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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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緊急度 3その他
積雪期軽量化によるスピードハイク、長距離化の検討
質問2020年12月01日 12:35 (2020年12月07日 08:39更新)
積雪期の軽量化、スピードアップ、長距離化を検討しています。
現状、自分なりの検討結果です。
開拓精神旺盛なご意見、情報等あればうれしいです。

申し訳ありませんが、以下、メモ、列挙形式での記載とします。

積雪期スピードハイク阻害の要因。
重量と移動の効率化の観点から。
シューズ、ザック、アイゼン、服、ピッケル、スノーシュー、トレッキングポール

1.シューズ。
対応
・サロモン スノークロス 片足360ghttps://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2258147.html
アイゼン:靴底が柔らかいため選択肢はチェーンアイゼンのみ。
campのアイスマスターとの組み合わせが最適か?ただし、前爪ないので雪山ハイク程度まで?簡易アイゼン程度の効き具合?
モンベルのチェーンアイゼンとの組み合わせは実証済み。問題なし。ただし、きちんとしたアイゼンの代わりにはならない。
スノーシューは、ノースイーグル スノーシューNE1035との組み合わせ実証済み。バンドが少し痛いが許容内。靴は25.5cmより小さいとセットできないかも。長時間は足が痛くなるかも。
他のスノーシューでも可能か?
ワカんは装着問題なし。実証済み。
通常靴下だと-5℃程度までにした方が良いと感じた。

・サロモンS/LAB X-ALP カーボン 片足500g
https://ameblo.jp/beecle/entry-12232250348.html
最適か?
アイゼンは、PETZL VASAK FL 875g両足
GRIVEL AIR TECH LITE 620g両足
またはAIR TECH LITE ワイド ジョイントプレートを『フレックスメタルプレート』に要交換。
グリベル G10・ニュークラシック 820g両足
ジョイントは最初からフレックスメタルプレートになっている。
靴下など工夫しても気温ー10℃程度までか?


2.ザック
スノーシュー、ワカン、ピッケル、アイゼンの収納必須。
1kg程度に抑えたい。
・日帰り 20-30L程度か?
サロモン S-LAB X ALP 20L 560g 最適か?
オルトボックス トラバース 30L 990g 検討。使い勝手のバランス良い。

3.スノーシュー
登坂力は必須。ヒールリフター必須。ビンディングが平らになり、嵩張らないこと。
登坂力、浮力はスピードに寄与するので、ある程度の重さは許容。

ノースイーグル スノーシューNE1035 2.2kg 安いが重い。フレーム金属のため思いっきりけり込み可能。
MSR アッセント 1.8kg 高いが軽い。フレーム金属でけり込み可能?
doppelganger 2WAY エクストラスノーシュー SW-27 1.8kg 安い。グリップ?フレームプラのためけり込み不可?
アトラス ヘリウムBC26 1.5kg 軽く値段も許容内。https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1831936
フレームプラのためけり込み不可?

ただし、急登ないコースなら、振り切って考えてランニングスノーシューが最適解かも。軽い、速い、楽しい、スノーシュースキーができる。

4.ピッケル
ショートも検討?安全、汎用性を考えたとき、ショートの限度が不明。
2020年の5月下旬残雪期、燕岳、蝶ヶ岳縦走時にトレランシューズとショートピッケル(確かダブル)でトレランしている白人2名、日本人1名と遭遇。滑落時、ショートピッケル日帰りとのことだったが、自分的にリスク許容範囲外。
山小屋泊ならば安全度アップか?
ショートピッケルダブルより、浮力の大きいスノーバスケット装着のトレッキングポールの方が良い?安全度との兼ね合い不明。

5.服
安全面を考慮してハードシェルは軽量化は困難。ピットビットなどベンチレーション必須。軽さ重視でベンチレーション装備けちるより、体温調整が容易にできて時間短縮、安全、快適。
ミレー ドライナメッシュシャツ必須。体温調整、汗冷対策でき、服の着替え省略可。

6.トレッキングポール
スノーバスケットの最適解は?
ULTRA BIG SNOW BASKET は12cmあるようだが、販売終了?

