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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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貼るカイロ スマホに張るの有り?
質問2017年12月20日 20:00 (2017年12月28日 06:26更新)
2年位前から、GPSをガーミンからスマホに変更しました。ガーミンとスマホではいろいろ違う点があると思いますが、スマホは低温に弱いですよね。

−10度数度程度の環境でも風が強ければ、アウターのポケットでは低温にさらされ、あっという間にバッテリー残量が激減し、気がつくと電源が落ちていたなんて事ありますよね。そんな間抜け、あなたしかいないなんて言わないで下さい(^-^*)

これを避けるには、体に近いインナー付近の胸ポケットに入れればいいですが、強風、低温のなか、インナー付近のポケットからスマホだすの寒いじゃないですか。吹雪なら雪が入るし、なおさらです。

そこで、質問です。貼るカイロ スマホに張るの有りですか?
あまり聞いたことないですが効果あるんですか?

ちなみに、当方、貼るカイロは山でも下界でも使ったことも触ったこともありませんでし。先日、知人に貼るカイロ頂き、貼るカイロ スマホに張ったらどうなるか疑問に思いました。

冷凍庫で試そうと思ったんです。でももし効果がなく、−20度になったスマホを常温に戻した時(ゆっくり戻しても)、内部が結露して壊れるのではないかと思い、怖くてできませんでした。

頂いた貼るカイロ、今、500mlのペストボトルを冷凍庫に入れて試してます。1個は何もしてない、もう1個には貼るカイロを張りました。

宜しくお願いします。
回答2017年12月21日 18:22 (2017年12月28日 06:26更新)
こんにちは。
携帯に貼るカイトを貼っています!

iPhone6を使っていますが、防塵・防水カバーをしたその上からカイロを貼っています。
山行中は、サコッシュに入れて歩いていますが、特に高温になることもないと思います。
今まで特に問題も起きていません。

2月の木曽駒ヶ岳で事故があった際、その場に5人居て私以外の方の携帯は電源落ちていましたが普通に使え警察に通報する事が出来ました。

ご参考までに。
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お礼 
こんばんわ。

おお!貼ってましたか!
つい貼りたくなる大きさ、重さですよね。
一般的な冬山なら(気温差はあるでしょうけど)決して高温にはならないと言うことが、今までの回答を見て分かりました。

それにしてもすごい体験でしたね!5人居てpiccolosakiさん以外の携帯は電源落がちてたなんて。
普通に使えたのはカイロのおかげと言えるでしょうね。

いままで使ったことのないカイロですが、冬山に1つ持って行く価値ありですね。


ご回答有り難うございました。
回答2017年12月21日 14:48 (2017年12月28日 06:26更新)
こんにちは、ジオグラフィカという登山用のアプリを作ってるものです。
以前書いた記事が紹介されていますが、長いので要点だけ。

・スマホ全般が寒さに弱いわけではありません。
・Androidの防水機種なら-20℃でも普通に動きます。
・HUAWEIのスマホはAndroidの中では低温に弱めです。XPERIAやarrowsは強いです。

・iPhoneは寒さに弱いですが、iPhone7から防水になった影響か寒さに強くなった感じで、-15℃程度なら普通に使えました。
・iPhoneは冷えた状態で写真の連写や高負荷の処理を行うと、電圧が一瞬下がってシャットダウンします。
・iPhoneは冬山で写真を撮るときは連写せずに間をあけてください。

・冬山ではスマホの落下防止と、懐に入れたときに取り出しやすいように首掛けのストラップが便利です。ストラップに短めのタッチペンをぶら下げておくと手袋をしたまま使えます。
・使う時はストラップを引っ張って出して、しまう時は懐に放り込みます。いちいちポケットには入れていません。

こんな感じで使って、昨シーズンは最も寒くて-15℃くらいでしたが、iPhone7もAndroidの各機種もシャットダウンまではしませんでした。

ジオグラフィカは冬山でスマホを取り出さなくてもいいように音声機能が充実しています。なので、そんなに頻繁に操作しなかったということもあるでしょうけど。

使い捨てカイロは使ったことがありませんが、高温になりすぎても不具合が出るので注意が必要かなと思います。
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お礼 
こんばんは。

