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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:カラダ管理

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重いザックを背負っても耐えられる身体づくりの方法
質問2023年02月21日 16:53 (2023年02月27日 16:32更新)
今後テン泊や2泊程度の登山にも対応するために、20kg以上の荷物を背負っても耐えられる身体作りのために、どのようなトレーニングを普段されていらっしゃるか?という質問です。(「荷物を軽くした方がよい」とかではなく、あくまで重い荷物を背負うためにどう鍛えるか?というのが質問の趣旨です。)

私の場合、長く歩くとか、急峻な場所の登降などはあまり苦労しないのですが、弱点というべきものが重量耐性がないことです。特に、15kgを超える荷物を背負ったときに肩がかなり痛くなって、登山に集中できなくなってしまいます。

今年は、宿泊登山にも挑戦しようと思っているので、重量のある荷物を背負っても過度に痛みがでないようにする身体を目指したいのですが、なかなかピンポイントで鍛える方法がないことに悩んでます。
ちなみに、歩荷トレーニングをするつもりはありません。自分たちの50代という年齢を考えると一番怖いのは怪我や故障であり、歩荷トレーニングを私がやれば、故障するリスクが高いことは目に見えているからです。

そこで、もし何日も縦走したり、ン十キロも背負っても平気な皆さんが身体を鍛えるに普段行っているトレーニングの体験をおきかせ頂きたい思い質問させて頂きました。オススメの動画サイトとかご紹介頂いても嬉しいです。

どうかよろしくお願いします。

ちなみに、現在の私は、年齢53歳、週に何日かスクワット、ランジ、ヒップリフト、プランク、ダイアゴナル(全て自重)といった臀部や体幹系のトレーニングをメインに実施しています(上半身系は何もしていない)。
回答2023年02月25日 14:25 (2023年02月27日 16:32更新)
荷を背負うには背筋が重要と聞いたことがあります。ヒップリフトは効果があるので、回数を増やすとか、おなかに重しを載せて負荷をかけるのは良いと思います。
腹筋と背筋を鍛えて置かないと荷物に耐えられないどころか自分の上体も支えられずに背中が曲がります。いわゆる猫背です。荷を背負うためだけでなく、いつまでも娘にカッコいいと言わせるためにも、特に背中を鍛えておかなければと思ってます。

【追記】書籍の時代ではないかもしれませんが、「世界一ゆる〜いイラスト解剖学 からだと筋肉のしくみ」と「世界一ゆる〜い! 解剖学的コンディショニング」共に有川 譲二著は良いかもしれません。(私は終活で処分してしまいました。) 具体的な筋肉の名称や役割などが解説されてます。筋肉を知って鍛えるのが効果が高いと思います。
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Kijo-Ashさん、ありがとうございます。

重い荷物を背負うために、肩周りの筋肉ばかり意識していましたが、背筋も重要なんですね。
ヒップリフトは、自分では臀部と体幹のためにやっていたのですが、背筋にも効果あるのですね。腹筋はこれまでノーマークでした。
ヒップリフトは、寝ながらでもお気軽にできるのでいいですよね。

確かに猫背になると一気に老けて見えますよね。
私も若干猫背気味なので、腹筋背筋を鍛えて、見た目よりも若いと言われるよう頑張りたいと思います。

アドバイスありがとうございました。
回答2023年02月23日 09:01 (2023年02月27日 16:32更新)
tektektek2003さん、こんにちは。
なぜ急に20kg歩荷トレーニングまで行ってしまうのか?
普段の日帰り装備にペットボトル500ml×2本増やして歩く。
それに慣れたら2L×1本、2本、3本と増やして行けば良いかと。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3455182.html

と言うのも、私がテン泊を始めたのが53歳だったかな?
30代の若者と北アルプス4泊5日で雲の平や水晶岳に行きました。
日頃の運動習慣ゼロ。普段の登山で徐々に慣らしていくだけです。

鍛える前に柔軟性。いやぁ〜 骨身に染みる言葉ですね。
ザックは肩3腰7くらいな感じで背負うようにしてます。
61歳ですが今年も徐々に重さに慣れて行きテン泊に行く予定です。
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お礼 
shige3776さん、ありがとうございます。

