また、同じ横山厚夫さんののブログ「横山厚夫さんのちょっと昔の山」の「雲取山２」には、「甲州雲取小屋跡」の標識が写った昭和32年の写真があります。　　
http://www.yamatabi.info/yokoyamap32.html　

奥多摩の山行紹介では有名な横山厚夫さんののブログ「横山厚夫さんのちょっと昔の山」（２０１2.9）の「雲取山　1963（昭和38)年9月22〜24日」（　http://www.yamatabi.info/yokoyamap3.html　）の項に、
「三条ダルミの小平地には甲州雲取小屋があり、その古材が後々まで転がっていた。」との記述があります。

1968年(昭和43)刊行のアルパインガイド「奥秩父」には、"ここにはかって甲州雲取小屋があった"と記されてます。
また宮内敏雄氏の「奥多摩」では、"甲州雲採小屋の前に出る"と記されるで第2次大戦中から戦前にはあったはずです。
私が1971年(昭和46)に三条の湯から歩いたときの記憶では小屋跡のようなものは全く無かったように思います。 眺めが開けていて小屋を建てるには良い立地だと思いますが近くに水場は見当たりません。 あの場所ではせいぜい8畳位の小さな小屋だったのではないかと通る度に思ってます。

この界隈に詳しい方からの回答があると思ってましたが、なかなか回答が付かないですね。

門外漢なので全く見当違いかも知れませんが、当方の認識を書きます。
そもそも旧雲取小屋跡って三条ダルミ付近なんですか？

私は2018年12月12日(水) 〜 2018年12月14日(金)に三ツドッケ・酉谷山・雲取山・飛龍山と縦走しました。その時の認識では三条ダルミには小屋跡もテン場もなかったです。少し下るのかな？
その時の三条ダルミ画像
https://yamareco.org/modules/yamareco/upimg/167/1678082/01b08eef271249b2c3a1500915a2b200.jpg

雲取ヒュッテの廃墟は雲取山荘の北、徒歩10分位の所にありました。その時の画像。
https://yamareco.org/modules/yamareco/upimg/167/1678082/b7ed04fb7606c825f72caa7cbb830dfe.jpg
雲取ヒュッテは木造二階建ての山小屋で、昭和61年頃までは営業していたらしいです。
https://haikyo.info/s/7734.html

中は見ませんでしたが、かなり老朽化が進んでいるように見えました。

ということで、旧雲取小屋跡が雲取ヒュッテのことなら、上記で良いかと思いますが、三条ダルミ付近にあったとすれば、全くのお門違いになります。

いっそのこと、三条の湯か雲取山荘、もしくは管轄する役所に聞いてみれば詳細が分るかと思います。

1月27日追記：昭和6年修正の日本の5万分の１地形図に、三条ダルミに雲取小屋の表記があります。三条ダルミは良し悪しは別としてテントの１張りくらいは張れるスペースはありました。

(1) の回答。地形図を見た限りでは、ほぼほぼ現在の三条ダルミです。
https://apolro.exblog.jp/25577550/