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千足街道(千足地区から千足峠を超えて金山地区へ)
日程 | 日帰り 2 時間 片道ルート |
---|---|
エリア | 奥多摩・高尾 |
ジャンル | ハイキング |
技術レベル | 2/5 ※技術レベルの目安 |
体力レベル | 2/5 ※体力レベルの目安 |
距離/時間
[注意] |
水平移動距離: 1.98km
最高点の標高: 663m 最低点の標高: 387m 累積標高(登り): 254m 累積標高(下り): 369m |
アクセス |
公共交通機関(電車・バス) 四方津駅から車道を歩いて約1時間で千足街道登山口に至る。 |
コースタイム | 千足街道登山道入口(千足地区) ---(50分)--- 千足峠 ---(40分)--- 千足街道登山道入口(金山地区) |
ルート説明:
千足街道の歴史は古く、金山地区で金の採掘が始まったとされる南北朝時代にはあったのだろうと思われる。この道は千足地区と金山地区を結ぶ生活道路でもあり、昔はどちらかの村に嫁入りすることもあったという。太平洋戦争後、車社会の影響で歩く人も絶えて廃道となったが、1990年頃からの登山ブームにより千足地区から千足峠までの道は歩く人も増え、ある程度整備もされている。しかし、千足峠から金山地区までの道は歩く人もなく整備もされないので相変わらず廃道状態であった。ところが、2012年に秋山文化協会主催の行事を開催することになり、金山地区から千足峠までを簡易的ではあるが地元の有志で整備をした。それから5年経った2017年、金山側の古道は、手を加えられず放置され荒廃が進んでいた。千足峠近くには金山地区への指導標があり、中間地点の沢にも公設の指導標が設置されている。金山側の登山口には杉の丸太で作った立派な指導標があるが、道が消滅していた。この状態を見かねた者が秋山文化協会と金山地区の住民に声をかけ再々整備が開始された。現在、徐々にではあるが古道が復活しつつある。
ルート詳細
1.
千足街道登山道入口(千足地区)
(360m)
車道の終点。指導標ある。
車道の終点。指導標ある。
一般登山道。沢沿いの道を進み2回徒渉する。涸れ沢を超えると急登になり杉林の九十九折をひたすら登る。急登になってすぐの左手に崖すれすれのところが2箇所ある。道はザレているので滑りやすいが迷うことはない。
2.
千足峠
(665m)
一般登山道の大丸から高柄山の間。指導標ある。
一般登山道の大丸から高柄山の間。指導標ある。
千足峠から大丸側にある小ピークには金山地区への指導標がある。トラロープが張ってあるので下りやすい。
3.
千足街道登山道入口(金山地区)
(460m)
車道の終点。指導標がある。金山砂防堰堤のすぐ脇。
車道の終点。指導標がある。金山砂防堰堤のすぐ脇。
かなり荒れていて踏み跡は少なく落葉も多いが、指導標とピンクテープにより道迷いの心配はほぼない。急斜面はザレているので滑りやすい。時々落石もある。急斜面を登り下りする沢にはトラロープが張ってある。一般登山道ではないが、通常の体力と知識、経験があれば問題なく通行できる。
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