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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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沢上りについて
質問2012年02月23日 17:07 (2012年02月23日 22:58更新)
山登りを始めたころに迷ったらとにかく尾根を目指せ。谷や沢は危ないから避けるようにと教わりました。歩いてみてその通りかと思うのですが、どうしても沢を上って行かねばならないような時、なるべく安全にするためにはどのような事に気をつけていったらいいでしょうか。ご指導お願いします。
回答2012年02月23日 22:11 (2012年02月23日 22:58更新)
「沢に入るな」ということばの意味は、「沢を下って下山するな」という意味と思います。降りる時、ヤブも無いし、歩き易いから沢に自然に入りますが、沢には滝がありますから、そこを無理に降りようとして事故になります。道に迷うような人は、沢を安全に降りる力量がないからです。
「どうしても沢を登る場合」というのはどういう時でしょうか?沢の登りで滝が出たら、力量が無ければ登れません。登りで迷ったら、登らずに尾根を下山すべきでしょう。あるいは登りたいならヤブを我慢して尾根を登るべきでしょう。山頂まで行けば、道に出ます。

ただし別の意味で、尾根を下るときは気をつけましょう。尾根は下に行く程分岐するので、地図読みが難しい。目指す尾根末端にあてるのは難しいです。尾根を登るときはこの逆に上に行く程集合するので、何も考えなくても迷わず山頂に行きます。沢はこの逆で、下りは合流するから間違えませんが、登りは分岐するので迷います。ただし沢を下るのは前述の様に技術とザイルがなければ簡単ではありません。

でも、尾根ならばどこかに降りれば人里ですから助かります。

道歩きの山登りなら、「迷ったかも」と気づいたら必ずもと来たところを10m戻ってみる事です。必ず間違えたかもしれないところで、原因がわかります。それが一番確実で楽な方法です。
お礼 
ありがとうございます。やはり戻って冷静に考えることが一番なのですね。
ところで、沢のことを質問させていただいたのは、先日たまたま、かなり谷頭に近い枯れた沢に下りたので、谷がしらから稜線に出てみようとしたら、礫が転げて滑ったり下が凍結し上っ面が少し解けていて滑ってなかなか上がれず難儀をしたからです。
山を歩くことは本当に難しいです。これからもご指導お願いします。