スマホはどの程度低温に弱いのか実験!
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1497
昨日は回答の欄に勝手にリンク張らせていただきました。今日も張らせていただきました(^_^)

じっくり読ませていただきました。

スマホが落ちた時、風は強かったんですが、え!この程度の温度(−7〜8度)でも落ちることあるのとその時思いました。この時は山旅ロガーゴールドというGPSアプリでログを取っていたので、今にして思えば、それも一因だったかなと思いました。

首掛けのストラップは良いですね。私は冬山以外では腰ストラップのズボンのサイドポケット派なんです。冬山用のオーバーズボンの時はズボンにポケットがないので、アウターのポケットなんです。首掛けのストラップにして、しまう時は懐に放り込む、これ良いです!短めのタッチペン共々次回是非試してみます。

ご回答有り難うございました。
回答2017年12月21日 13:01 (2017年12月28日 06:26更新)
こんにちは。
実際にやってみたことはないのですが、同じ事を考えていました。

使い捨てのカイロは発熱量が少ないために低温下に於いては対象物(温めようとする物)が冷たくなって行く時に奪われる熱量のほうが遥かに多いために対象物の温度を上昇させる能力はないです。
これは対象物の重量とも比例しますので、軽い物であれば(例えば1gとか)温度を上昇させることが出来るでしょうが使い捨てカイロの重さ以上の物では奪われていく熱量のほうが遥かに多くなるために対象物の温度を上昇させることは出来ません。
表面温度(何も触れていない面)は50℃になっても接触温度(物に触れている温度)は対象物の温度に近くなってしまいます。

と言っても、多少の熱量は対象物に移動しますので全く効果がないとは思えません。
shige3776さんの試されたように外部の冷気をなるべく遮断するようにタオルやフリースなどで包んでやれば接触面部分以外の発熱量も利用できるかと思います。(包まれた中の温度が上昇)
da-na-sukeさんの書かれてるように酸素が必要ですからビニール袋で完全密封はダメですけど。

蛇足ですけど、それでは使い捨てカイロはなぜ温かいのか?

使い捨てカイロは人間の接触している面に常に熱量を奪われます。
しかし、人間は自分自身も発熱していますのでこの接触面においては”人間自身の発熱量+使い捨てカイロの発熱量”となり接触面の温度は常に高くなるために暖かく感じます。
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お礼 
こんばんわ。

同じ事を考えていたにもかかわらず、実際に行動せず、頭の中でシミュレーションできちゃう所がすごいですね、私とは頭の中身が違いますね。

”カイロの重さ以上の物では奪われていく熱量のほうが遥かに多く”なるほど、確かにスマホの方がカイロより重いですからね。

なぜあんなモノが肌に直接貼ると暖かく感じるのが分かりました。
500mlの常温のペットボトルに貼ってもカイロ自体さほど暖かくならなかったので、疑問でした。

要するにカイロと頭は使い方次第と言うことですか(^_^)

ご回答有り難うございました。
回答2017年12月21日 00:40 (2017年12月28日 06:26更新)
自己回答です。
ヤマレコで見つけました。

スマホはどの程度低温に弱いのか実験!
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1497
ジオグラフィカ開発者です。
後日じっくり読みます。

da-na-sukeさんへのお礼も、今日の夜になります。スミマセン。
回答2017年12月21日 00:14 (2017年12月28日 06:26更新)
mtkenさん、こんばんは。
すみません、以下いろいろ前フリが多いです(^^;)

【充電池について】
スマホのバッテリー、すなわち繰り返し使用可能な充電池は、低温になっても実際のバッテリーの残量が減少するわけではありません。

電池はその名のとおり、電気を貯める池であり、池Aから池Bに電気が移動するということが、A→Bの場合が充電であれば、B→Aの場合が放電(電気を使う)となります。
低温になると、この電気の移動が一気に進む(残量がなくなる)ということではなく、A⇔B間の電気の移動が極端にしにくくなる、ということになります。

