マイカーについてお考えのようなので再度書かせていただきます。私たちは猿倉の駐車場に置いて、栂池からタクシーで猿倉まで戻りました。数年前ですが５０００円強だったと思います。栂池のパノラマウェイ下にはタクシーが待っていますのですぐに捕まります。ただ、場合によっては猿倉の駐車場が混雑で入れないときもあるようです。八方の第２か第５駐車場あたりにとめてバスで猿倉へ、あるいはタクシーで猿倉へという手もあるかと思います。老婆心ながら。

私も同じ年代で夫婦で山行をしています。標準タイムの1.5倍というのもほぼ同じペース。蝶や塩見にも出かけていらっしゃるようなのである程度の経験値もあり、山行にもなれていらっしゃると拝察し、お答えいたします。
前の方がおっしゃるとおり白馬大池付近はこの時期はチングルマ、立山チングルマ、ハクサンコザクラ、タテヤマリンドウ、などが美しいはずです。先々週、大池までは行けませんでしたが白馬乗鞍岳まで日帰りピストンをしました。天狗原にもワタスゲやチングルマ、タテヤマリンドウなどが咲いていました。そこから先にはベニバナイチゴ、ミヤマダイコンソウなども。ただ、２週間違うと山は様相を変えますので花の種類も多少変わっているかもしれませんね。動物は天狗原からの登りに入ってすぐ、目の前を横切っただけですがオコジョを見かけました。何回かここに来ているのですが、ここでオコジョははじめてでした。天狗原から風吹大池に向かう途中ではオコジョが２０〜３０分ぐらい私たちの足の間をぐるぐる回ったり行ったり来たりしたことがありましたが。乗鞍岳山頂のハイマツ帯では雷鳥の姿も見ることができました。天気にもよると思いますが。栂池パノラマウェイは今週土曜日から６：３０始発と早くなるので、できるだけ早い時間に上がった方がよいと思います。欲を言えば始発に乗りたいところですが７：３０頃にのれば昼過ぎには大池に着き、その後、付近の散策もよし、小蓮華あたりまで足を伸ばして戻ってくるのもよいかと思います。天狗原〜乗鞍岳には雪田があり、それを越えますが、今年は極端に雪が少なく、8月中旬ごろのような状態で、１００ｍほど雪の上を歩くぐらいです。なれていれば登りも下りも軽アイゼンなしで可能ですが、安全のためには下りだけ装着した方がよいかもしれません。
　純粋に花を見にいくなら、ゆっくりとパノラマウェイで上がり、自然園の中を散策、山荘かヒュッテで一泊し、早朝、まだゴンドラが動く前の静かな時に再び散策というのも魅力です。
　白馬岳への登頂をお考えでしたら、猿倉から大雪渓を越えて登られるとよいと思います。雪渓〜頂上山荘までの登りは結構きついですが、お花畑が見事です。ハクサンフウロ、ミヤマキンバイ、シナノキンバイ、ウルップソウ、ミヤマオダマキ、イワギキョウ、チシマギキョウなどたくさんの花が咲いているので、それを愛でながらゆっくり登るとよいと思います。
　ただ、私が白馬岳へ出かけるときは、いつも午後から登り白馬尻で一泊(テン泊)、雪のゆるむ前の朝５：００ごろから雪渓にとりつき、頂上小屋でテン泊、大池まで縦走し、そこでテン泊と余裕を持って三泊の計画で出かけますので一泊だとどのような日程になるのかは分かりません。(三泊だとかなり余裕があるので、ゆっくりと散策し花々を愛でることができます。)朝早く雪渓にとりつくので、雪渓の渋滞もありません。渋滞すると時間を取られることもあると思います。大池からの縦走で白馬山頂を経て雪渓を下るコースもありますが、私としては疲れて雪渓を下る危険を考えると雪渓からとりつくコースを選択しています。
　白馬岳登頂にこだわらなければ、八方池山荘で一泊し、八方池で夕陽を見て朝再び日の出を見て下山というコースも、ゴンドラが動かない時間帯なので静かですし、花もかなりたくさん見られます。また、猿倉から白馬鑓温泉へ登り、一泊というコースも花々が美しいですし、日本で最も高いところの温泉というのも魅力です。が、登りは結構きついです。(私は白馬から三山を縦走し鑓温泉をへて猿倉へ降りるコースでしたが）
　いずれにしてもこの時期白馬岳周辺は色々な花が咲いていますし美しいと思います。
　長文になりましたが、同じ年代、同じような山行をなさているということで少し親近感がわいてしまいくどくどと書いてしまいました。申し訳ございません。安全で楽しい山行になるように御祈念もうしあげます。　

植物なら白馬大池付近が凄いですね！　で栂池側がいいかと思います．