50代を過ぎると、これまでできたことが出来なくなるようなことも出てきて、ついつい「歳のせい」にしまいがちになります。shige3776さんは、テン泊53歳からはじめて、61歳の今でも、ガシガシ縦走されていらっしゃるようで、歳なんか感じさせないし、私もとても勇気づけられるコメントです。

私は、どうしても怪我や故障をしやすい体質ということもあり、普段の山行で重い荷物を背負って長距離を歩く(特に降り)ことに強いリスクを感じること、トレーニングのために山行をするという行為が私の性に合わないということもあって、板のような質問をしました。

ただ、「トレーニングと感じない」程度に荷重をかけて、それを繰り返していって、「トレーニングと感じない」レベルを上げていく。shigeさんの仰りたいことは、そこかもしれません。確かに、私のイメージ(偏見)では、「歩荷トレとは、いきなり重量のある荷物を持って里山を歩くものでした」。歩荷トレについて、そのようなイメージを払拭することができました。

詳細なアドバイスありがとうございます。
回答2023年02月22日 13:23 (2023年02月27日 16:32更新)
tektektek2003さん、こんにちは。

腕立て伏せ、腹筋、腹筋ローラーなどで軽くですが上半身を鍛えてます。この程度でもかなり違います。腹筋ローラーはタチコロとか無理をすると故障するので、ヒザコロを壁に当てて終わらせてケガをしないくらいでも十分そうです。週4〜5回ほど、15〜20分くらいしてます。

あとはザックのウエストハーネスがしっかりしたものにすることです。ウルトラライトを謳っているものや薄手の軽量化生地のザックは腰で背負えず、実際に荷は多少通常のザックより軽くなっても、感覚的により重く感じたり、肩の負担が大きいように思います。
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minislopeさん、ありがとうございます。

まさに、私が求めていたご回答でした。腹筋ローラーは使用したことがないので、導入を検討したいと思います。こういうトレーニングってやはり「継続は力なり」なので、いかに続くことをするかが大事だと思っていました。さすがに週4〜5、15〜20分だと私にとってはハードル高いので、まずは継続できる範囲で始めたいと思ってます。

ザックの件もありがとうございます。なるほど・・ザック自体を軽量化しても、全体としての重量感が増える、というのは目からウロコでした。私は、スピードは追求せず、ウルトラライト派でもありませんが、今後ザックの買換えを行うことがあれば、参考にしたいと思います。

具体的なアドバイスありがとうございました。
回答2023年02月21日 23:31 (2023年02月27日 16:32更新)
こんにちは。

下のサイトに登山のためのトレーニング法の例が書かれています。
上半身と下半身の柔軟性と筋力(インナーマッスルおよびアウターマッスル)をバランスよくトレーニングするのがポイントのようですね。
すでに実施されているトレーニングも含まれていますが、参考まで…
なお、重荷で肩が痛くなるのはザックの選択や調整で軽減できる場合も多いと思います。

https://yukinoshingun.com/tozan-training1/
https://yukinoshingun.com/tozan-training2/
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yama-boy1さん、ご回答ありがとうございます。

サイトの紹介ありがとうございます。
トレーニングを行う前にまず「柔軟性」・・・・
これは耳が痛いです。
私は、コチコチの非柔軟な身体。さすがに最近、こりゃ問題だな〜って思って、ランニングの後にストレッチを実施するようにはしていますが、以前はそれすらもやっていませんでした。
というわけで、ご紹介くださった記事を参考に、柔軟性の訓練をまずはやってみたいと思います。

あとは、やはりザックの調整ですね〜〜
鍛えることばかり頭にあって、ザックの調整はほぼ念頭になかったので、皆さんからのご指摘で気が付くことができました。

アドバイスありがとうございます。
回答2023年02月21日 22:02 (2023年02月27日 16:32更新)
こんばんは。
重いザックを背負って肩が痛いのは、先の方がいう通りザックの背負い方が間違っていると思います。大型の重量があるザックの場合は、重量の大半はウエストベルトで受けて、ショルダーハーネスにはあまり重量が掛からないようにストラップを調整します。