ただ、残量がなくなること(移動がほぼ終了すること)と、移動がしにくくなること、というのは結局電気の流れの勢いが弱くなるということで一致しており、バッテリー残量というのは、この電気の流れの勢いを見ているだけなので、見かけ(表示)上は、バッテリー残量が激減した(ように見える)ということになります。暖めれば復活する、というのは、滞っていた流れがまた良くなる(勢いが復活する)からです。

【厳冬期のホッカイロについて】
ホッカイロを冷凍庫に入れると、ホッカイロの発熱反応に必要な水分が凍ってしまいますので、カイロの反応が見かけ上、止まります。なので、"貼る"とか"ミニ"とかとは関係なく、カイロは冷凍庫では役立たずです。

同じように厳冬期の山で、水が凍るような環境・状態でカイロはうまく機能しません。アウターのポケットでそれなりに外気(冷気)を遮断されていて、カイロの自前の発熱によって自分で必要な水分が凍りさえしなければ、機能し続けてくれるはずです。

ただし、ホッカイロが機能するためには酸素も必要です。なので、空気の移動が全く遮断されるような袋等にいれてしまうと、今度は酸素不足でホッカイロが機能しなくなります。

【結論と注意点】
ホッカイロがきちんと機能するように、スマホとホッカイロを共に極端な低温にさらさない、かつそれなりに空気の移動があるような状態で、暖めながらスマホを機能させる、というのは有効といえます。が、このとき温度の上がりすぎには十分注意してください。

充電池の使用温度範囲外での使用(低温&高温×充電&放電の全組み合わせ)は、安全上お薦めできません(それぞれの理由は割愛します)。今までにいろいろ事故(液漏れ、破裂、発火等)が起きていますので、現在の機器ほとんどは、基本的に温度を検知する保護回路が入っており、それが働いてくれている限りは、めったやたらなことで事故は起きないはずですが、極端な温度環境によって、それらの保護回路が壊れる可能性も否定できません。このときメーカーは、ちゃんと明記してある使用温度範囲で使っていない、という理由で、物損・人身ともに保障してくれない可能性は大です。そういうトラブル自体も企業としてはイメージダウンでイヤなので、製品の安全性(特にこれまでトラブルが多い充電地関係)には万全を期しているはずですが・・・

あくまで自己責任で、ということをお忘れなく、安全で楽しい登山をしていただければと思います。良い山行を〜(^^)/♪
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da-na-sukeさん、こんばんは。

充電池については、なんとなくですが分かりました。

カイロの発熱のメカニズムについては良く分かりました。
なるほどカイロの水が凍ると発熱が停止するんですね。

とりあえず酸素はおいといて、カイロの水が凍らない環境下なら使えそうですね。
特性を理解して使えば、いろいろと使えそうです。

充電池の使用温度範囲外での使用、特に高温はなんとなく怖いですね。充電池の発火は注意喚起されてますからね。

今年、スマホを浸水で壊し、春に防水スマホを購入したばかりなので、あまり無茶しないで大事に使います(^_^)

ご回答有り難うございました。
回答2017年12月20日 23:45 (2017年12月28日 06:26更新)
こんばんは。

カイロを貼ってザックの雨蓋に入れて使いましたが、手で触っても温まってるのかどうか?体感できる温かさは維持できません。そこで防寒の袋に入れて二重にして試しましたが、やはり手で触って温かいと感じる温度は維持できませんでした。ただ、氷の板の様に冷たく感じないので一定の効果はあるのだと思います。

下山後にカイロをはがし忘れると熱でノリが強粘着になりガッツリひっついて剥がれなくなりますので注意です。剥がした後にノリが残りベタベタになります。かなり温まってますが高温で電源が落ちた事はありません。

アンドロイドですが八ヶ岳くらいの寒さなら電源が落ちた事はありません。マイナス10度でもゲームとか大きな負荷をかけると簡単に落ちます。iPhoneは寒さに弱いみたいと言われてたけど8以降はどうなのでしょう?

