからと言って、スプレーの携帯は全く否定はしません。これしか確実に熊に勝てる方法はありませんからね。
しかも多くの人がそれで熊を撃退してくれたら、人に対してより警戒心を持つようになるので”どんどん携帯してください!”と言いたいくらいです。(笑)

まぁ冗談はおいておいて真面目に、私も、今年はスプレー買おうかどうか迷っている所です。
お礼 
t-hirota様
貴重な体験談ありがとうございました
回答2016年05月25日 16:01 (2016年05月25日 17:09更新)
これからの時期熊と遭遇の機会は増えてくると思います。
登山者の少ない山へ入る時は必ずスプレーは持って入りますがまだ使用したことはありません。
今まで10回以上熊とは遭遇していますがほとんどの場合熊が先に気が付き逃げていきます。
一番近かったのは5m程度、笹薮の中を転げ落ちるように逃げていきました。
また一日に3回遭遇と言う事も有ります。
直近では昨年10mくらい離れたところを逃げていきました。
この時は熊のいそうな雰囲気がしていたのでスプレーは手で持ち安全装置は外していつでも噴射できる状態で歩いていました。
熊に襲われたら斧やストックで反撃するという方もいらっしゃるようですが手負いになった熊はさらに凶暴になります、これは数年前乗鞍で熊が大暴れして何人もけがをした事でわかると思います。(観光バスと衝突してパニックになったようです)
熊撃退スプレーの威力は試射してみるとわかります、1秒以下の噴射でもかなり強力で熊でなくてもこれをかけられたら襲うどころではないでしょう。
噴射した残り香程度でも涙が出て咳が止まらなくなります。
熊撃退スプレーなどは使わないに越したことはないですが保険と同じように熊遭遇の可能性のある山域では持っている方が安心できるでしょう。
最近では熊鈴の音でかえって近づいてくる熊もいるようです。
お礼 
itiro様
こんにちは 
情報&アドバイス 
ありがとうございます
回答2016年05月25日 15:07 (2016年05月25日 17:10更新)
単独登山での携行は私もほとんど効果は無いと思われます。同行者がいる場合は、余裕もあるので使えないことは無いと思います。ただ滅多にそんな機会が無い以上、いずれ、ザックの取り出しにくいところに行きがちではないかと想像します。そしてそれを期待するなら同行者が皆持たないといけません。

同行者が襲われた、別の人がザックから出す、スプレー、とそんな時間と余裕があるかどうか。あと、他の方が書いていますが、吹けば熊が逃げるというほどに簡単なものでもなく、練習が必要なようです。それと基本的には数m離れた時に、スプレーを手にすることができていれば有効なのでしょうが、襲われてからでは遅いと思います。同行者が救助の場合、襲われている人がスプレーに巻き込まれると思うので、その同行者もスプレーのダメージを受けますので使いにくい。といった感じで使える状況はかなり限定される。

襲われるまでの状況の場合は、基本的にはザックを背に、首筋と頭を手で防御となるかと思います。向うがどれほどの攻撃性で持って構ってきているかにもよりますが、下手に威嚇する行為に出るほうが恐らく危険です。もうどうしようも無い場合は反撃も考えたほうが良いとは思いますが、その際には鉈などの携行を推奨している生態に詳しい方もおられます。

東北でも熊による被害がここ最近続いていますが、熊の食料がある場所はやはり危険です。熊の食べたいものを収穫、すなわち熊にとっては敵対行為という面もあるので、そういった場所では、鈴やラジオはほとんど効果がないかもしれません。

ちなみに国内において熊スプレーが有効に働いた事例というのは探しても一件も見つかりません。まあ、熊スプレー携行者が襲われたケースとなるので母数はかなり限られるとは思うのですが。
お礼 
daikun様
こんにちは 
情報&アドバイス 
ありがとうございます
回答2016年05月25日 13:41 (2016年05月25日 17:11更新)
カプサイシンスプレーだと思いますが、自分が以前調べた情報では、大きく熊(ヒグマ)用と防犯用(人間向け?)が有るようです。
前者の大型動物向けの物はカプサイシン濃度も濃く、液性が油性、一方、防犯用は前者より薄く、水性との事。万が一目に入った場合、油性だと水で洗い流すことが出来ないので噴射する人もかなり注意しないといけないらしいです。本州のツキノワグマあたりなら防犯用でも(無いよりはあった方が)良いと思います。
あと、スタンガンで戦ったらどうかなぁと検索してみたら、イノシシに使っている映像が見つかりましたが、全く歯が立たなかったようでした。野生動物恐るべしです。あれを見てから、ストックで反撃したくらいでは、逆に手負いの何とかで、危険度が増しそうな気がしました。

