30年前西岳・殺生で働いていました
西岳からでしたら、東鎌を肩の小屋までゆっくり歩けると思いますので、穂先アタック後宿泊と成らないと、上高地までかなりきつくなります。
肩の小屋であれば混雑は覚悟ですが朝夕共にみられる景色が素晴らしいです。
大槍は、こじんまりした小屋でワイン付きの料理が評判だったと思います。
殺生は超悪天候で無い限り、布団１枚に一人で広々したスペースの蚕棚で、数十年変わらない昔の面影が残る小屋で、どちらかと言うと静かにゆったりとした時間を楽しめます。ご来光は、小屋の裏手を約数分から10分で、東鎌尾根の大槍の少し上で見られます。
東鎌尾根の通称窓にある三段梯子から繋がる細い部分は気を付けて、楽しんできてください。

一昨年の夏、ヒュッテ大槍に宿泊しました。食事が美味しかったです。
こぢんまりしていて快適でした。
宿泊当日に荷物を置いたあとの登頂も検討したのですが、ガスってきたのでやめました。
翌朝、ご来光を見たあとに朝食、6時前に出発。それから登頂しました。
登山道も空いていて、山頂でもゆっくりできました。
登頂後はひたすら下って、3時半頃上高地到着。

確かにヒュッテ大槍から肩までは、まぁまぁ距離がありますが、好天だったので
景色に見とれてあっという間でした。ご参考までに。

自分も数年前、表銀座を２泊3日で縦走した際は槍ヶ岳山荘を利用しました。
質問者様はヒュッテ大槍を好まれているようですね。
宿泊されたらいかがでしょうか。私の率直な感想を申し上げるとするならば、
ヒュッテ大槍は殺生ヒュッテや槍ヶ岳山荘と比較すると小規模で、
槍の頂上から離れている印象があります。
（尾根道を1km弱。アップダウンがあるため意外と長いです）
なので、宿泊される日の翌日にアタックを考えている場合は、
あまり適していないのではないかと思います。（翌日の下山が遅くなるため）

混雑についてですが、槍ヶ岳山荘はキャパが大きいので、あまり影響しません。
私自身、以前、お盆休みの最中に宿泊しましたが、キャパが大きく、
他の山小屋でよくある布団一枚に数人という状況は発生しませんでした。
混雑するのは当たり前なのですが、そこまで厳しいと感じたことはありません。

いずれにせよ、槍ヶ岳はすごくいい山なので、どの山小屋に泊まっても、
非常に楽しめると思います。是非とも良い山行をされてください。

このあたりの小屋はそんな変わりはないですが、
槍ヶ岳山荘の肩の小屋は、槍が目の前で景色も良いから人気はありますが
ものすごく混雑します。7月下旬でも木、金は・・・休みを取って行く方が
多く、年々混雑は激しくなると聞きました。
ローケーションのメリットがありますから・・・・
なので私は殺生ヒュッテにしています。槍ヶ岳山荘でのんびり休憩して
満足したら、下り殺生ヒュッテに泊まるります。
肩の小屋に比べれば混雑はやや緩和され空間が広いので、なんとなくのんびり
できます。人が多いと人に疲れますが・・・殺生ヒュッテは
通路も、食事スペースもややゆとりがありますね。
ここはベテランがツワモノが多く泊まってるので、面白い話も聞けます。

最終日は上高地までが長いですが、殺生まで下っているとやや近く感じて
仮に最終日に天候が悪くても、ここからなら危険な事もなく
帰れるメリットもありますね。
基本的には好みで泊まるのが良いですよ。
混んでいても、槍が目の前・・・も悪くはないし