HOME > ルートWiki
ペテガリ岳・神威岳
日程 | 3日 山小屋泊 往復/周回ルート |
---|---|
エリア | 日高山脈 |
ジャンル | 無雪期ピークハント/縦走 |
技術レベル | 5/5 ※技術レベルの目安 |
体力レベル | 5/5 ※体力レベルの目安 |
見どころ | 眺望あり |
距離/時間
[注意] |
水平移動距離: 46.42km
最高点の標高: 1733m 最低点の標高: 349m 累積標高(登り): 4147m 累積標高(下り): 4241m |
アクセス |
車・バイク 神威山荘 10台 ペテガリ岳登山口7台 |
コースタイム | 神威山荘 ---(7分)--- ニシュオマナイ川第一渡渉点(神威岳登山道) ---(35分)--- 第1二股 ---(60分)--- 第2二股 ---(45分)--- 第3二股 ---(10分)--- 神威岳尾根取付き ---(150分)--- 神威岳 ---(90分)--- 第3二股 ---(40分)--- 第2二股 ---(50分)--- 第1二股 ---(25分)--- ニシュオマナイ川第一渡渉点(神威岳登山道) ---(5分)--- 神威山荘 ---(10分)--- ペテガリ岳登山口 ---(2分)--- ニシュオマナイ川渡渉点(ペテガリ岳登山道) ---(10分)--- 林道終点 ---(80分)--- ベッピリガイ乗越 ---(30分)--- ベッピリガイ沢川渡渉点 ---(65分)--- ぺデガリ橋 ---(16分)--- ペテカリ山荘 ---(120分)--- 1050m ---(70分)--- 1293 ---(80分)--- 1301 ---(10分)--- C沢コル ---(90分)--- ペテガリ岳 ---(60分)--- C沢コル ---(15分)--- 1301 ---(80分)--- 1293 ---(55分)--- 1050m ---(70分)--- ペテカリ山荘 ---(16分)--- ぺデガリ橋 ---(70分)--- ベッピリガイ沢川渡渉点 ---(50分)--- ベッピリガイ乗越 ---(60分)--- 林道終点 ---(10分)--- ニシュオマナイ川渡渉点(ペテガリ岳登山道) ---(3分)--- ペテガリ岳登山口 |
ルート説明:
二・三百名山最難関のコース
歩行距離が長く最低でも避難小屋泊が必要なうえ、激しいアップダウン・急登・渡渉・沢歩き・藪漕ぎ・そしてヒグマ対策
危急時対策も万全に行わなければならない夏山登山の総合力が必要な山域
※熊対策について※
日高山脈は熊の巣
「登山者が熊の巣にお邪魔する」という謙虚な気持ちで入山
自分一人ではコントロールできない熊対策
熊対策については多人数で行動するのが基本
この山域で熊トラブルがあった場合、遭難者個人の問題だけでなく、当該熊の殺処分や入山規制など色々と多岐にわたって影響が出る可能性が高い
単身山行は控え、複数人で行動してほしい
沢靴について
フェルト底は不適 ラバーソールを使用がお勧め
ドコモ電波について
神威岳・ペテガリ岳山頂付近のみ電波が入る
それ以外は登山口も含め総て圏外
歩行距離が長く最低でも避難小屋泊が必要なうえ、激しいアップダウン・急登・渡渉・沢歩き・藪漕ぎ・そしてヒグマ対策
危急時対策も万全に行わなければならない夏山登山の総合力が必要な山域
※熊対策について※
日高山脈は熊の巣
「登山者が熊の巣にお邪魔する」という謙虚な気持ちで入山
自分一人ではコントロールできない熊対策
熊対策については多人数で行動するのが基本
この山域で熊トラブルがあった場合、遭難者個人の問題だけでなく、当該熊の殺処分や入山規制など色々と多岐にわたって影響が出る可能性が高い
単身山行は控え、複数人で行動してほしい
沢靴について
フェルト底は不適 ラバーソールを使用がお勧め
ドコモ電波について
神威岳・ペテガリ岳山頂付近のみ電波が入る
それ以外は登山口も含め総て圏外
ルート詳細
廃林道歩き
途中登山道がドロドロの箇所がある
途中登山道がドロドロの箇所がある
歩き始めて最初は廃林道の穏やかな登山道で途中トリカブトのお花畑もある
熊の気配が濃い
熊の気配が濃い
3.