#かなり昔に山用品店で買った小型の(防犯用の)カプサイシンスプレーは持っていますが、試用期限切れで、どう廃棄しようか思案中…。
お礼 
ta ht81s様
こんにちは 
情報&アドバイス 
ありがとうございます
回答2016年05月24日 23:01 (2016年05月25日 09:16更新)
結論から言いますと、熊の目撃事例があるような山域であれば携行したほうがいいと思います。

至近距離から突然襲われるような事例は意外と少なく、出会い頭でも多くは少し離れた距離で遭遇したり、熊の警告する唸り声で接近に気付いたりする場合が多いのですが、その際、熊除けスプレーやナタを携行していると、こちらもある程度冷静になることができるものです。
逆に何も持っていないと遭遇時に慌ててしまい、不用意に熊を刺激して襲われてしまう可能性が高くなります。

また、熊は鼻がいいため、こちらが風上であればある程度の距離があっても、スプレーのからし成分を嫌って離れていきます。あと、蚊取り線香の匂いも熊は嫌いますので、防虫目的と合わせて山行で活用できます。

いずれにせよ、熊に遭遇した場合は慌てないことです。
熊は用心深いですが、人を怖れているわけではありません。中には熊鈴を無視するような個体もおり、それも珍しいわけではないのです。
心理的な効果も含め、いざという時に慌てないためにも、スプレーやナタなどの対抗策を用意しておいたほうが良いと思います。
お礼 
microlight様
アドバイスありがとうございました
回答2016年05月24日 20:45 (2016年05月25日 09:15更新)
自分も熊スプレーの有効性について調べてみましたが、本州では不要との結論になりました。

カウンターアソールトは連続して5秒〜7秒間噴射可能で最小限界噴射距離は約9メートル。
(アウトバックのホームページより)
上記の状況を人を熊に見立てて試してください。スプレーなんて扱えないでしょう。
襲われる状況は3つあると思います。
1、背後から襲われた
2、逃げて背中から襲われた
3、ばったり出会って襲われた
熊スプレーを使う暇なんてありません。
鉈の一本でも持っていたほうが、闘う気力が熊に伝わると思います。
熊の気配を察知する能力か熊が気が付いていないうちに熊を見つける力がないと熊スプレーの有る無しにかかわらず危険だと思います。

本州の熊について知りたいようであれば下記の本を読むと良いかもしれません。
熊を殺すと雨が降る 遠藤ケイ 筑摩書房
モリさんの野遊び作法 高柳 盛芳 かくま つとむ 小学館

埼玉県内の図書館なら下記のサイトで蔵書検索ができます。
埼玉県内図書館横断検索
http://cross.lib.pref.saitama.jp/
お礼 
saitama-n様
アドバイスありがとうございました
回答2016年05月24日 19:43 (2016年05月25日 09:13更新)
昨年 大菩薩峠を歩いて上日川峠から甲斐大和へ車で移動中、出発してすぐに
クマと遭遇しました。
真昼間にしかもこんなに駐車場から近い所に居るのかと、以来クマ鈴を付けたり
大きな声を出したりと音出しに励んでおります。
 ところが今月21日と22日に青森県鹿角市でタケノコ採りに入った男性が相次いでクマに襲われ死亡するという事故が起こりました、報道によるとクマ除けのために
音を出す対策を立てていたにもかかわらず事故は起こったそうです、
人の気配を感じても逃げずに襲ってくるクマが居る、正直ショックでした。
「クマの領域を人間が侵しているんだから」などと格好をつけている場合では
ありません、遭遇し不幸にも襲われた時にスプレーで退散していただくのは最後の
手段として有効だと思います、グリズリーがスプレーの一吹きで逃げ去る動画を
見たことがあります。
お礼 
daigenta様
アドバイスありがとうございました