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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:カラダ管理

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緊急度 1カラダ管理
70歳の体力にふさわしい山行について
質問2021年08月06日 23:42 (2021年08月08日 17:36更新)
初めまして70歳男性です。
今回新穂高から高瀬ダムまでテント泊縦走に出かけましたが、敢えなく双六小屋まで到着することなく頓挫してしまいました。原因は恥ずかしながら疲労で足が上がらなくなったからです。ザックの重量は15Kg位です。20代から細々と北アルプス中心に山行(テント泊)を続けていますが、特に健脚というわけでもなく最近はコースタイムの2割増位で歩いていました。但し、昨年からコロナのため殆ど山行できていません。
皆様にお尋ねしたいのは70歳の体力についてです。年なんだから荷重を減らした山行(小屋泊まり)に変えるべきとか、トレーニング次第でまだまだ大丈夫とか。
私自身としてはコロナ時代であるからこそテント泊にこだわりたいところです。
回答2021年08月07日 11:53 (2021年08月08日 17:36更新)
こんにちわ、71歳、女性です。
まあ、私は元々ボッカ能力がないので、テント泊で12kgくらいです。アルプスなら小屋で食事(栄養)補給できますから、あんまり重い食料、持って行きません。
テン場着いてからテント設営・翌朝の撤収、ーこれがしんどいな、思うようになってきました。
だから今年から(去年からですが)小屋泊りに変更しようと思ってます。雨、降っても安心ですし…。
bwv639さんはお元気なので、新穂高から双六小屋まで一気に上がろうとされたんでしょうね。すごい健脚ですね。私なら、高山病、なりやすい性質もあるし、途中、鏡平で一泊しますよ。まあ、そこ、テン泊禁止ですが。
「疲労で足が上がらなくなった」とおっしやっていらっしゃいますが、足は、前へは出せたのでしょう。足を前へ出せたのなら、何としても時間かかっても双六小屋へは着けるはずですよ。
元々からの山の登り方が無茶苦茶、足にばかり負担のかかる登り方をされていらっしゃるのではないか、と思います。
まあ、山行時間、コースタイム以上にかかるようになって、もっと山の良さが分かるようになった気がします。今までホント、ガツガツ歩いてましたからね。

普段のトレーニングとして、ジョギング、筋トレ、低山ハイクなど行っています。ただやり過ぎ、駄目と思います。体力の回復が遅くなってるのは実感します。
筋トレも、登山に必要な筋トレならいいけど、連続何百回スクワットー必要かなあ。根性主義みたいですね。
ちょっと変わったトレーニングとして、スロージョグで公園の林の中、木の根っこ混じった道、走ります。山での転倒防止です。目で根っこを確認してどれくらい足を上げれば引っ掛からずに通れるか、瞬時に判断したり、意識しなくても自然と足が通過するようにするためです。山の事故では転倒による滑落、多いですからね。

山行タイムは、年々掛かってくるようになるでしょうが、まだまだ行けますよ!!
5 ポイント 役に立った
お礼 
ご回答ありがとうございます。
食料については今まで自己調達にこだわってましたが、mtkenさんもおっしゃっていますが山小屋利用も選択肢かと思います、体力が落ちてきているのに建前にこだわってもしかたないですね。
私の場合テントの設営や撤収には特別負担は感じません、ただただ標高を稼ぐ脚力の不足だけが問題で、確かに無理すれば双六小屋まではいけたかもしれませんが、その先の長い行程を考えると気持ちが挫けたと言うところです。
程度の差こそあれ山行に備えて皆トレーニングされているようですね、私もメタボ解消以上に山行という目的に合致したトレーニングを検討したいと思います。
回答2021年08月07日 01:31 (2021年08月08日 17:36更新)
初めまして。
還暦を過ぎてもテント泊にこだわっている若輩者です。私見を述べさせて頂きます。

70歳の体力についてですが、個人差がありすぎて一概に言えないと思います。トレーニング次第かについても、持病や過去の怪我、関節の具合によっても答えが違ってきます。

初めにbwv639さんの、普段のトレーニングについて伺いたいです?
何をどれくらいしているのか?あるいは全くしていないのか?
トレーニングしていなくても、毎週地元の山を高低差1000〜1500M、距離15〜20KM歩いていれば、それはそれで立派なトレーニングです。