※軽量化、スピードハイク→雪山では、一定条件が重なった時、安全度が極端に低下することがあるため、段階的、慎重に進める。

以上です。
回答2020年12月05日 05:42 (2020年12月07日 08:39更新)
最初に読んだ後に作文をして投稿しようとしたときにgreenriverさんの狙いが追加で書かれていたので、書き直すべきとも思ったのですが、車の件を追加して投稿してしまいました。読み直すとあまり良くなかった思ってます。申し訳ありません。

40年ほど前の多くの大学山岳部員もアルミプレスアイゼンを使用してました。減りが速いのは確実ですが、厳しいルートもこなせます。鉄でも設計や製造でトラブルだらけのものもあります。それぞれの条件やフィーリングに依りますがアルミアイゼンも悪くないと思います。
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お礼 
ご回答、ありがとうございます。
早朝のご回答、大変恐縮ですm(__)m。
リスクマネジメントの件は一番大事なところですね。
こういった点、ご指摘いただけるということはとても大事だと思います。
特に私のような初級者には、具体的な事例などでご教授いただけると勉強になります。
この分野、まだまだネットや書籍だけではわからない部分が多いので。

アルミアイゼンにつきましてご教授、ありがとうございます。
大変恐縮ですが、もう少しご教授いただけないでしょうか。
例えば岩場では先端がかなり摩耗して、氷化やクラスト面では刺さらなくなると聞いていますが、5分や10分程度の岩場でも使えなくなってしまうような感じでしょうか。山行途中で、いきなり刺さらなくなうような感じですと扱いをかなり慎重にする必要があるのと、薄く凍った岩場などでの使用が前提でないとかなりリスクが上がるように思います。むしろ、こういった場所が一番危ないようにも思いますし。
ちなみに私が使っているモンベルのアイゼンは、安価で性能も問題ないので、岩場でもチェンアイゼンに履き替えずにそのままガシガシ使って、ワンシーズンで研ぎなおしといった感じです。なんせ旧版で1万以下ですから(笑)。1個目のアイゼンは、3年使いましたが、2度ほど研ぎなおし、そろそろ引退かなあ?といったところです。
それと、ジョイント部が柔らかいフレックスメタルプレートやひも状のものもありますが、そのようなものもご使用されたことがあればご教授いただけると嬉しく思います。
色々と聞きまくってしまい、申し訳ございませんm(__)m。
回答2020年12月04日 15:04 (2020年12月07日 08:39更新)
多少はお役に立てたようで何よりです。で、追加情報です。

秀岳荘にブルーモリスとのコラボモデル(スノーハイク)がありますね。ブルーモリスのものと板のデザインが違うだけはなく、ロングシールタイプ!もあります。動画も見れますよ。

【楽天市場】【 SNOW HIKE CLS 】【 2020Model 】ロングシール加工ロングビンディング付属秀岳荘オリジナルデザイン:秀岳荘NETSHOP (rakuten.co.jp)

さて、私のカミさんのテレマークスキーのステップカットも半円状の彫り込みタイプ(ただし一列タイプ)なのですが、登高性能は良くないです。結局、モヘア製の部分シール(自作)を貼り付けたままで使っています。
ということで、登高性能を重視するならばロングシールタイプが良いように思います。何しろ登りでスリップし始めると斜登高や階段登高に切り替えるしかなく、疲れますしスピードも落ちます。またツボ足やワカンに切り替えた場合は、その瞬間からスキーは荷物になります。

一方のステップカットモデルは下りの滑走性が魅力的です。しかし、山行を通しての総合的なスピードや体力消耗を考えると、下りのスピードはそれほどこだわることはなく、むしろ登りを楽にしてくれることを重視したほうが良いように思います。考え方はいろいろですが、私ならば、まずは「登れてナンボ」かなと思います(笑)。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
yama-boyさん、追加情報ありがとうございます。

シールも良いですが、ウロコタイプのものが一番良さそうな気がしました。
それと、ヒールリフターあれば良いなあ・・・とか考えてました。
このシリーズですが、一部で人気が出ているんでしょうか?
秀岳荘がオリジナルを作るということはそれなりに需要があるということですので。
ですが、情報はやはり少ないですね。

中古が出てくれば良いのですが・・・。
少し待ってみます。
回答2020年12月03日 22:10 (2020年12月07日 08:39更新)
はじめまして。

想定されている山域や時期がわかりませんので、的外れかもしれませんがご容赦ください。
積雪期のスピードハイクの場合「滑れるところは滑る」「浮いていけるところは浮いてゆく(ノートレース地帯のツボ足は極力避ける)」ということがポイントになるのかもしれません。

