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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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緊急度 3その他
熊が怖い スキー用ストック
質問2020年06月14日 18:15 (2020年06月21日 22:25更新)
トレッキングポール代わりにスキー用ストックを使用することはあまり推奨されていないようですが、万が一不幸にも熊と遭遇し襲われたときの自衛策を考えたとき、スキー用ストックはトレッキングポールより武器になり得るのではないかと考えますがいかがでしょうか。もちろん最悪の最悪を想定しての質問です。先ずは遭遇しないよう心掛けるべきでしょうし、遭遇したらしたで熊を刺激しないような行動をとるべきでしょう。しかしいざ襲い掛かってこられた場合、無防備でいるよりは応戦できた方がよいのではないでしょうか。そんなことをしたら、ますます熊を興奮させ反って自殺行為でしょうか。命さえ落としかねませんか。しかし何もせずただ体を丸くしているだけでは確実にやられてしまいます。ストックを突き刺して傷を負わせることで熊が怯んで逃げていくことも考えられませんか。当方大いに真面目です。心ない回答はご勘弁ください。ちなみに北海道ではありませんので相手はツキノワグマになります。

★お礼
回答いただいた皆々様、大変有難うございました。こんなに早々としかもこれほど多くの回答をいただけるとは正直思っていませんで、1週間ログインを怠っておりました。大変申し訳ございません。本来であれば各々ご返答せねばならないところですが、この場にて共通でのお礼返答とさせていただきます。どうかご容赦ください。
遭遇体験を語ってくださった方が数人いらっしゃいましたが、やはり充分起こり得ることなのだと改めて思いました。いずれも熊の方から退いたとのこと。ご無事で何よりでした。襲われた体験談はなかったことから、当たり前ですが、けして遭遇=襲われるではないのだと。刺激して興奮させてしまわぬよう冷静な対応が必要なのだとつくづく思いました。
しかし、もし運悪く襲われてしまった場合とりあえずどう凌ぐか?というのが今回の私の質問でした。質問の仕方が下手だったかも知れないのですが、「武器としての有効性」よりは寧ろ「トレッキングポールと比べて」に重点をおいたつもりで、つまりもし普段トレッキングポールを使って山歩きをしているとしたら、先端が鋭利なスキーストックに持ち代えれば熊対応のみを考えた場合はよりベターなのではないか?という意味でした。スプレーや鉈はザックから取り出すのに手間取りそうで果たしてその時間があるのか?取り出せたとしてもかなりの接近戦となります。スプレーは風向き運もあるでしょう。ストックなら取り出す時間不要。ただ身構えるだけです。ストックの長さ分だけの距離が保てます。武器としての有効性より即対応できることにメリットありと考えました。
「登山道を傷めるのでNG」。この点を指摘するご意見がやはり多くありました。この点を突かれるといささか苦しいですが、とりあえず現時点で禁止されていない山でということにさせてください。しかしお叱りを受ける覚悟で本音を言わせてもらうと、プライオリティの高さからいえば人命が一番なのでは?という気はしています。
皆様からの貴重なご意見、大変参考になりました。改めてお礼申し上げます。
回答2020年06月17日 15:22 (2020年06月21日 22:25更新)
あくまでも個人の考えとして提案します。

滅多にないですが、向こうのスイッチが入ってしまったら応戦するしかないと思います。
(子連れはスイッチ入りやすいですね)

少し昔に乗鞍岳で観光バスに牽かれた熊が逆上して暴走したのはかなりレアケースだと信じたいです😅

スキー用ストックって確かに頑丈そうですが、ちょっと長過ぎて懐に入られたら終わる気がしませんか?
取り回しも戦闘には難しくないですか?
(それで突進を止め続けられるとは思えないんです)
気付いて先端の保護ゴムを外す間待っていてくれる時間があるかも微妙ですよね。
(夏山で最初から外して使用はルール違反なので考えませんよ)

