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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:山の情報

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アイゼンの着脱について
質問2012年06月11日 22:34 (2012年06月13日 17:10更新)
ヤマレコの記録を見ると、冬の稜線で、アイゼンを着けたり脱いだりしている記録がありました。
岩が露出している場所でアイゼンを脱いでいるようなのですが、本当にこんなことをしているのでしょうか。極めて危険だと思うのですが。
回答2012年06月13日 11:44 (2012年06月13日 17:10更新)
gogo1528さんの仰るように、状況によりけりだと思います。
ただ、稜線の雪、氷のない岩場をアイゼンを着けたまま登下降出来ないとすれば、危険ですね。
外したり付けたりすること自体、オーバー手のままで着脱できるか、落とす可能性もあるし、リスクです。

冬山シーズン前には、必ずアイゼンで沢登をするという山岳会も多いようですし。

樹林帯、もしくは雪渓に入ったら、私などはすぐアイゼンをはずす方です。その方が早く降りられるから。

<追加>
「稜線」には岩稜帯もあれば、樹林帯もあります。森林限界の問題もありますし。
冬の岩稜帯ではアイゼン必須でしょうが、樹林帯では、雪も氷化していないケースも多く、滑落の危険性がないケースもあります。
どちらか言うとアイゼンよりワカン。そう言ったケースも想定してコメしましたが、説明不足でしたね。
お礼 
回答ありがとうございました。
「樹林帯、もしくは雪渓に入ったら、私などはすぐアイゼンをはずす方です。その方が早く降りられるから。」とありましたが、「冬の稜線」の範疇に、この「樹林帯」も含まれるのでしょうか。
回答2012年06月12日 20:31 (2012年06月13日 16:43更新)
ひと口に冬の(雪山の)稜線といっても色々ではないでしょうか。

その時、その場所の状況によっては稜線でのアイゼンの着脱は当然あり得ると思います。
たとえ3千メートル級の森林限界上であったとしても。

例えば、安定した天候での幅広の稜線なのか、吹雪の中の堅雪のナイフリッジなのか…。

確かに岩が露出していれば場合によっては危ないかもしれませんが、岩場の中がかえって雪の斜面なんかよりも安全なケースもあるし、なかなか一般論で一概には語れないような気がします。

教科書的には、危険地帯に入る前に早めに装着と言うことにはなりますが。岩や雪、天候の状況にもよります。
また、その人の技術レベルや経験値によっても大きく異なるはずです。

同じ状況での仲間内でも、その人個人の感じ方によっても着けたり外したり、着けなかったりと色々ですし。

例えば、私はアイゼン重くて担ぐのがキライなので、割と早めにつけてなかなか外さないタイプの人間です。
アイゼン着けたまま思いっきりヤブコギもします。

一方、仲間のなかにはアイゼンがキライなヤツもいたりしてなかなか着けないし、すぐに外したりします。
GWの北鎌とか北方稜線なんかでもそんな感じです。

下降とか堅雪のトラバースとかなんかですと、体重などによっても変わってきます。
体重や体格、筋力などの違いで、キックステップのステップの出来方や靴の沈み方が個人個人異なるため、人によって危険度の感じ方が違うからです。

私は経験も少なく、まして雪山に関してはほんの入門レベルにも達しない人間ですので、確たることは言えません。
しかし、稜線といってもいろんな稜線がありますし、自己判断の世界と思われますがいかがでしょうか。
お礼 
回答ありがとうございました。
「稜線といってもいろんな稜線がありますし、自己判断の世界と思われますがいかがでしょうか」とありましたが、その方が「知らないで」私の質問のような行動をしているとしたら、こわいですね。