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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:その他

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沢登りの実情について
質問2023年05月11日 08:58 (2023年05月14日 08:11更新)
最近、沢登りに興味が出てきました。そこで書籍やネットから情報を収集して勉強していますが、教科書的な情報が多かったり、同じ事柄であるにも関わらず、書籍やネットの記事によって手法や説明が異なっていることもあり、沢登りの実情というかリスクをふまえた(ある程度のリスクを許容した)皆様の現状の把握が難しい状況です。そこで、ヤマレコの沢屋さんの方々にご教授いただきたく質問を致します。

1.沢に持参するザイルの太さや種類について
一般的には30m8mmですが、重量がかさむため7mmや6mmを使用されている方もいると聞きますが、どの位の方が細いザイルを使用されているかを知りたいです。また、細いザイルを使用した場合の対策として、ATCではなく8環を使用しているとか、ケブラー素材のものにしているとかデメリットに対する対策もあればご教授ください。

2.登り返しについて
専用器具を使っているのか、6mmザイルとカラビナで対応しているとか、どちらの方が多いのかを知りたいです。また、その両者のメリット、デメリットも知りたいです。ご教授お願い致します。

3.その他、周辺情報として、初心者に陥りやすい注意点やお勧めの手法、機材など

なお、私の現状としては、登山やトレランもどきはバリエーション含めて普通にやっています。山スキーは初心者で3シーズン程度。以前から趣味の釣りや仕事で渓流や本流など幅広く歩いていますが、滝や崖登りを伴う登山は一般道やちょっとした谷からのバリエーション程度です。ザイルを前提とした登山はほぼ経験ありません。ボルダリングはジムで4年、3級程度でした。外岩も数回経験あり。

危険だからこれはダメとか、そういった教科書的な観点以外での、現実を向き合った場合の実情といったものが特に知りたいので、リスクに対する質問はすることがあるかもしれませんが、否定や非難といった観点はございません。

以上、ご教授のほど、宜しくお願い致します。
回答2023年05月14日 05:55 (2023年05月14日 08:11更新)
ヤマレコ質問箱に関しては質問の範囲を外れないようにしてますが、。
範囲を超えたアドバイスです。仮想空間で「まずは自分なりにもがいてみない・・」なら良いのですが実空間だとそこで終わってしまう可能性もあります。私もブルーガイド片手に我流で始めましたが、事故を起こさなかったのが幸運だと思ってます。
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お礼 
Kijo-Ashさん、改めてのご教授、ありがとうございます。
少しやってみて、課題や疑問がある程度でてきてから、ボルダリングのホームジムでロープワークなど仲間から教えてもらったりする方法もあると思いますので、色々やってみようと思います。
温かいご教授、ありがとうございましたm(__)m。
回答2023年05月13日 09:11 (2023年05月14日 08:11更新)
私も山の妖精さんと同じ意見です。
その上であえての蛇足ですが、ザイルを入手するならシングルで使える9〜10mmの50mか60mにして、下降器はそれに合わせた物にすれば良いと思います。
沢登りに細くて短いザイルを使用するのは、滝の高さが限られていたり、クライミングのような墜落する確率が低いと思われるからで、30mや40m以上の滝などを登るのであればクライミングと同じです。
オーバースペックのザイルでも使えない訳ではないし、クライミングの練習にも使えますから。

それと、ボルダリングや練習場でどのくらいのグレードを登れるというのはさほど重要ではなく(もちろん、ある程度は登れる必要がありますが)それよりプロテクションやアンカーがちゃんと取れるという方が重要だと思います。
沢やアルパインでは、人工壁やクライミングゲレンデのように支点が整備されていることは期待できないと思った方が良いです。

