ポリウレタンも2種類あり、エステル系とエーテル系があるように思えます。
エステル系は加水分解をするのが早い、エーテル系は加水分解が遅い（またはしない？)とありますね ⇒ エーテル ポリウレタン、エステル ポリウレタンで検索してみると出てきます。
　ただ、衣類やギアにはこれはエーテル、エステル系というのまで書かれてはいなくて、結果としてよく持ったものはエーテル系だったんだろうな〜とか、すぐへたったのはエステル系なんだろうという認識です。
　私が持っている衣類の中ではポリウレタンを使っているのがわかるのは CW-X (ナイロン70 ポリウレタン30%) 使用は5年位です。素材としては大きな問題はないように思えますし、ストレッチ性はまだちゃんと維持しています。ただ、登山中に岩で擦ったりして、修理できないほど穴があいてしまいましたけど。

山ウェアに限らず、最近では伸び伸びストレッチ衣料に普通に使われているので、お手持ちの洋服の中にもあるのでは？ライクラ、スパンデックス、エラスタンどれもポリウレタンと同じものです。
劣化の程度は、シュッとしたシルエットがちょっとだらしなくなるくらいで、機能や動き易さ的には気にならないくらいかと。

また私見としては、製品・ロットにより劣化の進行はバラバラな気がします。
同じ比率でもヘタりやすいもの、意外と長持ちするものありますし。

テントやザックのコーティングも、同じブランドなのにやたらとベタついて来るのが早い物ってありますよね。10年以上使っててもベタついて無いのもありますし。

ただいずれにしても、濡れたままの放置や高温乾燥、テンション状態・紫外線暴露はPUの劣化を早めますので、デリケート洗いの陰干しで早めの乾燥を心掛けると長持ちする筈です。

気にしなくて大丈夫かと
hamaguri24様。
ご質問の意図は分からなくもないですが、具体的な商品名で使用された方の使用頻度と耐用年数（どのぐらい持ったか）を質問された方が良いと思います。

ご質問の趣旨とは異なりますが、私見を。

ポリウレタン混紡は性質上、製造後からポリウレタンが徐々に劣化して伸びます。
saitama-nの日記：ポリウレタン（ストレッチ素材）の劣化
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-193804

ワークマンのストレッチクライミングパンツ（ポリエステル90, ポリウレタン10％）は使用頻度が少ないのか、5年前の製品でも多少伸びた程度です（履いて気になるほどではない）。
多少ウエストが伸びた程度なら折り込んで縫えば問題無いです。

ワークマンで購入した作業ズボン（ポリウレタン混紡で3,000円しない程度）は月〜金の平日に履いて3年ほどで股の部分が裂けるか太ももの前面が擦れて穴が開きました（2本のローテーション）。

ポリウレタン混紡のトレッキングパンツで経年の伸びは気にしなくて良いと思います（気にする前に穴が開く）。
トレッキングパンツなら帽子と違って伸びが気になるほど型崩れしないでしょう。