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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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緊急度 5その他
屋島のボランティアの無許可ルート造成は許されるのか?
質問2022年01月27日 11:00 (2022年02月06日 11:45更新)
年末年始にバーナーの使用について質問をした者です。私は生まれは香川で、その後晩年にまた香川に戻って定住しているものです。今香川の里山や屋島などの国有林のところも含めてどんどんと変わっていってしまっています。自治体や環境庁が整備しているのではなく、どうやら勝手にやっているボランティアのおじいさんらしいのです。

私は高松市、三木町、さぬき市、東かがわ市の低山を中心に登っています。しかしながら、非常に私設と思われる細い木に結ばれたロープがほとんどの里山にあります。ない山を探す方が難しいぐらいです。ロープをさらに何本も張っているところを目撃して遠くから見て撤退したこともあります。

私は別地域から舞い戻ったオールド自称登山家なのですが、この地域、危険なロープが私設されているがけや道のないところへ誘導するピンテ(赤テープ)も多く、当惑します。ピンテはいろいろな意見がありここでも繰り返し議論されているようなので、ここでの質問には含まれません。私設の造成だけを議論したいと思います。

この議論を緊急のものとして取り上げるのは、国有林主体の屋島でがけと急峻なルートをこの何年か枝打ちと草抜きをされている方がいて、それはよいと思いますし、お役所に問い合わせたところ、危険なことや近隣に害を及ぼさないかぎりよろしいという回答をもらっているのですが、最近その方が大規模に道の補強造成をされ始めています。

私は近隣住民としてその道を補強してメインの道にすることはよろしくないという意見を持っています。枝打ちは微妙なところですが、草抜きや落ち葉はきはありがたいと思っています。私設の足場やステップは国有林や有名な観光地にそぐいません。その方ではない別の方がロープを張っているのを見たことがあるのですが、その設置の仕方とまったく同じロープ設置が周辺の里山に数多くあります。どれも木が傷む方法でどうしてこんなことができるのだろうかというものばかりです。今年になってロープの数もまた増えました。どうやらロープの多くはその山の手入れの方でも各地の山岳会の方でもなくて、その多くはトレラン愛好者の違う系統の団体に属する者によるもののようです。

同じ町内の方もぜひどういう見解を持っているか、バーナーの時と同じようにご意見ご感想をいただけたら幸いです。

自治体側はどこもこのへんはボランティア大いに結構という見解、環境省はまだ回答をもらっていません。おそらく個別の事案については回答しないものと思われます。
回答2022年02月06日 11:45
屋島で生まれ育って半世紀以上になります。

子供のころは、屋島の山を駆け回るのが唯一の遊びでした。

当時は洞窟にも入ることができました。

今は週4くらいで、いろいろなルートを使って屋島に登っています。

スイトンさんのHPにもあるように屋島には沢山の登山道がありますが、
昔と比べるととても整備されて利用しやすくなったと思います。
ボランティアの方々の何十年にも渡る活動のお陰でもあると思います。

> 同じ町内の方もぜひどういう見解を持っているか、バーナーの時と同じようにご意見ご感想をいただけたら幸いです。

屋島の町内会の者ですが、屋島が荒らされているといった印象は全く感じません。
何人もの登山仲間に聞いてみましたが、気になっている方はいませんでした。
町内会の方が使わないようなマニアックな道とか、ピンテをたどらないと行けないような場所なのかなと言った感じです。

屋島に住んでいても、特に徒歩で屋島に登る人は少数だと思いますので、
ロープや造成と言われても何のこと?といった感じだと思います。
下から見て、木々が伐採されて地面が見えるようになったとか、景観を損なっているというようなことであれば別ですが、そんな様子もありません。

具体的な場所とか、写真とかがないと、ひどさや程度も分かりませんので、許容できる範囲であるかなど、見解を求められても難しいのではないでしょうか。

個別の状況を見て判断すべきで、ひと括りに、道の補強は絶対ダメ、ロープは絶対ダメという結論にはならないと思います。
回答2022年02月01日 18:52
行政もオッケーを出しているなら、問題無いのではないでしょうか?
むしろ地権者でも無く自粛警察よろしくこんなところでネガティブキャンペーンをしている方に問題がありそうな気がします。
何でもかんでも悪者扱いせずに、その団体がやろうとしていることによく耳を傾けて真摯に話を聞く姿勢が必要だと思います。
回答2022年01月30日 21:11 (2022年02月01日 20:40更新)
 私がKoukaiKoukai さんの立場で、かつ、その状況を変えたいという強い思いがあるならば、それを認めている国有林の担当者の方にまっさきに話をするかと。それも口頭での説明でなく、写真付きで場所もリンクさせたものをお渡ししたうえで、
1.なぜこれがダメなのかという理由を伝える。
2.非常にたくさんついているということを伝える。
そこから始めるような気がします。写真付きで、国有林の担当の方とお話したら、ロープの張り方の問題、その量の問題というのは理解される可能性は高いと思います。いかがでしょうか。