そこで、「ソフトブーツの装着が可能なショートスキー」の活用はいかがでしょうか?例えば、ブルーモリスのスノーハイク。滑走面がシール接着済みのものとステップカット付きのものがあります。なお、往復登山の場合、林道終点や緩斜面など、スキーで行けるところまで行って、そこでデポして帰りにまた使うという方法もあると思います。

また、「爪付きタイプのワカンでプラスチック製」のものは軽量化に役立つかもしれません。例えばヴァーテックスのスーパーカンジキです。

なお、私自身は山スキー、テレマークスキー、スノーシューの経験は若干ありますが、上の用具の使用経験はありません。あくまでも情報ということで…。
お礼 
yama-boy1さん、初めまして。
ご回答、ありがとうございます。
ご提案いただいたスノーハイク、昨シーズン、別のメーカーで探していて、廃盤という情報までしかたどり着けませんでした。
ブルーモリス、少し調べましたが、今も作ってたんですね。
確かにこれですと、重量は増えますが、場所によっては移動の効率化ができそうです。
そして、登山の延長という感じですので、私のスタイルにもあっているかもしれません。
何よりもめちゃくちゃ楽しそうです。

実際に使っている方の情報をネットでも探してみました。

重量は3.7kg、価格は4.5万(ちょっとお高い)。
ウロコ模様のタイプだと、登坂、滑走もそこそこ行ける。

多分、スノーシューの代わりに持参することとなりそうですが、MSRアッセントなどと比べて、どの程度の登坂力があるのか、スノーシューと比較したメリット、デメリットなど知りたいところです。
この辺は、生の感想が欲しいですね。
また、私が行く雪山はノートレースが多いというより、ノートレースを行くのが好きです。そういった場所、特にパウダースノーでは、スノーハイク>現在使用しているスノーシュー>スーパーカンジキとなると思います。

スノーハイクは重いですが、スノーシューと比較した場合の機動性はどの程度か、重量差以上なのか?やはりここが知りたいですね。

もう少し調べてみます。

ありがとうございましたm(__)m。
回答2020年12月03日 17:10 (2020年12月07日 08:39更新)
greenriverさんとの出会いの印象は正直「変わった人だな」でしたw。
が、その後レコを拝見して非常に興味深い素晴らしい山行をされていて、好印象を持ちまして度々記録を拝見しに覗いておりました。
さて、ウィペットへのご質問ですが
1.トラバース時にバランスを取る、またはイザに備えて確保する目的での使用ですが、十分有効に活用出来ています。
そもそも、トラバース時に手持ち道具の助けを借りたい場面って斜度は結構なはずで、雪面(氷面)は手元に近くなってますので、少し姿勢を低くすればダガーポジションでピックを刺すようにウィペットもピック刺せます。また、シャフトを短くすれば少し長めのピッケル的にもなります。
2.重い部分は手元に集中してますので、振った時の慣性は余り気になりません。重要なのはバスケットですね。DODのバスケットは軽量で良いですよ(使ってます)入手不可になったのが残念です。間違っても昔からある金属リングを皮で繋いだ新雪用バスケット移植してはいけません。先端重量が増えて振り重りが酷い事になります。
3.何度も滑落停止してますよ。シールハイクは(私の様にヘタクソの場合)スリップするのはしょっちゅうですから、滑った瞬間に手を着く如くピックを突き立てますので大抵の場合その場で止めれます。
ヤバいのはバランス崩しての頭を下にした滑落ですね。これはピッケルだろうが本当にヤバい。この場合、ウィペットは不可でピッケルならOKとかの次元でなく咄嗟にどれだけの反応が出来るかに掛かってると思います。

ウィペットの利点はシャフトの長さもありますね。
一段目の一番下を握ってピック部分をフックの様に使ってモンキーラッセルしたり、深雪でピッケル使用ラッセルだとシャフトを水平にして雪面に置き上体を支える方法がありますが、ウィペットだと沈みが少ない(二本なら一層)
反面、ピッケルで言う所のT規格B規格など、強度の事を言うと論外に弱いですから、支点として使うとか無理です。あと何と言っても高価w
他には取り外し式の現行モデルはピックはステンのくせに取りつけネジが鉄チンなので手入れしないと錆びるらしいです。

