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H28年5月4日~5日 21歳男 北アルプス裏銀座で遭難、目撃者求む
質問2016年09月04日 10:01 (2021年09月24日 00:28更新)
遭難した男性の母です。
 平成28年5月4〜5日の登山中に行方不明になりました。

 タクシーで北アルプスの高瀬ダム登山口に行き、裏銀座コース(烏帽子岳、真砂岳、水晶岳、三俣蓮華岳)から上高地方面に向かいました。
   
3日に高瀬ダムより烏帽子小屋に登り、4日10時に友人にLAINを送っており、最後の携帯記録(息子が発信したわけではなく、電波をキッャチしたということでした)は5日9時であった。最近になって、登山口で息子と会話したという、目撃情報が入りました。誰とも出会っていなかったと思っていたので、大変嬉しく感謝でいっぱいです。目撃者が出たことより、高瀬ダムの運行記録を調べた所、連休中はたくさんの方が山のに入られていたということが分かりました。4日〜5日の稜線は風速20m/s前後あり、途中でコースを変更して、竹村新道に降りた方がいらっしゃたのではと思っております。4日〜5日に真砂岳、水晶岳、三俣蓮華岳の稜線を歩いていた方を探しております。単独登山で、上下黒色ヤッケ、赤いリュック、173cmの細身の若い男性に出会いませんでしたか?少しでも情報があれば、事故がおこった場所が特定でき、次の捜査ができるかもと思っております。

 警察の方にはチラシを各小屋に貼ってもらい、今でも気にかけて頂いております。タクシー会社さんも大変お世話になり、また、九州ピナクル山の会さんには、何回も山に入り捜索していただいておりますが、未だ見つかっておりません。山岳救助機構の方にはこのサイトへの投稿を教えていただきました。大変ご迷惑をおかけし、本当に色々と皆様の知恵をお借りして、息子の場所を探しております。
 初冠雪があるまで、後1ヶ月しかありません。何卒お力をお貸しくださいませ
回答2020年11月06日 03:26
尾根上で出会った方は全て単独でした。
ただ、烏帽子小屋で泊まっている可能性もあるのではないかと思っています。
その当時の翌日の天気のことはわからないのですが、もし翌日の天気が悪いことが事前にわかっていたら、烏帽子小屋に荷物を置いて烏帽子岳や野口五郎岳をピストンして下山しているかもしれません。
あまり参考になる情報がなくすいません。
なんとか良い方向に進むように願っています。
回答2020年10月08日 10:47 (2020年10月23日 01:11更新)
回答が遅くなりすいません。
過去の写真の時間を確認したところ、ブナ立尾根は5時に下山を開始して、6時半頃に濁沢にかかる橋についています。

尾根上では上部で2人ほど出会いましたが、その方以外には濁沢までは人に出会っていません。

高瀬ダムに通じるトンネルの手前に濁川キャンプ場(跡地)があるのですが、ここで確か登山の準備をしている人がいた記憶があります。

ただ、一人だったのか、二人組だったのかうる覚えです、すいません。。

水晶小屋から真砂岳の間については、水晶小屋から2734m地点までの下りが急だったのと雪が腐っていたので東沢谷の方をトラバースしました。

参考になる情報がなくすいません。
また何かお聞きしたいことがあればご質問ください。
お礼 
昔の記憶をたどって思い出して頂き、恐縮しております。

「尾根上では上部で2人ほど出会いました」という大変貴重な情報を、ありがとうございます。
教えて欲しいのですが、2人は別々の単独登山者でしたでしょうか?それとも二人組でしたでしょうか?
その方が登山届を出されていたら、その方にたどり着くかもしれません。(警察に聞いてみます)

朝のその時間帯にブナ立て上部で出会っているのなら、烏帽子小屋にはテントは張られていないので、野口小屋又はそれ以上は進まれていると想像します。

その方がどこに泊まったか是非、知りたいのです。(息子と一緒に避難小屋に泊まったかも!)

色々と情報をありがとうございます。
息子の山行にたどり着く目撃者情報 ちょっとしたことでいいので、また、思い出したら
よろしくお願いいたします。
回答2020年09月11日 21:46 (2020年09月24日 00:14更新)
初めまして、山岳遭難捜索ネットワークからこちらの情報をいただきましてご連絡させていただきました。

2016年5/3にブナ立て尾根を下降しました。
何人か人とすれ違いましたが、あいさつ程度で会話をした方はいません。
ただ、息子さんと一部同じコースを歩いているので、参考になればと思い情報提供させていただきます。

私は4/29〜5/3の行程で
神村新道〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜水晶岳往復〜野口五郎岳〜ブナ立て尾根経由高瀬ダム
のルートを歩きました。

その際、三俣蓮華岳では悪天候でホワイトアウトになり、コンパスと地形図を頼りに山頂から三俣山荘におりました。
5/5日の山の天候は分かりませんが、もし荒れていたら三俣蓮華岳の山頂付近はとても迷いやすく、山頂で迷うと雪庇を踏み抜いて滑落する危険があります。

また、水晶岳では、一部雪壁があり、上りはいけますが、下りは単独でロープなしで下るには少し危険を伴います。
実際すれ違った学生パーティーはロープを使って下っていました。
ここも滑落の危険があります。