ネットや書籍で独学で技術を修得するのを全面的に否定はしませんが、やはり技術や経験があって信頼できる人か山岳会で教えてもらう方が良いです。
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お礼 
guchi999さん、ご忠告、ご教授、ありがとうございます。
今は50mザイルとかアルパインとかは検討まで及ばない状況です。
やはり技術、経験のある方から教えてもらう方が安全で早いのでしょうね。ですが、まずは自分で安全な場所で遠回りしながら色々やってみて、今後の進むべきというか、進みたい方向性を考えつつ、自分なりの課題や問題点を再整理してみます。その上で、もしくは機会があれば平行して、必要に応じて技術、経験、信頼のある方にも教えていただこうと思います。
まずは自分なりにもがいてみないと納得いかないたちなので、仕方がないと思っています。
ご意見の相違があるなか、丁寧なご返答、ありがとうございましたm(_ _)m
回答2023年05月12日 22:45 (2023年05月14日 08:11更新)
皆さん、優しいので私は厳し目に回答します。
まず、ザイルの種類や太さをここで聞くレベルでは沢に行くのはやめた方がいいです。
ネットや書籍で得られる情報で行けるのは河原遊び程度です。
登り返しの方法まで聞くという事はソロ前提ですよね?
他の丁寧に回答してる人は質問者を事故死させたいのかと思ってしまいます。
山岳会の門を叩いて1から教わりましょう。


沢で使うザイルは30と50m、60m、70mのダブルか60のシングルを使う事もあります。サブロープも持つので・・・登る場所によって幾らでも変わるので何を使うかなんて分からないです。
デバイスも同じでATC、エイト環、ディッセンダー、ムンター、状況によって使い分けるので。
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お礼 
山の妖精さん、ご忠告、ありがとうございます。
興味が出てきたので調べ始めて河原遊びをし始めた程度です。本格的にやってみたいと思うかどうかも、リスクの少ない所から始めてみませんとわかりませんし、技術、知識、経験の習得方法などは、自分なりのやり方で自分が納得する方法で進めていきたいと思います。
ですのでソロ前提とかそういった前段階のお話です。まずは皆さんの実情を知りたいと言うことです。
皆さんは、そういった事を前提に、単純に情報やご経験をご教授いただいていると思いますので、私を事故死させたいとか、無責任とか、そういうことではないと思います。
山岳会は私には合いそうにありませんので、今は入るつもりはありませんが、考えが変わることもあるかもです。
また、単なる登山であっても沢登りの技術や知識は知っておいた方が良いと思っています。
ありがとうございましたm(_ _)m
回答2023年05月12日 21:53 (2023年05月14日 08:11更新)
1.沢に持参するザイルの太さや種類について
→ベアールの8.1mmアイスライン50mを使用しています。登攀要素の少ない沢では8mm30mの方が軽く嵩張らないので良いと思います。
ロープの長さですが、懸垂下降で使用する場合、半分の長さしか降りられないので、最低20m以上は合った方が安全だと思います。仮に8mの滝だとしても、すぐ滝の上に支点があるとも限りませんし、滝壺が釜であれば更に長さが必要です。一度遡行したことのある場所以外は、あまり短いロープは持っていても意味がないと思います。ダイニーマのフローティングロープは、フィックスしてアッセンダーなどは使えますが、耐熱性の問題で下降は止めたほうが無難です。
登攀で使用する場合スタティックロープ(ダイニーマ等も)は使用できない(落下時の衝撃が吸収できず危険)ので必然的にロープ径は8mm以上になるのではないでしょうか。細いロープを使用しているというのは、懸垂下降専用として6〜7mmのナイロン製スタティックロープ(細引き)を使用しているのかと思います。ケブラーは強度が高いので径が細いものを使用できるかもしれませんが、かなりロープが流れるので懸垂下降時は注意が必要です。
ビレイ器は、基本的にATCガイドで十分だと思います。小径のみの使用であればアルパインガイドでも大丈夫かと。エイト環は下降のみならメリットあるかもしませんが、最近の沢屋で使用している方は見たことありません。

2.登り返しについて
→私はATC+プルージックがメインですが、場合に依ります。
まず前提として、登り返しは相当練習していないと10m程度でもかなり時間がかかります。メリット・デメリットとしては専用器具(アッセンダー)は上手く使えば早く楽だが、使用しない間はただの荷物なので重いし邪魔。プルージックは、登り返し以外にも、引き上げ、レスキュー時などにも使えるので汎用性が高いが、長い登り返しだと疲れるし使いにくい、ですかね。難しい滝のフォローやソロシステムなどで、登り返し前提ならアッセンダー、備えとしてならプルージックがいいのではないでしょうか。
何を使うにしても、スムーズに使用できれば良いので、使いやすいシステムを自分で探すのが良いと思います。ペツルのページなどに技術解説が載っているので参考までに。
プルージックのロープ径は、登り返すロープ径によって変わります。何ミリ差があれば安全かは忘れましたが(ネットに情報あります)適切な径を使用しないと、きつく締まってロープが動かなくなったり、逆に動いてしまったりしますので調べてみてください。

