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緊急度 3山の情報
残雪期の唐松岳
質問2019年03月23日 19:26 (2019年03月24日 21:41更新)
3月末から4月初旬の残雪期に八方池山荘から唐松岳への日帰り登山をしたいと思っているのですが、6本爪の簡易アイゼンでピッケルなしで大丈夫でしょうか?
それともGWのようにもうちょっと遅い時期のほうが良いでしょうか?
どなたかよくご存知の方からアドバイスお願いいたします。
それともGWのようにもうちょっと遅い時期のほうが良いでしょうか?
どなたかよくご存知の方からアドバイスお願いいたします。
回答2019年03月24日 16:19 (2019年03月24日 21:41更新)
唐松岳はその年の積雪量やその時の天候気温によってかなり状況が変わります。
八方池山荘あたりでグチャグチャでも丸山ケルンからはガチガチである場合もありますし
稜線を忠実にた辿れる場合もありますし、嫌らしいトラバースに会うこともあります。
山は 装備だけで安全確保でできるわけではありません。 特に八方尾根はなだらかな
尾根で過去にも道間違いの大事故が起きています。 私も過去に4月〜5月に2度ほど行って
いますが 赤旗持参で登っています。(雪の少ない年でも八方池は雪の下です) 下の樺あたりでなだらかな尾根に取り付いて
そのあとまた忠実に尾根沿いに登って行くのですが 帰りに ガスってきて
危うくというのもありました。 降雪がなければ人が沢山入る山なのでトレースは
期待できますが 降雪があるとそれも消えます。
基本的には難しくはなく、極度な技術の必要な山ではありませんが
この季節は 冬山も同居しているので 最悪に備えての装備、気構えが必要です。
八方池山荘あたりでグチャグチャでも丸山ケルンからはガチガチである場合もありますし
稜線を忠実にた辿れる場合もありますし、嫌らしいトラバースに会うこともあります。
山は 装備だけで安全確保でできるわけではありません。 特に八方尾根はなだらかな
尾根で過去にも道間違いの大事故が起きています。 私も過去に4月〜5月に2度ほど行って
いますが 赤旗持参で登っています。(雪の少ない年でも八方池は雪の下です) 下の樺あたりでなだらかな尾根に取り付いて
そのあとまた忠実に尾根沿いに登って行くのですが 帰りに ガスってきて
危うくというのもありました。 降雪がなければ人が沢山入る山なのでトレースは
期待できますが 降雪があるとそれも消えます。
基本的には難しくはなく、極度な技術の必要な山ではありませんが
この季節は 冬山も同居しているので 最悪に備えての装備、気構えが必要です。
お礼
ありがとうございます。
ちょうど今日のニュースで唐松岳で複数の遭難事故が発生していると報じていました。
甘く見てはいけない山だということですね。気を引き締めて 装備も整えてから望みたいと思います。
ちょうど今日のニュースで唐松岳で複数の遭難事故が発生していると報じていました。
甘く見てはいけない山だということですね。気を引き締めて 装備も整えてから望みたいと思います。
回答2019年03月23日 20:18 (2019年03月24日 21:40更新)
mtkenさんの意見に賛同します。
4月の八方尾根は天候さえよければ春のような陽気ですが、ちょっと寒気が入れば冬山です。いわゆる「残雪期の登山」では無いと思います。夏山装備+アルファで挑戦するのはリスキーです。しっかり冬装備を準備して、トライされることを強くお勧めします。
私の後輩は同様な発想で雪山に臨み、帰らぬ人となりました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/114779-detail-161187
4月の八方尾根は天候さえよければ春のような陽気ですが、ちょっと寒気が入れば冬山です。いわゆる「残雪期の登山」では無いと思います。夏山装備+アルファで挑戦するのはリスキーです。しっかり冬装備を準備して、トライされることを強くお勧めします。
私の後輩は同様な発想で雪山に臨み、帰らぬ人となりました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/114779-detail-161187
お礼
ありがとうございます。
気を引き締めて冬装備で望みたいと思います。
気を引き締めて冬装備で望みたいと思います。
回答2019年03月23日 19:56 (2019年03月24日 21:39更新)
その時期に唐松岳に行ったこと無いので、一般論として。
その時期、雪質はめまぐるしく変わります。雪質は行くまで分らないとことがあるので、ピッケルは必要だと思いますよ。凍結、あるいはクラスト斜面でこけたらピッケル無しだと20度の斜面でも止められませんから。
アイゼンも私なら10本以上にします。
結果論として、行ってみたら、朝からシャバ雪で、日中はズボズボに腐っていて「ピッケルもアイゼン使わなかったよ」ということもありますが、行くまで分らないですからね。朝はシャバ雪、帰りは凍結なんてこともあるし。以前、白馬乗鞍のBCがそうでした。
*6本爪の簡易アイゼンだと、急な固い雪面には役不足かなと思います。
私はGWでも同じアドバイスします。
その時期、雪質はめまぐるしく変わります。雪質は行くまで分らないとことがあるので、ピッケルは必要だと思いますよ。凍結、あるいはクラスト斜面でこけたらピッケル無しだと20度の斜面でも止められませんから。
アイゼンも私なら10本以上にします。
結果論として、行ってみたら、朝からシャバ雪で、日中はズボズボに腐っていて「ピッケルもアイゼン使わなかったよ」ということもありますが、行くまで分らないですからね。朝はシャバ雪、帰りは凍結なんてこともあるし。以前、白馬乗鞍のBCがそうでした。
*6本爪の簡易アイゼンだと、急な固い雪面には役不足かなと思います。
私はGWでも同じアドバイスします。
お礼
アドバイスありがとうございます。
10本爪アイゼンとピッケル、装備しっかり整えてから望みたいと思います。
10本爪アイゼンとピッケル、装備しっかり整えてから望みたいと思います。