終いになって言うのも何ですが、私のようなヒヨッこがウィペット何ぞやと語るのはおこがましい事で、山スキー熟達者の方々の活用方法を参考にされた方がいいかと…。
金沢の先生とか…。
山スキーヤーの標準装備とされているウィペットですから使用者は多いですよね。
別質問で「ウィペットの良い点悪い点教えて!」って出せば回答集まるかも?です。

あ、最後に。
私が教えられた事の一つに「手元能力と足元能力のバランス」ってあります。
チェーンスパイクにダブルアックスとか、T字グリップのストック1本で足元12爪アイゼンとか、それは意味なしだよ、と。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
land-raiderさん、さっそくのご回答、ありがとうございますm(__)m。
冒頭・・・、少々傷つきましたが(笑)・・・、確かに初対面で四ツ岳までのコース情報を根掘り葉掘り聞きまくっていましたから、当然だと思います。その節は大変失礼いたしましたm(__)m。
一目で「ベテランだ!!ご教授伺おう!!」って、ピンとしたもので・・・。
結果的に大正解でしたので、勘だけで生きてきた自分の勘にさらに自信を持ちました(^^;)。

ご回答の1~3、この辺は熟知された方でないとわからないことですので、非常に助かります。私の心配はほぼ稀有であることがわかり、安心しました。
それよりも、ウィペットの長所がかなり際立っています。使い方次第でかなり汎用性がアップしますね。道具は1つの利用方法だけでなく、創意工夫で使い倒すものだと思っていますが、その良い例ですね。

ちなみにBDのウィペット、カーボンとアルミがありますが、どちらを使われているのでしょうか。カーボン使用の方が多いようにも感じますが、その辺の情報はあまりヒットしませんでした。個人的にはアルミ信奉者で、雪山でもシナノのトレランポール(アルミ)を使っています。ただ、より突き詰めると、熱伝導の関係から極寒ではアルミは多少リスクが発生するとも思いますし。

それと、滑落・・・。私は「滑落=100%死」 だと思っているので、滑落しない自信がないような場所には立ち入らないようにしています。ですので、「何度も滑落停止」、「頭が下で滑落」の件ではぞっとしました。私自身、5月末の常念岳付近の雪渓でチェーンアイゼンで滑落されていた方を同じ場所で連続で2名ほど見たときがありましたが、本当にぞっとしました。ゆっくり滑り出し、加速していき、気が付いたら死が近付いている感じでした。幸いにも崖際の木にぎりぎりつかまって助かりましたが、あれを見ると、とっさに滑落停止できるウィペットの有効性を感じます。ただ、それでもグズグズの雪や完全な氷化状態では停止するのが厳しいでしょうね。

手元足元については、勉強になります。片方の能力が低ければ、それは役に立たないし荷物になるだけかもしれませんね。同程度であって、初めて相乗効果が得られるということですね。
なんだか人間関係にも似てますね。気を付けないと・・・。

色々と貴重な情報ありがとうございました。
まずはウィペット購入、真剣に考えてみます(というより予算捻出をどうするかの検討段階?)。
重ねてお礼申し上げますm(__)m。
回答2020年12月03日 05:52 (2020年12月07日 08:39更新)
何のための積雪期長距離スピードアップなのでしょうか?
斜めに切ったアルミパイプの反対側に薄いブレードをつけた200g以下のピッケル(ネット検索では見つかりません)やいにしえのサレワのようなアルミプレスアイゼン(アマゾンにある500g以下のBRSアイゼンだと思う)の現物を見たことがあります。所有者によると山岳レースのための装備とのことでした。かなり検討された装備です。海外では山岳レースが盛んなようなので装備もいろいろとあるようです。プロはレースに勝つことが必須なのでそれなりに投資してドンと回収です。黒字になるなら1レース使い捨てもあります。余暇の登山とリスク閾値は異なると思いますが検討範囲に入ると思います。
日帰り登山の範囲を広げるならやはり車だと思います。ランクルとかパジェロショートとかになります。
お礼 
Kijo-Ashさん、ご回答ありがとうございます。

何のための積雪期長距離スピードアップなのでしょうか?
>失礼しました。最初の投稿で動機や目的を明記しておりませんでしたね。
限られた休日の中で、できるだけ多くの山を見て沢山感動したいというのが私が登山をする動機です。ですので、山でスピードや距離、危険な山行を人と競争するようことは考えていません。

