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緊急度 4山の情報
涸沢から北穂高
質問2020年08月27日 17:55 (2020年10月09日 14:17更新)
コロナ騒動で大好きな山を諦めてる人も大勢いるんだろうなと思います。早く収まって欲しいと思います。質問は北穂高についてです。9月に涸沢からの登山を考えています。岩を登る登山は初めてになるので先日西穂高の独標に練習をしに行きました。登れはしましたが、正直なところ上高地側の岩場の切れ落ち方と高度感にビビリりました。北穂高のハシゴやクサリ場の下への切れ落ち方や高度感は独標なんてものではないのでしょうか?今まで登った北アルプスは、白馬(栂池から)、燕岳、唐松、立山がありますが、北穂高はタイプが違うと思っています。涸沢には3回行って紅葉を楽しみましたが、今回は上から涸沢を見てみたいと思っています。みなさんご意見をお願いします。注意深く登れば大丈夫とか、独標でビビるならやめた方が良いとか、お願いします。
回答2020年10月08日 17:29 (2020年10月09日 14:17更新)
あれから1ヵ月。涸沢カールは、紅葉真っ盛りな最中。
熟考の末どうしましたか。
行ってみましたか? 北穂高小屋の展望デッキ。(^^♪

今年は残念ながら、シルバーウィーク中は、色が着かず、
涸沢が紅葉したのは、10月に入ってからでした。
そして、今週末わぁ、台風だぁ〜


ほんとに、書いてあるだけの登山歴なら、あきらかなスキル不足なので、
だれも、行っちゃえ行っちゃえ。とは言ってくれない、デス。

ですが、現実の涸沢は、そんな人達だらけ、なのも事実。
岩稜帯行くのに、ボルダリングしていないと言うのは、どういう了見だ。
と吠えているのは、私だけではない。はずだと信じたい。(^^;;;


< ボルダリング >
http://www.climbing-net.com/general/w-boulering/
回答2020年09月02日 17:15 (2020年09月02日 18:09更新)
こんにちは。
西穂独標までで切れ落ちているところってありましたか?
西穂山頂、もしくはピラミッドピークまでなら あるかと思いますが。

白馬(栂池から)、燕岳、唐松、立山は普通の登山道だけですから、確かに違います。

ただやめた方がいい、とは言いません。
私個人の意見は、落ち着いて「ビビる」ことが大事だと思っています。
何回いっても、西、前、北、奥穂高のガレっぷちや、ハシゴの高度感、ナイフリッジは怖いです。
特に下山時ですね。
質問者様のように 行く前から慎重になる方は、確かに現場で ビビるかもしれませんが、
ビビるからこそ、事故は起こさない方だと思います。
ぜひ、落ち着いて「ビビって」チャレンジしてみてください。
下山は注意してください。

無事下山できたあとの達成感はハンパじゃないですよ ^^

※ 西、前、北、奥の中では 北穂高は一番行きやすいと思うけどなあ?
西穂高が一番怖いと思います。
お礼 
iga 1966様

ありがとうございます。
だんだん、ビビッてみる気になってきました(^O^)
下山後のおでんとビールを堪能したいです。
ありがとうございました。
回答2020年08月31日 23:33 (2020年09月01日 17:47更新)
怖くても、楽しんで歩ける範囲であれば、大丈夫だと思いますよ。

私は、大キレットもジャンも楽しみながら歩いてきましたが、
独標でもどこでも、片側(あるいは両側)が切れ落ちている箇所は、
変わらず「怖い」と感じます。

怖いという感覚が麻痺した時の油断や、
他の方も仰るように、疲労で集中を切らした時が、
最も怪我をしやすいと思います。

行動食や水分をこまめに摂り、エネルギー不足を防ぎつつ、
緊張感を保って行けば、特別な技術は不要です。

…といいつつも、私は無謀にも、殆ど岩場を経験しない内に、
北穂→涸沢岳の痩せ尾根に挑んで、崖を下るとき、
近くの山屋の方に、「谷側を向いて下りるな!」と怒られました。

この、急な岩場を降りる場面で、「山側を向いて下りる」(岩を登るときは、山側を向いて登りますよね?その動作を逆再生してみて下さい)は、非常に大事な技術です。北穂の下りでも、きっと使う場面があると思います。是非、頭の片隅に置いて頂ければ幸いです。
お礼 
torisugari様

ありがとうございます。
なるほど。妙に興奮したり、焦ったりせず落ち着いて行動しろ、ですね。
経験者の方からのアドバイスは他の方もそうですが、教科書を読んでるように思えます。行ってみてどうしても無理となれば、引き返すことも大切という記事を読んだことがあります。まだ数週間あるので勉強してみます。
ありがとうございました。
回答2020年08月29日 20:20 (2020年09月01日 17:48更新)
穂高界隈には毎年行きますが、一番大事なのは体力だと思います。

一見すると高度感のある岩場や切れ落ちた場所というのは危険を感じますが、以外と皆さん危なげなく通過されます。
道はよく整備されていますので、集中していれば特別な技術がいるような道でありません。
(独標基部の上り位の岩場で問題なければ十分)
一方で、登山道を一歩踏み外すと途端に死を伴う危険が発生するのが、この山域の恐ろしさだと思います。

