先日、鍋割から栗ノ木洞、くぬぎ山を経て寄に降りました。
尾根道ですが、くぬぎ山から寄までの間登山道が無くなっていましたので、もし通るならご注意ください。
くぬぎ山からの下りで、林道に出たあと、階段を上りしばらく行くと、新しい重機の通る道に出ますが、そのまままその道に沿って行くと、右手に入って行く登山道があります。重機の道を右に逸れて、20メートルほどで看板があるので正しい登山ルートであることが確認できます。

寄からのルートが好きなY-U1と申します。
1000m地点からのバリエーションというのは後沢の右岸尾根ですね。後沢乗越からは、後沢をそのまんま下る沢ルートと左岸の尾根を下る尾根ルートがあります。どちらを通っても同じところに出られます。
安全なのは尾根ルートです。危険箇所はありません。踏み跡も明瞭です。快適に降りられるので私のお気に入りの下山ルートです。以下を参照ください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-82730.html
沢ルートは歩きにくいです。以下を参照ください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-95990.html

　「下り」の場合、ほとんどの部分で一般登山道と同等の踏み跡があり、難易度に差はありません。が、一ヶ所だけ、砂防ダムの高低差降りるのに高高度空中梯3連続の場所がありますので、高所恐怖症の方には冷や汗モノです。雨の後、梯表面が濡れているときはコケでツルンと滑りますし、横板は何枚か割れています。
　そこまで下って恐ろしくなった場合は、エスケープルートとして、2つ上流の砂防ダムの左横に鹿柵ゲートがあって、そこをくぐって尾根に出れば、1000mバリの途中に出られますので、とりあえずチャレンジされたら良いのではないでしょうか。
　蛇足ですが、寄大橋へ下りる第3のバリがあります。後沢乗越から栗の木洞まで登り返し、尾根を右折（西方へ）。屁の玉洞付近から右斜め前（北西へ）に降りると、管理小屋付近に出られます。