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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:山の情報

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緊急度 1山の情報
山梨県鶴川左岸の尾根末端ピーク
質問2021年12月27日 17:16 (2021年12月30日 09:48更新)
 山梨県の鶴川左岸(笹尾根の山梨県側)の地域には、笹尾根から派出した小尾根の末端にコブのようにふくらんだピーク(殿平878、丸山631、寺窪山752、日武連山575
その他)の並びがある。その数は数え方によっては10個程度。
 このピークの成因は何なのだろう。
回答2021年12月30日 05:19 (2021年12月30日 09:48更新)
gezansyaさん、こんにちは。
この一帯には鶴川沿いに断層が走っているそうです。
断層があると境界面が破砕帯になりより強く浸食が進むため、元の尾根から切り離されてご指摘のコブが尾根端に並ぶ…という成因のようです。

「甲府深成岩体との関係からみた鶴川断層の活動時期」という論文に詳しく記載がありました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc1893/92/12/92_12_905/_article/-char/ja/
鶴川断層の図はこちら
https://gbank.gsj.jp/activefault/cgi/segment_param?SearchTYPE=&fval_type1=071-01&segment_id=071-01&topic_list=2&search_mode=2
お礼 
banyoさん初めまして
貴重な情報まことにありがとうございます。
コブのピークが直線状に連なっている理由が納得できます。
また鶴川と初戸川に挟まれた地図上で特異な地形の中群山741mも,成因は同一だったのですね。
ありがとうございました。gezansya