ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > ヤマレコ質問箱 > カテゴリ山の情報 > 焼岳の最高峰登頂について

ヤマレコ質問箱 カテゴリ:山の情報

受付終了
緊急度 3山の情報
焼岳の最高峰登頂について
質問2019年08月27日 23:03 (2019年08月28日 17:32更新)
現在上高地の「焼岳登山」に興味を持っております。
どうせ登るのであれば、最高峰に立ちたいと思いますが、
最高峰の南峰は「立入禁止」とのことですが、これは
「岩が崩れやすく危険。どうしても行きたいなら自己責任で勝手にしろ」というものなのか、「有毒ガスが極めて危険。関係者に迷惑。入山したら逮捕も有り得る」ということなのか、「高山植物保全地域につき立入禁止」であるからなのか、ご存知の方はお教えください。
また、尾瀬の景鶴山のように、積雪期であれば規制は緩くなるのでしょうか?
回答2019年08月28日 17:04 (2019年08月28日 17:32更新)
南峰は岩峰で北峰側はかなり険しい岩場になってます。そしてその岩はかなり脆くなっている状態です。
無積雪時はそこを上るルートしか無く、崩落の危険が非常に高いために立ち入り禁止になってます。
北峰側から南峰へ明瞭なトレースがありますが、絶対に登らないようにしてください。
加えて、火口湖へも火山ガスによる危険が非常に高いので、立ち入り禁止です。

積雪時は南峰中ノ湯側の、比較的緩やかで崩落の危険が無い尾根が歩けるので、登る人は少なくありません。
行政的には登っても良いよとは言えない立場ですので、黙認されてる状態です。
でも積雪時は雪崩のリスクもありますし、それなりの知識と経験が必要ですので、それこそ自己責任です。
そして当然これらは、警戒レベルが今より上がらないことが前提です。
残雪期終盤、尾根上部の雪が無くなっても登る人がいますが、植物を踏み荒らすことになるので、これは絶対やめて欲しいです。

火山に寄るところのリスクで言えば、北峰やそこに至るルートの方が高いと思います。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
具体的で分かりやすい回答を有難うございます。
8月上旬に木曽御嶽山と乗鞍岳に登って来ましたが、「噴火の危険性」「足場崩落などの危険」「環境保全」「宗教的事情」等、立入禁止には様々な事情があり、総じて昔より厳しくなった印象があります。ですのでその理由がわかることは有意義な事だと思います。
回答2019年08月28日 14:24 (2019年08月28日 17:32更新)
松本市の 火山防災… っぽいページでありますけれど
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/kurasi/bosai/torikumi/kazan/yakedake/yakedake-bousaimap.files/yakedake_bousaimap_H27.10small.pdf
今いち、地図が わかりヅラいですね

昔は、北峰と南峰の 間にある
火口湖や、底の見えない 真っ暗な 火口を のぞき込んだり しましたけれど

今は、御嶽山のように、いつ噴火するのかも わからないので
自己責任という言葉では済まない
行ってはいけない場所 なのでしょうね

それから、南峰は、昔っから 入山禁止だったような記憶もあります
北峰で じゅうぶん 登った感 ありますね
5 ポイント 役に立った
お礼 
回答ありがとうございます。
確かに焼岳は周りの名山に比べて低く、最高点に立つことにこだわる山ではないかもしれませんね。
回答2019年08月28日 11:44 (2019年08月28日 17:32更新)
読んで字のごとく「立入禁止」ということです。
それ以外の何ものでもありません。

ご存じかとは思いますが、現在、焼岳では空振を伴う火山性地震・低周波地震の頻度が高い傾向があり、火山活動が活発な状態となっています。
くれぐれもお気をつけて。
5 ポイント 役に立った
お礼 
そうですね。そうでなくても浅間山のようなケースもあり、慎重ではあるべきですね。
本白根山のように、ちょっとあり得ないような噴火事故があったり、新潟焼山が解禁になったりと、火山からは目が離せないという印象です。
夏山シーズン中に南峰に登ると、北峰から丸見えですね。恥ずかしい登山は慎もうと思います。