武器としてもピッケルとかに比べると中途半端な気がします。

嫌がる鼻先や眼を突いて熊さんに逃げてもらうのを期待する感じですかねぇ。
身体は車で牽いても大抵普通に起き上がってくるくらい丈夫ですしね。

ちなみに自分なら…まわりに武器もないなら眼に指を突いてやろうと決めています。
噛まれるのも覚悟の上で。
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回答2020年06月16日 16:14 (2020年06月21日 22:25更新)
スキー用ストックがトレッキングポールよりも武器になる理由は何でしょうか。教えていただければ幸いです。
皆さんのヤマレコを拝見すると熊に遭遇したことを書かれているものがあり、その多くで熊が逃げてくれています。なかには、熊が示威行動をしたり、少数ですが実際に襲われてケガをされた方もいます(ポールで反撃された方も)。
私は熊に襲われるのは山菜取りやキノコ採りで道を外れて山に入る人で、登山者が襲われることはないと思ってたので、驚きです(リスクは低いとは思いますが)。
よく行く登山道でも熊の目撃情報が多くなってきました。熊鈴を付け、前の方が紹介している本も読み、クマよけスプレーを買おうかと思い(以前雪の上に熊の足跡を見つけ、飛んで帰り)店に行きましたが、高価であることや熊にあまりダメージを与えたくないことから購入しませんでした(スカンクの屁のようなスプレーが3千円程度であればなーと思っています。)。
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回答2020年06月15日 20:40 (2020年06月21日 22:25更新)
確かに武器は強いに越したことはないのでしょうが、まずは気合いかなあという気もします。
2年前に、子供を遊ばせている熊が下の方にいる場所に飛び出してしまいました。走り寄ってくる間に、落ちていた枯れ枝を拾って応戦体制を取りました。至近距離で1・2秒睨み合った後に向こうが引いてくれて、事なきを得ました。
我ながらよくそんな対応ができたなと思いますが、要はその時になってみないと自分が何をするかなんて分からないのではないかなあと。
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回答2020年06月15日 15:31 (2020年06月21日 22:25更新)
登山道が崩れるとの理由でプロテクターなしのポールを禁止しているところがあります。近々に全国的な常識になると思います。
出会い頭でクマがびっくりして飛びかかって来るまでに数秒と思います。プロテクターを外して応戦できるとは思えません。
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回答2020年06月15日 15:11 (2020年06月21日 22:25更新)
初めまして。

私は何度か熊に出会ったことがありますが(夜中に至近距離で威嚇されたこともあります。)、つい先日も約7m位の距離で見つめ合ったばかりです。

登山道を歩いていると、通り過ぎた後、斜め後方で大きな生き物がドスンドスンと木にぶつかっている音がしました。
そんなデカい音を立てられる生き物はヤツしか居ないのでヤバイと思い、笛を吹きながら戻って確認すると大きなお尻や背中が見えました。
まだヤツはこちらに気づいていません。

マズい!と思い数歩離れて立ち止まり(背中を見せて逃げると余計に追われるので)、熊の方を向いて笛を吹いているとヤツは気付いてこちらを向きました。

これがなんとまぁ、真ん丸の顔した毛並みの良い元気そうな若いオス。
今まで見た中で一番デカかったです。

笛を吹きながら数秒間お互い見つめ合いましたが、ヤツの目は本当に無邪気で真ん丸くりくり目玉でちっとも敵意を感じません。
デカい体に似合わず「可愛い」と思えるようなイケメンぶりでした。
首を傾げてちょっと考えているようなそぶりでしたが、すぐに踵を返して逃げてくれました。

熊が本気になれば人間が抵抗しても鉄砲でもない限り無駄かもしれませんが、教われてしまったら何かしら防御するしかありませんね!
以下のサイトでは鉈の携行を勧めています。
http://www.yasei.com/kumataisaku.html

私自身は熊の気配を感じる見通しの悪いところでは笛を吹いたり声を出したりしてこちらの存在を知らせてますが、今までの実感としては音を出してもあんまり気付いてないような感じがしています。

奥多摩とか都会の熊は餌が少なくてイラついているのか、笛を吹くとガォ〜と威嚇して向かってきたことがありますが、人の居ない山奥の熊さんはそれよりずっとのんびりしている印象があります。(気のせい?)

ストックに関しては、私は年中ブラックダイアモンドのアルミの伸縮式を使っています。
スキーもハイキングもコレです。
というか、トレッキング用とスキー用が違う場合があると言うことにこのご質問で初めて気づきました!(^^;)

以上、ご参考にもなりませんが(^^;)
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回答2020年06月14日 23:20 (2020年06月21日 22:25更新)
こんばんは。
書籍「人を襲う熊」、
下記URL
http://www.yasei.com/index.html
をご参照頂けたらと思います。。
参考になるものがあると思います。
結論としては、最後は戦わないと死亡する確率が高くなるようです。
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回答2020年06月14日 20:23 (2020年06月21日 22:25更新)
私も質問者さんと同じで本気でこのことを考えています。
昨年10月に単独登山中に、夜間に熊と接近しました。相手は20m先の樹に登っていて、私の存在に気付き急いで樹から降りて来ました。着地するときのドシン!という音、今でも覚えています。私は死闘を覚悟でトレッキングポールを握り締めて仁王立ちして対峙していましたが向こうから逃げてくれました。
私のトレッキングポールは左右がメーカー違いで、一方は先端がクッション付き、一方はクッション無しなので、利き手の右手でクッション無しを使い、従来より万が一の戦闘時に備えているほどです。唐辛子スプレーなどを持つことも有用でしょうが、緊急時に冷静な扱いができるものでしょうか。有効な防衛手段を数多く知り、最良の選択をしたいと思っています。

誤解されたので補記しますが、クッションとは先端に付けるゴムのプロテクターではなく衝撃防止用のバネ機構です。ポール内部に組み込まれています。ゴムのプロテクターは常に装着しており、戦闘時に外します。上で紹介した死闘準備では、冷静にプロテクターを外すという対処はできました。
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回答2020年06月14日 19:41 (2020年06月21日 22:25更新)
以前、鷹村守という人が、体長2m位あるツキノワを右ストレートでノックアウトしたそうです。
クマの急所は眉間の中央で、ココに右ストレートを複数発叩きこんでいるそうです。

武器なんかに頼らずに、己の肉体を鍛え上げ、クマも殴り倒せる強い身体と心を造って下さい。
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