3.その他、周辺情報として、初心者に陥りやすい注意点やお勧めの手法、機材など
→とにかく勉強、実践、失敗、改善を繰り返す。
沢は一番事故が多いです。強いクライマー、沢屋もいっぱい死んでます。
沢登りは総合的な実力が求められ、その上「運」の要素が絡んできます。ベースとして、様々な状況に対応できる知識、それらを実践できる技能、体力、登攀力、判断力が必要です。
何が優先かというのは難しいですが、読図、支点構築などはまず勉強しておいた方が良いと思います。ジオグラフィカは入れておくと便利です。がGPSだけに頼ると深い山などでは困るときもあります。
技術・知識はアルパイン系の解説書で色々覚えれば役立つのではと思います。

現実を向き合った場合の実情を知りたいとのことですが、教科書通りの回答に近いものになってしまうかもしれません。
沢の登攀は難しいし危険です。
何が難しいかというと、ルートファインディング、中間支点の取り方、浮き石の見分け方、苔生して滑る岩などなど、不安定要素が山程あります。クライミンググレードとしては大半の滝はボルダー6〜5級程度のムーブしかありませんが、絶対落ちないことが必要です。荷重を分散させて、浮き石を抑えながら登らなければならないときもあります。

私は知識が無い状態で友人クライマーと沢登りを始め、ソロでもたくさん沢に入っていました。当時外岩でボルダー2段、ルート13cくらいは登れていたと思いますが、それでも登攀中、落ちるかもと思ったことが何度もあります。

長々としてしまいましたが、正しい知識を持った経験者と、簡単なグレードから順にやっていければ、上手くはなると思います。しかし、教えて貰う人の言う事を鵜呑みにせず、自分で噛み砕いて理解し判断できる知識を身につけることが必要です。いくら強い人でも死ぬことがあるのが沢です。
その他ご不明点あれば可能な範囲でお答えします。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
ちょまさん、ご返答ありがとうございます。
ザイルの種類と特性、登り返の手法や器具のメリット、デメリット、使い分けなど、大変勉強になりました。ご教授いただいたことのうち、まずは基本的なことを安全な場所でトライしながら色々試してみようと思います。やはりそういった場で練習を積むべきと感じました。その上で、自分にとってリスクが高いと感じられる場所は安全なルートで巻くとか、そもそも行かないなど、無理はしないようにします。
重ねてお礼申し上げますm(_ _)m
回答2023年05月11日 13:01 (2023年05月14日 08:11更新)
沢は非常にはばが広くなります。沢ごとに差があるのはもちろん同じ沢でも水量等で大きく変わるので必要な装備やテクニックが変わってきます。

【ロープについて】
ロープ不要と思われても用心のために6mm10Mの細引きを持って行くことが多いです。チョットしたところで不安になることもあります。仲間はファイントラックのフローティングロープを使ってます。少し高価ですがバッグに入ったものは使い勝手が良いようです。
奥多摩や表丹沢など小さな滝のみなら30M8mmダイナミックロープで済ませます。
30Mで抜けられない滝があるなら岩登りで使用している9.5��50Mダイナミックシングルロープを使います。
私は6-7mmのスタティックロープでリードするのは不安でできません。

【登り返し】
グリーンさんのと登り返しのイメージが違うかもしれません。経済的あるいは装備重量の観点で私は脱出用器具は持ちません。
沢ではなく岩で墜落からの脱出は一度しか経験がなく短いスリングで確保を取って6mm3Mスリング2本のプルージックだけで5Mほど空中からの脱出でした。
懸垂下降で届かなかった経験は40年以上も前に一度しかありません。それも足から河原まで50cm程度だったのでプルージックで対応しました。今は情報が豊富になっているので届かなかった事はありません。
岩でロープ回収で引っ掛かってしまったことが数回ありますが、チョット動いて引っ張るとか運よく後続のチームに外してもらえて事なきを得てます。不安定なロープで10M以上を登り返したことはありません。沢で回収できなかったこともありません。

