shoheiさん、初めまして、ricalojpと申します。「テント沼」の住人です。

候補に上がっているテントですが、インナーテントがメッシュではないでしょうか？
３シーズンテントといっても、インナーがメッシュのもの、ナイロン系のもの、
ハイブリッドなものに分かれます。

メッシュのインナーだと、3月の奥多摩・秩父では厳しいかなと思います。
風がスースーですので、強いと結構な体感温度になります。

昨年の10月に笊ヶ岳で、インナーメッシュの軽量テントMSRのカーボンリフレックスをビバークに使用しましたが、
限度かなと感じました。

私の場合、11月〜5月は積雪期（天気が崩れたら冬）と認識していますので、
テントの選択としては、シングルウオールのフラップ付きシェルターか、
山岳用テントということになります。

ヤマレコには、テントに詳しい方が多数おられますので、
あわてず自分の目的にあったテントを選択なさったらどうでしょうか。

お見受けするに、
洋物かつ軽量をお好みのようですね。
私もＭＳＲのＺＯＩＤ１という３候補と似たような形状の幕を所有しています。参考になるかわかりませんが、このテントでの幕営記録をご案内させていただきます。
（ＭＳＲ　ＺＯＩＤ１での赤岳山行）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-81361.html

これら全ては自立式ではありませんので、その点は許容されているとしたならば、ＭＨＷのスプライト１は簡単な前室がついている分、煮炊き等やや便利かと思われます。テント内での火器使用は危険ですので避けましょう。

また、このような3シーズン用のテントでも、3月の奥多摩・奥秩父での幕営は可能かと思います。特にスペースが狭いテントの方が、テント内の室温が下がりづらいです。ただしやはり寒いので、シュラフとマットレスを充実させることが条件になるでしょう。残雪も予想されますから、状況によってはマットレス2枚重ねなどもされたほうが良いかと思います。

一方、このような非自立型軽量一人用テントとは違う発想で、フロアレスシェルターという選択肢の場合、より軽量で十分な広さを確保することができます（ＧＯＬＩＴＥのシャングリラ、インテグラルデザインのシルシェルター等）。ストックをポールがわりに使うなど、ウルトラライト志向が強まるチョイスです。地面からの寒さは更なる注意が必要ですが、飲み物をこぼしてしまっても心配なく、土足でシャルター内に入れる等、欧米的なテントライフがおいくれるという点でも、面白いと思います。まずはお気に入りのソロテントを購入し、ツエルト代わりの2幕目として、ご検討されるのも面白いのではないでしょうか。