小屋は主に（山の）管理保全用の名目で使用許可が管理者から出されていますので
行政ならびに土地を所有する企業等に利用の権限があり一般に開放されている小屋でも
登山者は二次的に貸してもらってる状態です。
（一部、山の会や学校が所有してる小屋があります）

避難小屋は緊急時に作業員が使うものなので計画に含めるものではありません。
また、近年利用者のマナー低下で無断使用を禁止する小屋が増えていますので
管理者ならびに所有者に事前連絡はしたほうがよいでしょう。

避難小屋や噴石シェルターを建ててきた立場から申し上げますと、過去に遭難や被害がありその後の登山者の安全のため緊急用に建てたものがほとんどです。最も広い意味では山小屋も登山道の整備も同じでした。以前父が山岳工事のため工事用の小屋に数人で泊まっていたところ、外で音がするので熊だと思い猟銃を構え戸を開けると、10名ほどの若い男女が吹雪の中凍えており、勝手に入ろうとしていたそうです。天候や登山情報が正確に分かるようになりましたので、病気やけがでもしないかぎり緊急とはいえません。質問に正解をご回答はできませんが、みなさんのこうした議論が必要ではないでしょうか。

２年くらい前の夏に巻機山の避難小屋に泊まりました。昼からの登山だったのでどうしても泊まことにしていました。単独だから大丈夫だろうと思ってたとおり、宿泊者は合計３名で、あとのかたはおじさん２名組でした。早い時間帯から１階の玄関周辺に広げて飲んでいました。私は２階で一人だったから貸切状態でした。ちょっとくらい飲むのだったら許せますが、わいわいがやがや宴会状態は絶対にやめてほしいです。避難小屋で非難されるような行動は慎んでもらいたい、そんな大切な小屋には文字通りの役割がありますね。役割をわかっていたら計画しても大丈夫です。

単純に勘違いです。地方自治体やその他の公共からの予算を得る為には理由が必要です。そのために理由が、登山者その他の安全の為に「避難」小屋です。本来は登山者その他の利便性を図るために建てられた物ですから、緊急時の避難のみ使用可能などというわけはありません。皆さん判っていらっしゃるのですが、一部、字面どおりの解釈で疑問を抱かれる方もいるようです。
ただ利用の仕方として、営利を追求する旅行代理店やそのたガイドなどが占有してしまうのはおかしいでしょう。他の利用者を排除するような事はあってはいけません。という事で最初から名称「避難小屋」に宿泊する計画を立てるのはなんら問題はありません。

この類の問題には、いろいろな方が十人十色のご意見を述べられます。それだけ難しい問題を孕んでいるとも言えます。以下もあくまで私の私見です。

避難小屋の目的は読んで字の如しで、急な悪天候や体調不良等により雨風を凌げる退避場所が必要となった場合に、それを提供するためのものです。

設置者や管理者などが個別のルールで禁止しているような場合を除いては、平時に（緊急事態でないときに）宿泊に利用していけないということはないでしょうが、上記の目的を阻害するような使い方は厳に慎むべきでしょう。

避難小屋である以上、本来の趣旨でそれを必要とする状況や人があれば、たとえ混雑してすし詰め状態であっても入室を拒んではなりませんし、ましてや場所取りなど、もってのほかです。

ただ、残念ながらその「もってのほか」に、私自身も何度か遭遇しています。
「場所取り」にも何度か出会いましたし、急な悪天候で近くにあった避難小屋に退避しようとしたら「すみません〜、女の子が入っているので、男の人は遠慮していただけませんか〜」などというのも２度ほど経験しました。

まぁこんなに極端なマナー違反は珍しいかも知れませんが、要は避難小屋は本来何のためにあるのかを認識した上で、その目的をスポイルしないように使うのであれば、あとは常識的な配慮（キレイにするとか壊さないとか）ができていれば良いのではないでしょうか。