で、体力づくり?っていうより、歩くペース管理の方が重要と思います。

自分の場合は、持久力は殆どの一般登山者より優れていると自負していますが、筋力は優れているとは言い難い。でも、夏休みに20kg位のザック背負ってアルプス縦走するのは好きですネ。
重いザック背負ってなら、歩き始めはなるべくゆっくり。慣れてきてもあまりペースあげないペース管理とすべきでしょう。宿泊の予定もチョット余裕がある予定とする方がよいようです。早めに宿泊地に到着してノンビリできたら疲れも癒えます。

良い山行を。
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お風呂〜ダーさん、ご回答ありがとうございます。

やはりザックの背負い方なんですね。私は、鍛え方が足りないという方向ばかり考えていました。ショルダーの部分は余裕があるとなんとなく落ち着かず、ショルダーにもある程度の加重がかかるようにしておりました。皆さんの回答を拝見して、改めてザックの調整等を試みたいと思います。ちなみに、肩が痛くなったのは2年前の朝日連峰の1泊登山の時で、ブックオフで買った安物リュックの時だったので、そういうのも禍したのかもしれません。

ペース管理の点ですね。私の場合は、「最初ゆっくり」というのは、かなり意識しているのですが、どちらかというと慣れるとガシガシ進んでしまう(「日帰り」だとどうしても急ぎ足気味となる)ので、その辺りも余裕のあるペース配分で進むことも意識して臨もうと思います。

今年の夏、良い山行ができるように、トライ&エラーを繰り返しながら、ベストのスタイルを見つけられるよう頑張ってみます。

アドバイスありがとうございます。
回答2023年02月21日 17:40 (2023年02月27日 16:32更新)
tektektek2003さん、こんにちは

なんともいい質問だと思います。
日頃の日帰り低山でも、あえて荷物を重くして登山するのが定番(そんなのは判ってると)
自分が行っているのは通勤時は電車移動ですが階段を使い電車内は立って乗車
会社オフィスは15Fだけどエレベーターを使わず上り下り
一番足が鍛えられてるなと感じるのはビルの階段上り下りかなぁ
ふくらはぎがかなり鍛えられ、下りは膝への負担へ減らす降り方を意識出来ます。

あと、重い荷物を背負うのにはザックがかなり比重を占めます。
肩が痛くならないように腰荷重ができるザックを選ぶことも重要
腰ベルトをしっかり締めた時に肩に余裕があるかどうか
お持ちのザックが自分に本当に合っているかは詳しい人に聞くのが一番
それには登山店しかないですけどね

足腰を鍛えることはもっともですが、
重い荷物を背負った時は肩に負担がかからないように
上下に振れないような歩き方を心がけることも
ガシガシ歩きと肩にベルトが食い込んで擦れて痛くなることもあるので、

でも最後に一番は軽量化
最近の道具は軽量化が進んで商品が多いですよ
ちなみに自分は以前は20kgオーバーの時もあったけど
最近は15kgオーバー辺りで縦走しているけど
以前は歩くことだけで精一杯だったのが
最近は重くても歩くのが楽しく縦走できるような気がしております。
一様、お伝えするとtektektek2003さんよりも少しだけ年を重ねております。
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Bombersさん、ご回答ありがとうございます。
他の方もご回答してくださったように、ザックの背負い方をまずもって検討すべきということですね。
特に、「腰ベルトをしっかりしめた時に、肩に余裕があるか」という点はあまり意識してませんでした。私の中で、腰半分、肩半分という意識が強かったからかもしれません。

なるほど、今は軽量化すれば、15kgオーバー程度で縦走も可能なのですね。
今は、冬ということもあり、普段13kg程度ですが、重さに対しては殆ど意識せずに済んでいるので、ザックの背負い方(場合によってはザックの買換え)を再度検討しながら、夏の宿泊登山の準備をしていきたいと思います。

それにしても、オフィス15Fは、力付きますね。私のオフィスは6Fで、歩いて何回も往復しますが、以前17Fのオフィスまで階段を使用したとき足がパンパンになったので、毎日15Fというのはある意味で幸運なことですね。

アドバイスありがとうございました。