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らくルートと実際のレコの距離の差について
質問2025年09月25日 15:44 (2025年09月29日 06:59更新)
日ごろヤマレコを利用していますが、実際に歩いた距離とらくルートの距離が最近かなり違います。たとえば、先週行った「村山葉山」はらくルートですと10,1キロメートルなのに対し、レコには14.6キロメートルと表示になります。昨日も高妻山も12.5キロメートルに対し16.7キロメートルとなります。以前はこんなに差がなかったと思いますが何故なんでしょう。よろしくお願いします。
回答2025年09月29日 06:59
montedioさん、こんにちは。
スマホの測位システムでは10mくらいの誤差は当たり前に発生するので、皆さん言っている様に実際より距離は長くなります。
そして環境によって誤差が大きくなったり小さくなったりもしますので、最近どうしてと言われても、わからないというところでしょうか。
同じ山に行って以前よりかなり違うというのであれば、スマホの処理能力劣化も考えられるけど。
ところで、らくルートの距離と比べてどうのということをたまに見たりしますが
らくルートの距離も正確では無いんですよ。
らくルートの作り方を調べてもらうとわかりますが、正確に登山道をトレースしてるわけでは無く
みんなの足跡から大体この辺がルートかなと、手書きでルートを描いてます。
ですから小さなうねりやジグザグは省略されてる可能性があり、実際の距離より少なくなっているんじゃないかと思っていて
そんな正確じゃないもの同士を比べることに意味はあるのかな?と個人的には感じます。
数値で表示されれば比べたくなるのもわかりますが、あまり気にしないのが幸せかもしれません。
スマホの測位システムでは10mくらいの誤差は当たり前に発生するので、皆さん言っている様に実際より距離は長くなります。
そして環境によって誤差が大きくなったり小さくなったりもしますので、最近どうしてと言われても、わからないというところでしょうか。
同じ山に行って以前よりかなり違うというのであれば、スマホの処理能力劣化も考えられるけど。
ところで、らくルートの距離と比べてどうのということをたまに見たりしますが
らくルートの距離も正確では無いんですよ。
らくルートの作り方を調べてもらうとわかりますが、正確に登山道をトレースしてるわけでは無く
みんなの足跡から大体この辺がルートかなと、手書きでルートを描いてます。
ですから小さなうねりやジグザグは省略されてる可能性があり、実際の距離より少なくなっているんじゃないかと思っていて
そんな正確じゃないもの同士を比べることに意味はあるのかな?と個人的には感じます。
数値で表示されれば比べたくなるのもわかりますが、あまり気にしないのが幸せかもしれません。
回答2025年09月28日 11:35
ヤマレコの設定の「GPSログの精度」は、最高精度から最低精度まで5段階から選ぶようになっていますが、その実態はサンプリング時間間隔が短いか長いか、だけの違いしかない(と思う)ので、GPSの誤差が出やすいスマホで高精度(時間間隔が短い)側を選んでしまうと、てくてくてくさんご指摘の通り、「上下前後左右に道草を食って寄り道しまくったルート」として記録してしまうため、歩いた距離や登り降りの実績値が、現実以上に「かさ増し」されることになります。
そのため、GPSの誤差が出やすいスマホの場合、この設定を低精度(時間間隔が長い)側を選ぶことで、誤差で生まれた偽道草/寄り道を減らして記録する必要があります(ひきかえに現実の山道が九十九折りの場合には、そこを真っ直ぐ進んだように記録されてしまうデメリットがあります)。
>以前はこんなに差がなかったと思いますが
という点について、GPS衛星からの電波の受信環境の良い山行↔︎悪い山行という違いが原因だった可能性もあります。具体的には「空が十分開けている(尾根筋、頭上の樹々が薄い、など)」↔︎「空があまり開けてない(谷間や沢筋、急勾配や崖の根元付近、頭上の樹々が厚い、電波妨害する荷物でスマホを挟んでいた、など)」
これを避ける根本解決は、次回のスマホ買い替えの際、GPS誤差が出にくいスマホを選ぶ、です。多少の出費増ですが、GPSが「高精度2周波GPS」対応の機種をおすすめします。高精度2周波GPSは従来の「L1」に加えて、「L5」という周波数帯を利用するため、上に例示した電波受信条件が悪い場合の位置精度の低下を抑えることができます。
【ご参考】
https://www.yamareco.com/modules/diary/909573-detail-372735
https://www.yamareco.com/modules/diary/893747-detail-371459
そのため、GPSの誤差が出やすいスマホの場合、この設定を低精度(時間間隔が長い)側を選ぶことで、誤差で生まれた偽道草/寄り道を減らして記録する必要があります(ひきかえに現実の山道が九十九折りの場合には、そこを真っ直ぐ進んだように記録されてしまうデメリットがあります)。
>以前はこんなに差がなかったと思いますが
という点について、GPS衛星からの電波の受信環境の良い山行↔︎悪い山行という違いが原因だった可能性もあります。具体的には「空が十分開けている(尾根筋、頭上の樹々が薄い、など)」↔︎「空があまり開けてない(谷間や沢筋、急勾配や崖の根元付近、頭上の樹々が厚い、電波妨害する荷物でスマホを挟んでいた、など)」
これを避ける根本解決は、次回のスマホ買い替えの際、GPS誤差が出にくいスマホを選ぶ、です。多少の出費増ですが、GPSが「高精度2周波GPS」対応の機種をおすすめします。高精度2周波GPSは従来の「L1」に加えて、「L5」という周波数帯を利用するため、上に例示した電波受信条件が悪い場合の位置精度の低下を抑えることができます。
【ご参考】
https://www.yamareco.com/modules/diary/909573-detail-372735
https://www.yamareco.com/modules/diary/893747-detail-371459
回答2025年09月25日 17:13 (2025年09月26日 10:02更新)
こんにちは。
僭越ながら、montedioさんの村山葉山のGPSの軌跡を確認したところ、ログが前後左右に揺らぎが発生していらっしゃることから、その分、距離(や標高も)も増えたものと考えられます。
他の方の村山葉山の軌跡と比較してみるとわかると思います。
原因は、お持ちのスマホのGPSチップによるものなのか、ヤマレコマップの「GPSログの精度」の設定に由来するかは、わかりません(私は「標準」に設定しておりますが、特に揺らぎはありません。)
以下のヤマノートの記事が参考になるかもしれません。
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2914
僭越ながら、montedioさんの村山葉山のGPSの軌跡を確認したところ、ログが前後左右に揺らぎが発生していらっしゃることから、その分、距離(や標高も)も増えたものと考えられます。
他の方の村山葉山の軌跡と比較してみるとわかると思います。
原因は、お持ちのスマホのGPSチップによるものなのか、ヤマレコマップの「GPSログの精度」の設定に由来するかは、わかりません(私は「標準」に設定しておりますが、特に揺らぎはありません。)
以下のヤマノートの記事が参考になるかもしれません。
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2914
お礼
たいへんありがとうございます。ご指摘の設定については、ONになっていました。
回答2025年09月25日 17:09 (2025年09月25日 17:09更新)
これはおそらく衛星経由での記録が乱れる(理由はわかりませんごめんなさい)からで同様の現象がヤマレコで散見されます。自分も屋久島(どうもマイナーなところのほうが深刻な気がする)ですごいことになりました。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8009906.html
対策もどうやらなさそうです。ほかの方がもっと気の利いたことを返答してくださいますように!
対策もどうやらなさそうです。ほかの方がもっと気の利いたことを返答してくださいますように!

