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常念岳の三股コース
質問2012年09月01日 16:19 (2012年09月20日 22:47更新)
9月上旬に常念岳〜蝶ヶ岳を予定しています。
三股から常念岳のコースは中級者以上でないと困難だと聞いたのですが、どんな感じなのでしょうか?

三股→常念岳コースは「急登でガレ場もあり滑落事故も多い」と聞きました。実際に歩いた方にこのコースの様子をお聞きしたいので、よろしくお願いします。
回答2012年09月07日 04:39 (2012年09月07日 04:43更新)
先日下りで歩いてきたばかりなので、整理しておきます。

・三股→常念岳は標高差1600mですから、どこであっても楽な部類ではないと思います。
・樹林帯を抜けると前常念まで急登ガレ場で、いやになると思われます。
・コースの目印は黄色で、色褪せています。少しガスっているともう発見が困難です。踏み跡もはっきりしません。が、上りであれば大きな問題にはならないかもしれません。
 事前に地形図、Google Earthなどで地形を頭に入れておくべきです。
・そこからしばらく大岩ゴロゴロの上を歩きます。岩は花崗岩(多分)なので、ザラザラしているから滑りやすくはないです。
・大岩ゴロゴロを過ぎれば楽しい稜線歩きになります。
・登山指導所では「初心者・体力に自信のない人は行かないように」と指導しています。
 途中でギブアップする人が続出しているとのことです。
・常念小屋ではここを下らず、一ノ沢へ下るように指導しています。

総括すると、初心者・体力に自信の無い人は避けた方が賢明という見方が正しいと思います。
 
回答2012年09月03日 19:36 (2012年09月03日 19:43更新)
こんばんは!
今年の8月8日にこのコースをピストン日帰りしましたが、きつかったです!
自分のページにも書きましたが、(以下コピペ)

1.標識や目印の少なさ
2.ルートがきついのか?登山者が少ない
3.樹林帯が長い、長い・・・。
4.樹林帯が終わったと思ったら、さらにきつい大きな岩場ルートが続いて歩きにくい(これに尽きるかな)

特に4の岩場がかなりきついです。(笑)

鎖場なら慎重にいけばそんなに疲れないのですが、三股→前常念の単純にでかい岩の中途半端な急坂に体力を消耗させられます。登りも下りもぐったりです。

前常念を超えてもガレは続きますし、登山道に枝が痛い植物がせり出しており、半パンで行ってしまった僕はスネが傷だらけになりました。

岩用の手袋で長ズボンでないとだめです。

滑落事故は?そんなに危険がないように自分は思いますがこの岩場ルートで天候が荒れて視界がないとやばそうな感じです。そんな時はもしかしたら前常念にある小屋のようなところに避難するのかもしれません。

あと三股から頂上まで往復まったくトイレと水場がありません!
女性だとトイレはガレ場が始まる前常念直下から考えなければなりませぬ。

富士山富士宮ルートで3時間ちょっとで山頂まで登れる体力だけが自慢の私でも登り5時間下り3時間半はかかりました。もうこりごりという感じです。
回答2012年09月02日 21:00
こんばんわ

自分も一昨年6月にこのコースでピストンしました。
AM5時出発でPM6時半帰着、
実に13時間半かかりました。

長時間かかった理由は〜
一ノ沢登山口から登るつもりだったので、帰りに水を
持って上がりませんでした。それは、常念小屋で水を買う予定だから。ところが、三俣登山口から登るように変更したので、三俣登山口から登れば、常念小屋に行くには、逆方向に下り返すので2時間のロスになるんです。
ですから、水は帰りの量まで持ってのぼらないと、2時間かけて水を小屋まで買いにいくことになります。
何が言いたいか*帰りの水1キロを、2時間かけて買いに行くか、持って上がるかです。。ルートは初心者で大丈夫です、200m滑落するようなよころも、1〜2か所です。。往復10時間前後でピストンです。健闘を祈ります
回答2012年09月01日 18:07
初めまして。hamkkunと申します。このコースは3年前の9/12〜9/13に常念小屋1泊で、又昨年7/末に三股〜蝶ヶ岳ヒュッテ1泊の後常念岳〜前常念岳経由で三股まで下山の2回歩いています。

初心者でも登れない事はないですが、前常念岳迄の登りは結構きつい登りが続きます。頂上直下に石室(避難小屋)が有ります。その上が前常念岳頂上ですが、そこから常念岳に伸びる支稜線はガレ場が続く痩せ尾根です。
悪天の場合は初心者は諦めて引き返すか、石室でのビバーグをお勧めします。支稜線は常時北西の強風が吹いているので、下手すると前に進めません。9月以降の季節では雨も霙に変わり、小屋に辿り着く前に低体温症の心配も出て来ます。
初心者のパーティーならば、逆に蝶ヶ岳に向かい、そこから延びる二重山稜の稜線を歩いて常念岳から前常念に下山、もしくは一ノ沢に下山(荒天時)が安全でしょう。