また、木のことを考えるということならば、その方と直接お話をして、ロープのかけ方などをお教えされるのがもっとも適切で効果的な方法のようにおもえます。勇気を出してやってみてください。
回答2022年01月29日 21:36
高松はいいところですね。
私はうどんが食べたくて2度訪れ延べ4泊しました。
知人が現役のころ屋島の上部に住んでいたと聞いていたので、車道が上部まである屋島に登山道があるとは知りませんでした。
あの屋島をいろいろな地形を利用して歩くのは楽しいと思います。
しかし、そこにテープはもちろん。ロープを張ったり枝打ちをしたり、その他人工物を設置したりすることはいいことだとは思いません。
ピンクテープも赤旗も本来は帰路確保のためで回収が前提です。
残してしまったら第二登の人の楽しみが奪われます。

白馬岳から朝日岳を経由して親不知まで降りる栂海新道も開拓したサワガニ山岳会は林野庁から訴えられ伐採した木々を現地調査の上で弁償させられました。

今は回収しやすいフレンズなどで状況が変わりましたが、岩登りも残置ハーケンを追ってルートを探すよりも、岩の弱点を狙ってルートを決めたほうが断然面白いです。

山はオーバーユースのために地形保全を目的にした階段などを除いて、本来は人工物がないのがベストです。
回答2022年01月27日 21:16
登山道というのは、法的にはグレーな部分が多いようですね。
厳密にいえば、土地の管理者の許可や届け出が必要なものとなるのでしょうが、正式な手続きを経て作られた登山道というのはほとんど無いのではないでしょうか。

高松市の屋島については、3つの観点から考える必要があります(あくまで私見ですが)。
一つ目は、国有林です(林野庁香川森林管理事務所の管轄)。
屋島の大半は国有林となっており、登山として立ち入る事自体は何ら問題はありません。樹木の伐採は禁止されていますが、通行の障害となる枝を切る事自体は許容範囲かと。ロープの設置やステップを作る事自体はどうでしょうか。基本的に屋島の国有林は林業目的ではなく、自然環境の保全と休養が目的なので最小限に手を加えることは許されるかな?
剣山系などでは、森林管理局の協力の上で登山道整備がされているようですが。

二つ目は、国立公園です(環境省四国事務所の管轄)。
屋島は瀬戸内海国立公園の第二種特別地域に指定されています。第二種特別地域では樹木の伐採や土地の造成が許可制となっています。しかし、許可条件を見てみると枝払いや歩道の造成は問題ないようなので許可を申請すれば認められるでしょう(今回のケースは許可を申請していないと思いますが)。

三つ目は、史跡・天然記念物です(文化庁から委任された高松市が管轄です)。
屋島は全域が史跡及び天然記念物に指定されており、建築物の設置や土地造成は許可が必要です(山麓の住宅地も同様です)。特に斜面部については山上に次いで2番目に規制が厳しくなっています。しかし、枝払いや登山道の造成は許可の対象とはなっていないようです。

いずれにしても、法的には何らかの手続きなり問い合わせをして登山道を整備するのが望ましいのでしょうが、現実に里山レベルで実行はされていないでしょう。
グレーですねとしか言いようがありません。グレーの積み重ねで我々が歩く道が出来ているというのが現実なんでしょうね。
とりとめのない文書で申し訳ありません。
回答2022年01月27日 20:52
「同じ町内の方」の意見を聞きたいのでしたら市の広報紙に投稿なさるか、あるいは町内の回覧板をご利用なさってはいかがでしょうか。
回答2022年01月27日 20:21 (2022年01月29日 21:47更新)
国有林なら、ルート(踏み跡)のみを付けるだけなら、全く問題ないでしょうネ。

樹木を切ったりなどは、林野庁の許可が必要です。無許可だと違法行為です。
同様に、無許可の案内看板やロープの設置なども違法行為でしょう。
尚、赤テープのみならグレーゾーンでしょうか?