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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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緊急度 3装備
10月初旬の涸沢ツエルト泊は無謀ですか?
質問2016年08月14日 11:45 (2016年08月15日 18:41更新)
涸沢の紅葉を見に行こうと思ってます。
10月初旬は山小屋もいっぱいなので、キャンプしようと思いますが、テントを持っていません、購入するほどの予算がないのでツエルトで代用したいのですが無謀な考えでしょうか?
私の山経験は3年ほどで涸沢は初めての挑戦です。
今まで北アルプスは燕岳、常念岳、蝶ケ岳、針ノ木岳、蓮華岳などで、1度だけキャンプの経験はありますが山小屋泊です。
経験された方がいましたら、ご指導お願いします。
回答2016年08月14日 23:33 (2016年08月15日 18:41更新)
基本的に10月は初旬でも雪対応の装備が必要な時期です。冬山装備は持っていますか。それなのに幕営装備もないからツエルトで代用しようというのは無謀です。一回だけのキャンプで経験外の降雪まで対応出来る自信がありますか。どうすればいいか何も知らないでしょう。素直に諦め営業小屋利用の宿泊にして下さい。ツエルトを使えるのはそれなりの実力のある人だけです。当然ドーム型テントなど楽勝、雪が降ってきても、しょーがねーナー、ま、三段紅葉になってラッキーか位にうそぶける人たちです。私はあまり手順を追って段階的に学び経験を積んでとか言わないのですが、最近の安全に対しての最悪の状況にどう対応するかを無視して、楽観的な希望的享楽的夢想、いや予想が蔓延る事を危惧しています。他の積極的利用の回答者さまたちの能力で使えても使用可能かどうか尋ねる、使う能力のない貴方には仕えません。
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率直なご意見ありがとうございます。
ご指摘の通りの素人です。
まずは山小屋泊で身をもって状況を把握してからチャレンジしたいと思います。
回答2016年08月14日 21:33 (2016年08月15日 18:41更新)
こんにちは、ツエルト積極利用派のオヤジです。
私は無謀な考えだとは思いません。理由や注意点等を少しだけ述べさせていただきます。
ツエルトを積極的に利用したほうが、軽くて嵩が無いので山行の幅が広がります。
冬季でもツエルトのほうがいい場合もあります。ちなみに私は単独で1月の西穂〜奥穂、や5月の北鎌尾根などはツエルト+雪洞でした(自慢話ではありません、これで結構快適でした)。

【支柱をどうするか】
涸沢は立木がないので、ツエルトだと支柱をどうするかです。Wストックでハイクしてる方ならそれを利用できますが、ストックを使わない方だと支柱に替わるものが必要です。ツエルトで快適に過ごすには自立式のドーム型と違い、知恵を働かせないと難しい面もあります。

【既にお二方からのご指摘があるように】
室内スペースと結露(霜)、そして側壁に張り綱を引けないタイプだと、そよ風でも布がはためいたりするので、もし炊事をツエルト内で行う場合はかなり注意が必要です。

私もモンベルの#3だけだと寒いと思います。ダウンの服、もしシュラフカバーがあればそれも持参したほうがいいとお思います。

【傘】
もし、支柱を使わないでツエルトに包まって寝る場合を想定するなら、折りたたみの傘をツエルト内で使用しすれば、胸もとから上は結露(霜)した布に顔を叩かれないで済みます。

露営は自立式のドーム型から始めたほうがいいという意見もあるかと思いますが、場所を選んでツエルトから始める、或いはツエルトをテントの代用(時にはタープのようにして使用するとか)として使用すれば(ドーム式オンリーより)露営技術が上がると思います。

当初から風が強い予報の時はやめた方がいいです。強風下でのツエルト設営は(単独だと)ホント難しいです。

こちらは側壁に張り綱を引けるタイプのツエルトで、昨年の12月1日に南アの笊ヶ岳に登った時の写真です。参考までに。
http://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/77/774184/0f7820a70c83528d22175cb13cf50ca8.jpg
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mtkenさん
とても参考になりました。
しかし未熟な私にはまだ早いようです。
もう少し経験を積み、将来は冬山にもチャレンジしてみたいです。
ありがとうございました。
回答2016年08月14日 21:01 (2016年08月15日 18:41更新)
 ツェルトと昔の三角テントは、機能、構造ともにほとんど同じです。
 今は素材が良い分、今のツェルトは昔の三角テントに比べて
格段に優れています。
 昔の涸沢は、三角テントばかりでした。
 ですから、ツェルトで問題はないと思います。
 もっとも、狭いとなにかと不便ですから、今から買うなら
2−3人用をおすすめします。
 要は、用具の特性を理解して使いこなせるかどうかだと思います。
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takaranokiさん
私もツエルト講習会等で自分なりの勉強は積んだつもりでしたが、なにせ経験がありません。
今回は山小屋泊で現場を自分で確かめてからチャレンジしたいと思います。
ありがとうございました。
回答2016年08月14日 17:56 (2016年08月15日 18:41更新)
synkouさん、はじめまして

最近、軽量さと設営、撤収の手軽さでツェルトを積極的に利用しています。

夏場以外は、シュラフ(モンベルのダウン#3)とシュラフカバー、念のための防寒でダウンジャケットを組み合わせて使っています。
但し室内スペースと結露の問題で、食事はテントの外ですることになると思いますので、特に朝食時の寒さ対策も考えた方がいいと思います。(結局ダウンで防寒対策をすることになるのですが)

また自分の場合、事前に天候が良いと分かった時のみ利用するようにしています。
雨と強風の時にツェルトで快適に過ごすのは難しいと思います。

代わりに天気が良ければ、夜中に目を覚ました時に、入口を開けてシュラフにくるまったままツェルトから頭を出せば満点の星空を楽しむことができますよ。
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ARAQさん
自分のような装備でも行ける人はいけるということが分かりました。
しかしながら、単独でこの時期の山はまだ難しいということが分かりました。
もう少し、経験を積んでからにします。
ありがとうございました。
回答2016年08月14日 14:06 (2016年08月15日 18:41更新)
こんにちは
一昨年の9月末に涸沢でテントで連泊しました。自分のテントでのんびり紅葉見物はいいですね。
朝はかなり冷えました。シュラフはモンベルの#3しか持っていないので、これにダウンのジャケットとパンツを着て寝てました。
私はテントでしたが、少数ですがツエルトの方もいたような気がします。涸沢だけなら天気が良ければツエルトでも問題ないと思いますが、寒さ対策だけは充分すぎるほど必要です。10月初旬だと霜とか初氷とか。ツエルトだとシュラフカバーもあったほうがいいかと思います。
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早々のアドバイスありがとうございます。
私のシュラフもモンベル#3なので寒さの感じが具体的に理解できました。
天候だけ気にすれば、無理な範囲ではないということですね!
シュラフカバーが必須ということも理解できました。
アドバイスを参考に無理のない計画を立てたいと思います。