コロナのため殆ど山行できないが、トレーニングはできるでしょ。してますか?
私の場合、還暦を過ぎてから、普段のトレーニングなしにテント泊山行はできません。山行が月に1回ですから普段のトレーニング(ストレッチ、体幹トレ、筋トレ、ジョグ)がかせません。

しかし人によりトレーニングができない方がいることは承知してます。

新穂高から高瀬ダムまでテント泊だと2泊(双六から烏帽子)ですよね。そのコースなら手を使うような危険箇所もないし、重量15Kgはもう少し軽くできると思います。水は次の小屋まで必要かつ十分な量しかもたない、ランチは小屋で取るなどして、12kgにすれば3kg違います。高齢者にとって3kgは大きいです。

私的には加齢により、日帰り装備なら若い頃と比べても大きなタイム差はないが、テント泊で荷が重いと極端に遅くなりました。というか、昔は30kgを背負いましたが、今は18kgが限界です(膝的にも)。それでも、今のトレーニングを続ければあと5年は今と変わらずに歩けると信じてるし、そんな感じがします(まだまだ筋肉に張りがあります)。

★それと、加齢による体力低下は、同じ下降曲線ではなく、ある年齢からガクっと落ちるようです。その年齢には個人差があるようです。bwv639さんはそこにさしかかったのかもしれません。

ぶっちゃけ、私がここ数年、アルプス等見た限りでは60歳代でテント2泊以上で縦走してる割合は10〜20%位(赤岳鉱泉テント泊、軽い荷でピーク周回とかを除く、あくまで2泊以上の縦走)。70歳代だと10%以下、そんな感じです。あくまで感じです、詳細なデータを取った訳ではありません。

テント泊にこだわりたいなら、そして、有酸素運動、筋トレ、ストレッチができる身体なら、まずは、怪我しないように、注意して考えながら、稜線でスタスタ歩いているイメトレしながら、それなりに頑張ってトレーニングしてみてはいかがですか?3〜4ヶ月も続ければ効果を実感できると思います。

★それでもムリなら小屋泊に切り替える時が来たと言えるかも知れません。そもそも70歳でアルプスをテント泊縦走してる方は少ないですから。小屋泊なら、普通に見かけます。

例え小屋泊にしても、そのご年齢でトレーニングなしでは、快適なハイクはできない気がします。あくまで私見ですけど。

因みに私は、このくそ暑い中、6日連続で夕刻6時からジョギングを続けてます。

追記:昨年、雷鳥沢テント泊で大日岳・剱岳に行ったとき、隣のテントの68歳のお方は週に2回、連続1000回スクワットを40分かけてしてると言ってました。私より後に雷鳥沢をでて、私より先に帰着してます(その時のCTは0.7〜0.8)。先月、北穂南稜で83歳のお方とスライドしました、お聞きしたら穂高に登るためだ、トレーニングは欠かさない、と言ってました。
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追記2:誤解を避けるためにあえて追記します。1000回スクワットを推奨してるわけではありませんよ。トレーニング内容は人それぞれで、先に書いたように怪我しないよう、よく考えて行なう必要があり、70歳でテント泊縦走を行なうには、それなりのトレーニングが必要という私見です。また早く歩く必要もないと思います、目的地まで快適に、もしくは多少疲れても安全に到着することが肝要です。
ご返事を拝見して、それなりのトレーニングの必要性をお分かりいただけで幸いです。なお、回答が長くなるのは、頭が悪く、余計な事まで書く性分で、自分でも困ってます。そこの所はお詫びしたいと思います。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
早々のご回答ありがとうございます、おっしゃる通り個人差がありすぎる乱暴な質問で申し訳ありません。
このご回答を拝見してトレーニングによる体力作りが必要と思いました。
私の普段の運動は生活習慣病(メタボ)改善のため今年の年初から、足に1kgの重りをつけてのインターバル速歩45分を週4回、山登りによいとどこかで聞き齧った片足スクワット各30回を毎日と言うところですが、体重が2kg減ったのでメタボ改善にはそれなりの効果は出ているみたいですが、連続1000回スクワットに比べると寝ているようなもので山登り用のトレーニングとしては量が絶対的に少ないですね。それなりのペースで山行をされている方は普段から努力をされていると言うことがわかりました。
今までは特段の努力をしなくてもなんとかやってこられたが、努力なしではできない年齢になったということかと理解しました。