【その他】
ヒル対策は必要と思います。昼下がりのジョニーや塩などを用意するのが良いです。塩を少しふりかけるだけで悶絶します。
私は秀山荘のフエルトとラバーを使い分けてます。買い替えるたびに残念な感じがします。だんだん他社との差がなくなってきているように感じます。
ドロドロになる沢も多いです。着替えは欲しいかも。
残念ながら愛知エリアの知見がありませんが、首都圏なら住まいからの距離や好みに合わせて丹沢水無川本谷・丹沢葛葉川本谷・奥多摩軍刀利沢・奥多摩水根沢・秩父ナメラ沢あたりを試してからステップアップが良いと思います。

【追記】
・基本的にスラブや滝の直登で沢と岩登りに差は無く同じと思ってます。
・細引きは、複数人あるいは単独での泳ぎや徒渉やチョットしたところでの安心感に使います。仲間のファイントラックのフローティングロープで3M程を懸垂下降したことがあります。確かに6mmスタティックロープでの懸垂下降の方が安心感があります。
・30M8mmダイナミックロープは日本の規格には適合しないものですが通常の岩登りと同じ使い方になります。また、奥多摩や表丹沢の小さな滝のようなそれなりに墜落しない自信がある所に限られます。初心者のフォローのためのことが多いですが、自分自身も絶対は無いのでスリップするとダメージの大きそうなところではランニングビレーを取って登ります。
・30Mで抜けられない滝があるような滝のある沢を単独でやることはありません。通常の岩登りと登り方は同じです。
・恥ずかしながら一度だけ経験してしまった空中からの脱出は沢ではなく岩登りでハングを超える際の墜落です。岩には手が届かない位置での宙吊りから足にかけた二本のプルージックを交互に上げて5Mほどロープを登って、止めてくれたハーケンまで登り返しました。単独登攀ではないです。
・その他のリードでの墜落の経験もありますが、止まったところやその下の適当に良さそうなところからその前の登攀と同様に登り返します。岩も沢もないと思います。
・懸垂下降で50cm程度届かなかった時はプルージックのスリングに体重を移して確保器を外してから腕力でぶら下がって地面に下りました。この時は、このポイントでの懸垂下降以外はなかったので強行しました。通常は懸垂下降ではなるべく早い段階でロープが届いていることを確認します。10M以上のロープを登り返すのは非常に厳しいと思います。進退窮まるようなことが無いように注意してます。
・奥多摩や表丹沢など岩の難易度低い小規模の沢や広沢寺弁天岩のようなゲレンデの最初の一本で単独リードを稀にします。いろいろとメソッドはあるようですが、8環の懸垂下降と器具は使わないプルージックで登り返します。沢の場合は巻道でトップロープセットもありです。最近は「どうしても滝を直登」とは考えないので巻き道で通過してしまうことも多いです。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
Kijo-Ashさん、ご返答ありがとうございます。大変助かりましたm(_ _)m。
6mmスタティックでリードはされないけれども、ソロでの補助ロープとしては10m程度で使用されているのですね。
ファイントラックのフローティングロープ25mは私も補助ロープとして持参することがありますが、使ったことはありません。補助ロープとしては、これより6mmスタティックロープの方が安全な気がしています。根拠はありませんが、耐熱性や耐摩耗性がマシだと感じているためです。また、他の方でフローティングロープを補助ロープとして実際に使われたという記録や感想などは聞いたことがないので不安なのもあります。
9.5mmダイナミックをシングルだと回収はされないということでしょうか。それとも一人がフリーで登った後、後続のために使用されるということでしょうか?
登り返しですが、私の経験値が少なすぎて映像が浮かびません。ザイルなしで墜落されて6mm3mスタとスリング2本でプルージックでバックアップとって、安全地帯までトラバースなどして脱出されたのでしょうか?
50cm足りなかった時は、プルージックでロープ末端からぶら下がって地面に降り立ったと言うことでしょうか?
登山の遭難や事故の実録は、羽根田さんはじめ、様々な本やネット記事があるので、シミュレーションしやすいですが、沢登りは少ないので経験値の不足を穴埋めし難いです。
ちなみに私は岐阜に近い愛知県在住なので、鈴鹿や奥美濃、中央アルプスあたりがフィールドになろうかと思います。まずは近場で小粒な鈴鹿で経験値を上げていこうかと。出身は埼玉なんですけど(笑)。

追記
追記のご説明と経験談、非常に勉強になりました。なるほどなるほどです。沢登りの失敗談はなかなか知ることができませんので興味深かったです。今度、安全な場所で試しに登り返しを練習しようと思います。
ありがとうございましたm(_ _)m