疲労で登山道を踏み外してしまう、転倒して登山道の外に転げ落ちてしまう、そういったことで重大事故が発生してしまいます。特に岩稜帯の登山道が長時間連続するこの山域はその傾向が顕著です。
如何に集中力を切らさないかが重要で、そのための体力こそが最も求められます。

涸沢から北穂ということですからおそらく南陵だと思いますが、あのコースは途中人間大の岩が連続する長いゴーロ帯を通過する必要があります。
脚にかなり来る登り下りですから、そこを往復して十分耐えられる体力があるかが問題かと。

標高差800mの岩稜帯の上り下りを余裕をもってこなせるか?
自信が無ければ類似の条件で体力測定されることをお勧めします。
(私も初めて穂高に行くときは不安で、八ヶ岳で練習してから行きましたw)

因みに、私も穂高山域ではストック否定派です。
岩稜帯ではストックで落石を発生させてしまう危険もあるので、少なくとも涸沢以降はストックはしまっておいた方がいいと思います。
お礼 
tattyan0924様

ありがとうございます。みなさんから有難いアドバイス頂いて、行く気と、もう少しランク落として練習してから行くか考えてみます。他の方も言われてますが八ヶ岳も情報集めてみます。涸沢から見てると簡単に行けそうに見えますが(^-^;、そんな甘くは無いですね。ありがとうございました。
回答2020年08月29日 14:57 (2020年09月01日 17:49更新)
こんちはー
去年涸沢から北穂へ登りました(そのときは涸沢岳、奥穂高岳の周回ですので下ってはいません)
その時思ったのは「確かに下りだと転倒するかもしれない」です
とくに、ストック頼りに下る人はそうなりやすいかもしれません
涸沢の救助隊のかたも注意喚起されていますがストックは使わないほうがいいです
転倒したときに何かに掴まったり、手をついたりすること(いわゆる受け身)が難しいからです

自分は西穂高岳や独標には行ったことがないので高度感などは比べられないのですが
とりあえず行ってみて、登ってる最中に常に下りのイメージをもって
「ここを下るのはちょっと・・・」と思ったら引き返す
というのもありだと思います

ついでに、個人的な感想ですが北穂奥穂より八ヶ岳の権現岳周辺(青年小屋→権現岳)ははるかに簡単かと思いますので
そこでちょっと練習?してからってのもありかもしれません
お礼 
marukazu様

ありがとうございます。つい登りの事だけ考えがちになりますが、確かに下りは脚にきますね。今年だけの事ではないので、全く意識に無かった八ヶ岳も視野にいれて練習してみます。ありがとうございました。
回答2020年08月29日 09:49
kazucci42様

ありがとうございます。
いろいろな雑誌等で、北穂は初心者でも登れるとか、くすぐられる様な記事が沢山見受けられます。又そういうある種の煽りに乗って重大事故を起こす登山者も大勢いるんだろうとも思われます。まだ時間はあるので、貴殿のアドバイス通り研究しようと思います。
回答2020年08月28日 22:20
西穂が先だというお話もあるようですが・・・

北穂は、大キレットから、また涸沢岳からのルートは岩場の連続で高度感もあり上級者向けだと思いますが、涸沢からのルートは一部一枚岩の長い鎖場とか、どこを登るか?っていう大岩もあるにはありますが、痩せ尾根は無く、高度感も余り無い良く整備された比較的歩きやすいルートです。独標→西穂のほうが、よっぽど高度感があります。

北穂のレコは多数あると思うので、検索してご自身で研究してみた方が良いです。
回答2020年08月28日 09:54 (2020年09月01日 17:50更新)
秋紅葉の北穂高小屋、イイですよね〜 (^^♪
大好きな山小屋のひとつです。

お気付きのように、北穂は、岩稜未経験者がいきなり行くお山ではありません。
とは言え、一般登山道ですから、一か八かで行ったとしても、
ほとんどの方は、何事も無く、あっさりと登れてしまうでしょう。
でもそれは、技量が十分あったからというより、
いっぱいいっぱい過ぎて、回りがまるで見えてなかった。って場合が多いかも?
勘違いして、北穂なんて大したことないジャン。
と思ってしまうのは、費用対効果が悪すぎます。(^^

穂高は、かなり高額な出費をしていくお山です。装備・衣装・食費・宿泊費・交通費・・・
行き当たりばったりで、有名なお山を登り倒していくよりも、
感動を演出するためのストーリーが、あったほうが吉。

独標のつぎは、西穂でしょ〜 (^^♪
穂高5兄弟は、まず、西穂に行って、つぎは、奥穂。そして、前穂。涸沢岳。
そしてそして、満を持して、穂高の雄、北穂なんです。(^^


穂高岳山荘インフォメーション
http://www.hotakadakesanso.com/climb/information
北穂山頂=北穂高小屋
http://funq.jp/peaks/article/565434/
お礼 
ka8chan様
ありがとうございます。やはり甘く考えてはいけませんね。いろいろ経験積みます(^-^;