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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:カラダ管理

受付終了
緊急度 3カラダ管理
登山中の腰痛対策
質問2023年04月05日 13:40 (2023年06月22日 19:29更新)
お世話になっています。
登山中に腰の激痛に見舞われることが多々あり、先日は、林道歩きなのに、激痛に見舞われ、脂汗をかきながら、数歩で何かにもたれかからなければならない状況でした。
かなり前に、病院を受診し、ヘルニアと診断されました。しかし、その後減量し、ガツガツと山登りを楽しんでいました。腰痛はありません。その後、著しく体重増加し、腰痛が出現。太り過ぎが原因なのでしょうが、それでも、腰痛が出現しないときもあります。
近日、もう一度、病院を受診しようと思っています。
原因と対策を御教示いただけないでしょうか。
回答2023年06月22日 19:28 (2023年06月22日 19:29更新)
あれから、大学病院を受診。腰のMRIとレントゲン、採血をしました。
結果は、脂肪です。太り過ぎというわけです。予想通りでした。でも、ダイエットのために山に行けないのは残念です。
取り敢えず、原因が特定できたので、この質問は、クローズします。
回答2023年04月08日 11:57 (2023年06月22日 19:29更新)
ハッシー@eclat様。

自分も腰痛で苦しみました。
座り方を変えるだけも効果がありました。
普段は腰を支点にした動きをしないようにしています(顔を洗う時は膝を曲げて腰を落とす。しゃがんでから足の筋肉を使って物を持ち上げる)。

太るとクマ(パンダ)が座ったような姿勢になりやすいです。
太るとしゃがむのが面倒で腰に負担のかかる動作をやりがちです。

椅子に座る時に骨盤を立てて座っていますか?
慣れないうちは坐骨が痛いけど。
椅子に浅く腰をかけて骨盤を立てると足で踏ん張るので腰への負担が少なくなります。
楽な姿勢=腰に負担のある姿勢のパターンが多いです。

ギックリ腰以外の腰痛は普段の姿勢の悪さの積み重ね(腰につながる筋肉の過度な伸びによる緊張)が炎症(筋肉の破断など)として腰に症状が出ると思っています。

自分も病院でヘルニアと診断されました。
今は問題ないです。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
 ありがとうございます。
 座り方も気を付けなければなりませんね。確かに、楽な姿勢をしていることが多いです。それが腰に負担がかかるとは・・・。
 運動不足&太り過ぎが原因かと思われるので、病院は受診するとして、まずは、この辺を解決したいと思います。
回答2023年04月08日 08:41 (2023年06月22日 19:29更新)
登山中の腰痛ということでご苦労お察し申し上げます。
私も若いころ椎間板ヘルニアの既往があり、中高年の今になって、当時ほどひどくはありませんが、時折後遺症か再発と思いたくなるような腰痛に見舞われるときがあります。幸いにしてその場で動けなくなるほどのことにはなったことはないので、その都度、下山後に整形外科医の友人に診てもらって状態を確認してもらっています。

既にヘルニアとの診断を受けておられるということですので、まずは主治医の診察を受けて指導を仰ぐことからだと思います。言うまでもなく、痛みの有無=異常の有無ではありませんので自己判断は禁物です。
私が直接診察させていただいている訳ではないので、今回の原因云々をここで軽々しく言うことはできませんが、ヘルニアと診断されたあとどのような治療をされたか、減量はされたようですがその際に筋肉まで落としてしまっていないか(そうだとすれば、そのまま太ればやはり無理が来ます)なども考え、検査結果と併せて診ていく必要があります。

もちろん程度や状態にもよりますが、椎間板ヘルニアは、手術などを伴わない保存療法でも、それを正しく行えば、かなりの割合で自然治癒するケースがあります。
整形外科の臨床でも今では手術は第一選択とはされておらず、安静や動作制限、薬の服用、痛みや炎症をとる注射などを併用しながら保存療法を行うことをまず検討します。
但し相応の期間、もちろん登山は控えて安静に、生活改善も並行して、ということは避けられませんが。
ただ例えば、保存療法を数か月行っても効果がないとか、足に力が入らない、排便排尿に支障があるというような場合は、万一後遺症が持続するようなことを防ぐため早期の手術療法が選択に入ります。
手術も最近では、実施可能な医療機関はまだ限られますが、MED(内視鏡下椎間板ヘルニア摘出術)といって、大きく切開することなく内視鏡下で手術を行い、順調であれば一週間程度で退院できる方法もあります。
通常の切開術にしても医療技術が進んでいますので、昔のようなリスクが高いイメージのある手術というのは今では随分と変わっていると考えていただいてよいと思います。
(尚、同一個所の再発例の場合は内視鏡術が難しいこともあります)

ここで対策だけを言うのももちろん難しいのですが、何よりもなるべく早く受診されることを大前提として、応急的には、信頼のおける腰痛サポーターの使用、日常生活でもダブルストックによる安定と負荷の軽減、腰に負担のかかる動作を避けるなどが考えられます。
誠に申し訳ございませんが、そういう対策をとったとしても、今のところはさすがに山歩きはお勧めできないです…。
そして、繰り返しになりますが、くれぐれも、なる早でのご受診を。

どうぞお大事になさってください。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
 丁寧な御回答ありがとうございます。
 まずは、受診ですね。かかりつけの大学病院に行ってみます。
 保存療法で自然治癒する可能性があるとのこと、希望が湧いてきました。
 ありがとうございました。