第1二股
(430m)
[詳細]
ニシュオマナイ川支流と本流の渡渉をしなければならない
最初は10メートルほどの段丘崖を下降しニシュオマナイ川左岸に渡る
最初の支流の渡渉は少し上流部にある大木の倒木の上を歩いて渡るコトも可能(お勧めはしない)
二つ目の本流の渡渉は濡れずに渡渉する地点の見極めが少々難しい
コケの生えた岩が多いの要注意
ニシュオマナイ川支流と本流の渡渉をしなければならない
最初は10メートルほどの段丘崖を下降しニシュオマナイ川左岸に渡る
最初の支流の渡渉は少し上流部にある大木の倒木の上を歩いて渡るコトも可能(お勧めはしない)
二つ目の本流の渡渉は濡れずに渡渉する地点の見極めが少々難しい
コケの生えた岩が多いの要注意
一旦沢から離れ、段丘面の笹藪を漕ぎつつ進み再び右岸へ渡渉
右岸から少し離れた段丘面の笹藪の登山道を歩く
段丘面から2メートルほどの段丘崖下り左岸に渡る。沢靴ならすぐに右岸へ渡るのだが、もし登山靴で歩くのならここは少々無理をして沢のへつりの藪を突破しなければ、渡渉で行詰る
ここさえ通過すれば先の渡渉地点は探せば総て飛び石が見つかる
右岸から少し離れた段丘面の笹藪の登山道を歩く
段丘面から2メートルほどの段丘崖下り左岸に渡る。沢靴ならすぐに右岸へ渡るのだが、もし登山靴で歩くのならここは少々無理をして沢のへつりの藪を突破しなければ、渡渉で行詰る
ここさえ通過すれば先の渡渉地点は探せば総て飛び石が見つかる
徐々に岩が大きくなりガレ沢を登り詰めることになる
第3二股を越すと沢の流れは細くなる
大岩の間に投げれる沢を詰めると正面に神威岳尾根取付き目印の赤色の左矢印の大岩見えてくる
大岩の間に投げれる沢を詰めると正面に神威岳尾根取付き目印の赤色の左矢印の大岩見えてくる
日高山脈名物の一直線の急登
ここは藪漕ぎ急登でも有名な区間 ストックは尾根取付に残置していくことをお勧めする
尾根取付からいきなり標高差845mわたる急登が始まる
藪漕なのだがここまで三百名山の藪を数々漕いできた者としてはそこまで酷くはない
標高1510m付近を越えると急登は終わり、尾根を北側にトラバースするように登り最後に頂上台地に辿り着く
ここは藪漕ぎ急登でも有名な区間 ストックは尾根取付に残置していくことをお勧めする
尾根取付からいきなり標高差845mわたる急登が始まる
藪漕なのだがここまで三百名山の藪を数々漕いできた者としてはそこまで酷くはない
標高1510m付近を越えると急登は終わり、尾根を北側にトラバースするように登り最後に頂上台地に辿り着く
7.
