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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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赤岳難易度
質問2020年02月07日 22:25 (2020年02月11日 21:48更新)
今月、美濃戸から行者小屋を経由し、赤岳に向かい、赤岳鉱泉で1泊したいと考えています

雪山は、22回の経験で装備は一通りそろっています

夏に1回いきましたが、ルートを迷っています

天気や風、積雪によって違うと思いますが、ご経験のある方のオススメルートを教えていただけますとありがたいです

よろしくお願いいたします
回答2020年02月10日 23:01 (2020年02月11日 21:48更新)
雪付状況にもよるんでしょうけど、私にはどちらも同じに思えます。好きな方を選べばよろしいかと。地蔵↑文三郎↓が多いのは事実です。gunjihondaさんは火曜日休みが多いですね。週末に比べれば、人が少ないだけで難易度が上がります。特に日曜日夜から天気が丸1日も崩れると、地蔵尾根、腰ラッセル&雪崩リスクで撤退なんてことも有りますから。

消極的かもしれませんが、晴れた日の週末で1番スタートしなければラッセルはほぼありません(10番手以降のスタートだと)。アイゼンワークの基本ができていれば、あっけなく登頂でしょう。山は安全第一ですから、リスク下げて行くことは大事です。上を目指すなら、段階を踏んで、次は展望荘も休業に入った時期の人の少ない曜日にいけば良いんです。

でも仕事柄、週末が難しいのでしょうね。私も土日二日連続では休みが取れません。

私的には厳冬期燕岳の方が総合的には赤岳よりよっぽどハードル高いです。長い道路歩き、年末年始以外はトレースが期待できない、モーレツなラッセルを強いられる、テント泊で荷が重い、晴天率が八ヶ岳よりうんと悪いなどなどが理由です。
お礼 
ありがとうございます!

YouTubeや最近のレコを見ると文三郎を登り、地蔵を下る人もかなりいますよね…

分からなくなってきました💦

初日、赤岳鉱泉に泊まり、話を聞きながら決めるのもひとつかなと思いました!

リスクを下げる!ほんとそうですよね!ありがとうございました!
回答2020年02月10日 11:46 (2020年02月10日 22:32更新)
雪の谷川や燕岳など行かれている様子、最近ご無沙汰の私には羨ましい限りです。私は他の方と違い、文三郎道から赤岳、地蔵尾根降るというのが個人的におすすであります。というのも冬の地蔵尾根の楽しみは、なんといってもシリセードだからです。地蔵尾根の上部急勾配さえクリアすれば、シリセードで降ると行者小屋まで15〜20分くらいで到着してしまうのです。ただ近年このルートを降っていませんので、今現在も九十九折のシリセード道(?)が付けられているかどうかわかりません。ですから登りで確認して、付けてあれば下りもいっそ地蔵尾根でシリセード満喫というのもいいかもしれませんね。ただ他の方もおっしゃっているように、危険箇所が随所にありますし、また赤岳から地蔵尾根の下降点までの稜線を降る際には、風も強く、時には岩が露出していたりして結構神経を使います。こんなことから、地蔵尾根を登りに使う方が良いということなのでしょうね。ごめんなさい、ジジイの昔語りであまり参考にはなりませんね。八ヶ岳はこれからが雪深くなります。お気をつけて!

追伸
文三郎を降りる際、視界が悪い時など、真教寺尾根方面にはまさか迷い込まないでしょうけれど、くれぐれもキレット方面に迷い込まないように気をつけて下さいね。
お礼 
シリセードは思いもしませんでした!

一気に下れるのは魅力的ですよね!

冬の道迷いは恐いです…地図読みは何回か経験があるので、夏の地図を引っ張り出して再度ルートを確認いたします!

ありがとうございました!
回答2020年02月09日 00:20 (2020年02月10日 22:26更新)
こんにちは
雪の赤岳は10回ほど登っています。

赤岳を登る前は、燕や天狗岳、谷川などを登っていましたが、赤岳はレベルが違うぞと聞いていたので、様子がわからず、はじめはツアーを利用して登ってみました。

その時は、地蔵尾根のナイフリッジでパーティーメンバーが滑落し、アンザイレンで食い止めた記憶があります。また、同日に阿弥陀岳学習院大学の遭難事故で2人亡くなるなど、この山域は、それまで登った山と一線を画す印象がありました。

実際、赤岳は木曽駒ヶ岳や、谷川岳や燕岳などと違い、たった一回のミスによって足を滑らせただけで、助からない箇所が何箇所もあり、事実滑落による事故の多い山でもあります。

コンディションにもよりますが、先の回答者様の通り、地蔵尾根、文三郎尾根尾根の周回が入門的な位置づけのコースですが、地蔵尾根はナイフリッジと呼ばれる難所があり、文三郎尾根も岩と雪のミックスで滑落すれば死亡につながります。特に文三郎尾根は谷が深く、助かりにくいとされます。

https://m.facebook.com/story/graphql_permalink/?graphql_id=UzpfSTE0NjUyMDQ4MjQ5Njg0MjozMjE4NTYyNTgyOTY1OTY%3D

赤岳を登れる、登れないの判断は、フロントポイントを使えていることと、アイゼンワークの正確性かと思います。

赤岳は本格的な雪山の登竜門と呼ばれますが、技術的な境になると思います。

もし、自信がなかったり判断がつかないのであれば、今後のためにも、一度技術を固められてから登られることをお勧めします。

私は雑誌で雪上歩行の記事を書かれているガイドさんが主催する鉱泉の氷上で行う講習を受講しましたが、それが基礎となり、赤岳だけでなく、雪の西穂高や奥穂高、さらには剱岳などまでも登るようになりました。

日記に講習の様子を書いてものがありますのでリンクを貼っておきます。ご参考になれば。

https://www.yamareco.com/modules/diary/36225-detail-132058

とても良い山ですので、ぜひ登頂してきてください。
お礼 
ナイフリッジがどんな感じなのか自分も一番気になります( ̄▽ ̄;)

ツアー調べて見ましたが、私が行ける日程がありませんでした

自分の技量を再度確認してから、赤岳登頂は検討したいと思います

ありがとうございました!
回答2020年02月08日 07:42 (2020年02月10日 22:23更新)
こんにちは♪
たいした経験ありませんが冬の赤岳は何回か登ってますので回答させていただきます。
初めて行かれるのでしたら、南沢、行者小屋、地蔵尾根、赤岳、文三郎道、赤岳鉱泉のルートが一番安全だと思います。理由は地蔵尾根の斜度です。過去の雪山の記録を拝見しましたが、谷川岳、赤城山、日光白根山、木曽駒ヶ岳など、どの山の登りよりも傾斜が急です。万が一、スリップしたらケガでは済まないです。もっと安全なのは、文三郎道のピストンですが、それは味気ないので登りで地蔵尾根がおすすめです。階段が埋まってると、本当に急で確実なアイゼンとピッケルワークが必要です。急斜面になってから稜線のお地蔵さんまで一時間はかかります。なお、下りに使う文三郎道もかなりきつくここでも転ぶと大ケガ確定です。晴れれば最高ですのでぜひ、楽しんできてください。
同じ感じの行程でしたら去年のぼりましたのでもしよろしければご覧になってください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1768379.html
お礼 
やはりそのルートですよね!!
夏、地蔵尾根から下りましたが、かなり急だったのを覚えています💦

赤岳鉱泉に1泊してから次の日、赤岳アタックも検討してみようと思います!

ありがとうございます!