また、水晶小屋から真砂岳までの稜線は、雪が腐っていて、早朝を過ぎると急な尾根のトラバースは雪崩の危険を感じました。
特にワリモ沢側は急峻でしたので、こちら側のトラバースは慎重に歩きました。

当時の記録はブログでまとめていますので、参考になるかは分かりませんがURLを掲載します。
https://blog.goo.ne.jp/ryuzo1025/e/d109b90aba20175bf0505d232cceeb54/?st=1

何か気になることなどございましたらご連絡ください。
お礼 
情報ありがとうございます。 
今年捜索して頂いた方がryuzo1025さんのブログを見つけられて、連絡して頂きました。

息子は七倉山荘前をタクシーで始発の6時30分に出発して、6時45分にはダムに着いています。これば、別のタクシーに乗られていた2人組の方からの証言です。 
ryuzo1025さんが5時に烏帽子小屋から下山して、ダムに6時50分であれば、トンネルの中〜濁沢の登山口の間で出会った可能性がある思います。
ryuzo1025さんが何人か人とすれ違いって、あいさつ程度した場所はどのあたりでしたか?
ダムへ行くゲートが空く時間は6時30分からなので、烏帽子小屋から七倉ダムまでの間に出会った人は少なかったのでは…(タクシーを使わず登られた方もいると思いますが)
あの5月3日は、これから天気が悪くなると解っていたので、下山される方が多かったと聞いています。ダムの近くで赤色ザックを背負った単独登山の息子と男性2人組に覚えがありませんか?
4年前の事なので記憶がはっきりしないことは重々察します。が、何か記憶のかけらがありませんでしょうか?

それと、水晶小屋から真砂岳までの稜線は、雪が腐っていて、早朝を過ぎると急な尾根のトラバースは雪崩の危険を感じました。
特にワリモ沢側は急峻でしたので、こちら側のトラバースは慎重に歩きました。
と書かれてあるのですが、どのあたりでワリモ沢側をトラバースされたのでしょうか?
ワリモ沢側で滑落した可能性が高いと思っていたので、お手数ですが、思い出せたら教えて下さいませ。よろしくお願い致します。

また、お礼の文面が、途中で切れていて、済みませんでした。ちゃんと送ったつもりでしたが…
回答2016年09月11日 13:53 (2021年09月24日 00:28更新)
はじめまして。
チラシ拝見しております。

情報提供が無く申し訳無いのですが、山行計画を開示してはどうでしょうか。
小屋泊かテント泊かもわからないので、目的地の憶測も立てられません。
宿泊形態によって装備も異なるためすれ違った際の印象も変わります。

また計画上どれくらいのスピードで歩けるかも見れますので、その通りに歩けないにしても参考程度にはなります。

よろしくお願い致します
お礼 
お返事ありがとうございました。

3泊4日でコース名は裏銀座コースから槍ヶ岳、スタートは高瀬ダムでゴールは上高地と思われます。5月は小屋はまだ営業しておらず、テント泊の予定(テントは持っていた)だったと思われます。

5月3日、高瀬ダムよりブナ立尾根を登り始めた時、登山口でAさん達(目撃者)と一緒になった。しかし、息子は先行して歩き、その後会うことはなかったそうです。Aさん達は3日は烏帽子小屋にテント泊され、4日は野口五郎小屋に泊まり、5日は天候悪化のため、竹村新道より下山されております。3日は烏帽子小屋付近には息子はいなく、4日の野口五郎小屋では、前日に泊まった形跡がなかったと言われたので、息子は3日は、三ッ岳か野口五郎小屋付近でテント泊をしたと思われます。息子は4日10時に友人にLAINを送っており、最後の携帯記録は5日9時であった。

4日は水晶小屋又は三俣山荘にテント泊
5日は双六小屋又は槍ヶ岳付近で泊まる予定だったと推測しております。

装備に関しては、タクシーさんもAさん達も、縦走の割にはザックが小さめだな〜と思ったそうです。

山行計画は5月3日 高瀬ダムよりブナ立尾根〜烏帽子〜三ッ岳〜野口五郎小屋
     5月4日 野口五郎小屋〜真砂岳〜水晶小屋〜ワリモ岳〜三俣山荘
     5月5日 水晶小屋〜ワリモ岳〜三俣山荘〜三俣蓮華岳〜双六小屋又は槍ヶ岳付近
     5月6日 双六小屋又は槍ヶ岳付近〜上高地
4日・5日はどこまで歩いたかはわからないので、このような感じかなと思います。

稜線で出会った方がいれば、どこまで歩いていたか どこまで元気だったかわかるし、息子の場所の範囲が狭まるので、少しの情報でも良いので、お願いいたします。

genki831には直接メールの返事はしたのですが、他の方にも読んで頂きたく、こちらにも書きました。

2021年9月23日
つい最近、息子の足取りが解ってきました。
ヤマレコではなく、ヤマップを利用していたみたいで、5月3日のログが解りました。
5月3日 野口五郎小屋に宿泊、5月4日のログは保存していなかったのか 記録されていませんでした。しかし、5月5日の8時32分にヤマップへの最終ログインが確認されました。
それで、5月4日に三俣山荘か双六小屋のどちらかに宿泊したと思われます。
ただ今、探しています。
何かわかれば、よろしくお願いいたします。