できるだけ多くの山に行くなら長時間移動すれば良いかもしれませんが、それですと必要とする体力やリスクが青天井になってしまいます。これを防ぐために、より軽く、より速く移動して、長距離化を実現するための装備を検討しています。そう考えると、land-raiderさんがご提示いただいたウィペットはかなり良さそうです。

Kijo-Ashさんがご提示いただいた4WD車は、確かに積雪期により山深い登山口まで行くには有効ですね。ただ、数百万の出費になるため、私の財力では到底無理そうです・・・。4WDの軽トラとかもよさそうですが、日常生活がなりたたなくなるので、家族の理解は得られないでしょうね(笑)。

それと、BRSのアルミアイゼンのお話がありましたが、アルミのアイゼンがどの程度のリスクがあるのかも知りたいと思っています。個人的にはかなり怖いと思っているのですが、実際につかったことが無いので・・・。

こういった生の情報は、探してもなかなか出てこないものですね。
回答2020年12月02日 17:47 (2020年12月07日 08:39更新)
greenriverさん、お久しぶりです。
咋シーズン乗スカの平湯トンネルでお会いしたland-raiderです。
そもそものお話。
貴方は十二分に速いし、積雪期であっても山スキー山行を凌ぐロングを達成していると思うのですけどw。
更なる高みを目指す姿に感心します。

さて、オススメはウィペットですね。
絶対的にダブルで。
お値段高いけど、ストックでありピッケル的であり。
重量は嵩みますが、ストックとピッケルと両方持つなら同じ事ですし。
安全性と推進力とイザという時のビバークに棒状の物が二本あると心強いです。
大したアドバイスになってませんが、私はウィペット無しの雪山は考えられませんね。
また、どこかで緑色のお車に出会う事を期待しています。
ではでは。
お礼 
land-raiderさん、お久しぶりですm(__)m。
こういったご縁で、大ベテランのland-raiderさんからご回答いただけるとは・・・。
嬉しいやら、びっくりやら、、、不思議ですね。
とにもかくにも、ご返答ありがとうございます。
皆さんからご回答いただけそうになかったので、自分で調べた記録として日記へ移そうかと思っていたところでした。とても助かりました。

更なる高みというか、強欲というか・・・お恥ずかしい限りですが、もう少し、具体的には1日平均20km程度、安全に無理なく移動できるようになると、積雪期でも日帰りで行けるところがぐっと増えるなあ・・・と考え、そのために楽に速く長距離を移動できないかなあ・・・と思っていたところです。
経験値も技術もなく、師匠もおらず、BCもできない私の強みは、体力岳ですので・・・、せめてその強みを活かせないかなあ・・・と(BC、めちゃくちゃ楽しそうですが、経済的に厳しいのと、とても素人ソロではリスク対応できません・・・)。

ご教授いただいたウィペットですが、昨シーズンから私も気になっていました。
私が使っているポール、ピッケルとウィペットの重量について少し調べました。

現在使用
トレッキングポール シナノ トレラン14(115cm) 両方で360g
ピッケル グリベル ネパール 65cm 550g

検討
ウィペット BD 両方で980g(ピッケル部両方で300g) 

差し引き、+70gですので、ほぼ同じですね。重量の問題はなさそうです。

あとは自分のスタイルに合致しているか、どのような利点があるか、課題は何か・・・です。
そこで、land-raiderさん、ご教授いただけないでしょうか。
ピッケルの代用としてのウィペットの現実的な限界を知りたいです。
例えば
1.ウィペットの場合、雪のトラバースですとピッケルのように雪に刺せないように思うのですが、このような場合、どのように対応されているのでしょうか。
2.ウィペットは片方で490g(アルミモデル)と少し重めですが、取り回しは問題ないでしょうか。
3.転倒した際に、ウィペットならばとっさに雪面に刺すことができ、滑落を防止できそうですが、実際はいかがでしょうか。
おそらく、この点がウィペットの安全性の最大利点なのだと思っています。
以前、木曽駒の登坂で徐々に傾斜がきつくなり、ピッケルが欲しいと感じた時にザックに装着していたピッケルを取り出すことができなかったことがありました。それ以来、ピッケルを脇差のようにすぐに使えるようにする必要があると感じていました(ハーネス付ければよいのですが、嵩張ることが課題)。

その他、ウィペットで注意すべき点や利点、欠点等ありましたらご教授いただけないでしょうか。

色々お聞きして大変恐縮ですが、よろしくお願いいたします。