スマホの温度を保つにはカイロより体温を使うのが無難なんだと思います。
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こんばんは。

試されたんですね!やっぱりいるんですね。

何年か前、先代のアンドロイドスマホを冷凍庫に入れ十分冷えたところで、取り出しました。
その時は電源は落ちてませんでした。残量の記憶が曖昧ですが、残量は常温保存より悪かった印象でした。その後、南アルプスのテント泊でテント内(−15度)で放置していたら、翌朝、残量が20%(常温なら60%位の所)になっていたので、暖めながら充電しました。

4月に購入したスマホは先代のスマホより、明らかに低温に弱いです。
先ほど冷凍庫に入れたペットボトルは4時間ほど経過しました。カイロ貼ってない方は90%凍結、貼った方は80%の凍結状態です。

>やはり手で触って温かいと感じる温度は維持できませんでした。
やはり、−20度ではペットボトルの凍結を僅かに遅らせることしかできないのと同様に、スマホを暖かく維持できないと言うことが納得できました。

カイロはスマホに貼らずに、外ポケットに入れ、そこにスマホを入れて試してみます。
>ノリが残りベタベタになります。
これは予想してました。やはり熱くなるとベタベタになりましたか!

確かに体温を使うのが無難なんですけどね、GPSとか見るので頻繁に出し入れするんですよ。
それで、アウターのポケットに入れたままで使えないかと思ってカイロを思いつきました。

スマホはこれです。kc-s301
http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/consumer/lineup/kc-s301/

貴重な体験とご回答有り難うございました。
回答2017年12月20日 20:50 (2017年12月28日 06:26更新)
こんばんわ
面白い発想ですね

ちょっとググってみたところ、バッテリーを復活させるのに35℃以内の温度に暖めるのが有効と書かれているサイトもありました

スマホでは試したことはないですが雪山ハイキング(気温−10℃ほど)で、低温で電源が落ちたコンデジがカイロで暖めることで使えるようになった経験はあります

高温になりすぎなければ効果があるような気がしますね
ただカイロの発熱温度は50〜60℃以上のようなので、直接貼るのは危険なような気がします
http://senkokugoshochi.com/disposablekairo-temperature-contents

余談ですがヤマノートを検索したところ、keizi666さんが書かれた「雪山でスマホを使う場合の傾向と対策」という記載を見つけました
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1423

質問の答えになっていませんがご参考まで
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お礼 
air_4224さん、今晩わ。

ご指摘の2サイト今見てきました。keizi666さんのは最近読んだ記憶があります。

私のは京セラのAndroidで、今年の4月に2年型落ちの防水機能付を低価格で購入しました。
このスマホは以前使用していたモノより低温に弱く、−10度程度で電眼が落ちました、ただし猛烈な風で20〜30m吹いてました。その時はゴアの雨カッパの外ポケットに入れてました。森林限界手前で見たときには80%位の残でした。森林限界にでて1〜2時間で電源が落ちていたので、充電器に繋ぎONにしたら残が3%でした。その後インナーの胸ポケットに充電器ごと入れ充電しながらログを取りました。

ご指摘の通り、カイロの発熱温度は50〜60℃と書かれていたので、直接貼るとスマホが高温になり危険かと思いました。

しかしこれは、常温(20度)環境下でのテスト結果のようですね。
今、冷凍庫を見たら、500mlのペットボトルはどちらも凍結を始めていました。カイロを張った方も凍結を始めていたんです。まだ1時間強しか経っていません。カイロを触ると少し温いですが、凍結を大幅に遅らせるほどの効果はないようです。もうしばらく様子を見ます。さすがに貼るカイロ(貼る ロッテ ホカロン ミニ)ではペットボトルの凍結防止には効果薄のようです。

外気温が−10度程度以下でアウターのポケットなら「貼る ロッテ ホカロン ミニ」をスマホに貼っても、スマホが50〜60℃にはならないで感じですね。もし高温になるのが怖いなら、アウターのポケットにカイロを入れ(または貼り)そこにスマホを入れるだけにしておけば、少なくとも高温にはならない感じがします。

しばらく本格的な冬山に行けませんが、行ったときには試してみます。

貴重で有益な情報、回答有り難うございました。大変参考になりました。