神威岳
(1600m)
[詳細]
山頂は吹き曝しで登山当日は少々寒かった
山頂から反対側の南方へも踏み跡が続いている
濃霧時は下山方向を間違えないように要注意
(日高の山々は山頂から南方へ登山道が付いている場合が多く、日高に慣れ親しんでいる方こそ間違い易いそうだ)
山頂は吹き曝しで登山当日は少々寒かった
山頂から反対側の南方へも踏み跡が続いている
濃霧時は下山方向を間違えないように要注意
(日高の山々は山頂から南方へ登山道が付いている場合が多く、日高に慣れ親しんでいる方こそ間違い易いそうだ)
林道歩き
クルマを回送させるのがベスト
クルマを回送させるのがベスト
登山口林道ゲートからニシュオマナイ川渡渉点へ向けて坂を下る
林道歩き
沢歩き
沢は細く、この先は夏靴でも歩行可(お勧めはしない)
滝の高巻 へつり等の危険個所が連続する
ベッピリガイ乗越直前まで沢を歩き、最後はロープ場もあるドロドロの急登を登り詰める
沢は細く、この先は夏靴でも歩行可(お勧めはしない)
滝の高巻 へつり等の危険個所が連続する
ベッピリガイ乗越直前まで沢を歩き、最後はロープ場もあるドロドロの急登を登り詰める
ベッピリガイ乗越からドロドロの急登を標高差20mほど降りてベッピリガイ支沢下降
沢を下降し最後はモミの木?植林地帯の段丘面を歩く、ピンクリボンはあるが、少々獣道の踏み跡が交錯しているので慎重に
沢を下降し最後はモミの木?植林地帯の段丘面を歩く、ピンクリボンはあるが、少々獣道の踏み跡が交錯しているので慎重に
ペデカリ山荘まで約5キロの林道歩き
鹿が多数出没 熊の気配がとても濃い
渡らずの渡渉地点があるが、登山当時は崖沿いを歩いて靴を濡らさずに通過可能だった
鹿が多数出没 熊の気配がとても濃い
渡らずの渡渉地点があるが、登山当時は崖沿いを歩いて靴を濡らさずに通過可能だった
林道歩き
歩き出して暫くは沢歩きだが、ほどなく大きく左右に振られたつづら折りの歩きやすい緩勾配を登る
標高900メートルぐらいまでは穏やか歩きやすい登山道だが、900メートル付近から先は日高名物の尾根直登の急登が連続する
標高900メートルぐらいまでは穏やか歩きやすい登山道だが、900メートル付近から先は日高名物の尾根直登の急登が連続する
標高1050小ピークを過ぎるとアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げる。
途中で樹林帯を抜け、ペデカリ岳を眺めながら歩くコトになる
途中で樹林帯を抜け、ペデカリ岳を眺めながら歩くコトになる
1293m・1301m小ピークはコルまで標高差約100mを一気に吐き出す区間
下山時にはトテモ辛いピークとなる
下山時にはトテモ辛いピークとなる
C沢コルへ標高差90m下降する
最後の急登区間
山頂まで等高線通りの標高差520mを一直線に登る 途中滑りやすい大きな段差などもあるが、ペテガリ岳にチャレンジする方なら問題なく通行できるだろう
登り始めてすぐに樹林帯を抜け、見晴らしがトテモ良い(直射日光が照り付ける)
途中まで刈払いされいるが最後は軽い藪漕ぎを強いられる
刈払されていない地点からはストックを収納して革グローブを着用のうえ笹の葉を持ってよじ登るように通行した方がラク
笹藪がハイマツに変わると頂上方面と左右に広がる稜線を見渡すことができるが残念ながら山頂が見えるは急登がひと息つく標高1700m付近から
山頂まで等高線通りの標高差520mを一直線に登る 途中滑りやすい大きな段差などもあるが、ペテガリ岳にチャレンジする方なら問題なく通行できるだろう
登り始めてすぐに樹林帯を抜け、見晴らしがトテモ良い(直射日光が照り付ける)
途中まで刈払いされいるが最後は軽い藪漕ぎを強いられる
刈払されていない地点からはストックを収納して革グローブを着用のうえ笹の葉を持ってよじ登るように通行した方がラク
笹藪がハイマツに変わると頂上方面と左右に広がる稜線を見渡すことができるが残念ながら山頂が見えるは急登がひと息つく標高1700m付近から
下山時
途中にある小ピークの登り返しがトテモ堪える区間
途中にある小ピークの登り返しがトテモ堪える区間
お気に入りした人
人
「ペテガリ岳・神威岳」 に関連する記録(最新10件)
日高山脈
18:0133.4km2,736m8
160 71
2024年09月15日(2日間)