HOME > ルートWiki
宝山寺参詣道「正面参道」
日程 | 日帰り 1 時間 片道ルート |
---|---|
エリア | 近畿 |
ジャンル | ハイキング |
技術レベル | 1/5 ※技術レベルの目安 |
体力レベル | 1/5 ※体力レベルの目安 |
見どころ | 眺望あり 紅葉あり |
距離/時間
[注意] |
水平移動距離: 2.75km
最高点の標高: 338m 最低点の標高: 124m 累積標高(登り): 215m 累積標高(下り): 3m |
アクセス |
公共交通機関(電車・バス) 往路:近鉄生駒線・菜畑駅 復路:近鉄生駒ケーブル・宝山寺駅 |
ルート説明:
聖天信仰のメッカとも言える宝山寺は、大阪や奈良など各方面からの参詣道が設けられていました。沿道に茶屋が軒を並べ、多くの参詣者で賑わいましたが、大軌鉄道(現在の近畿日本鉄道)が生駒トンネルを開削して鉄道を敷設すると、大正五年に駅前から新参道、同七年にケーブルが通じて一気に閑散化したとのこと。
正面参道は奈良や郡山方面から参詣する人々によって利用されていたようで、道は歩くだけでなく修行の場でもありました。令和4年5月に第二版を出版した「生駒の古道」には、膝つき参りのエピソード(膝を地に着いて血をにじませながら坂道を一歩ずつ進む)が紹介されています。今日では考えられない光景でしょう。
現在における正面参道の道筋は、生駒市軽井沢町を中心に都市化が進んで、古(いにしえ)の風景をほとんど留めておらず、保存されている敷石道以外はすべて舗装路になっています。ゆっくり歩いても1時間程度で菜畑駅から宝山寺門前町に着きます。僅かに残る見どころを列挙しておきましょう。
・菜畑傍示の辻と道標(身代わり地蔵屋形前に移設)
・清流橋から山崎町との境までの道筋
・湯船交差点付近(道標は緑ヶ丘美術館前の交差点に移設)
・水越峠、水路の遺跡跡
・お化け燈籠(休憩スポット)
・敷石道(一丁から六丁の道標)
※二丁の道標は生駒ふるさとミュージアムに保存されています。
正面参道は奈良や郡山方面から参詣する人々によって利用されていたようで、道は歩くだけでなく修行の場でもありました。令和4年5月に第二版を出版した「生駒の古道」には、膝つき参りのエピソード(膝を地に着いて血をにじませながら坂道を一歩ずつ進む)が紹介されています。今日では考えられない光景でしょう。
現在における正面参道の道筋は、生駒市軽井沢町を中心に都市化が進んで、古(いにしえ)の風景をほとんど留めておらず、保存されている敷石道以外はすべて舗装路になっています。ゆっくり歩いても1時間程度で菜畑駅から宝山寺門前町に着きます。僅かに残る見どころを列挙しておきましょう。
・菜畑傍示の辻と道標(身代わり地蔵屋形前に移設)
・清流橋から山崎町との境までの道筋
・湯船交差点付近(道標は緑ヶ丘美術館前の交差点に移設)
・水越峠、水路の遺跡跡
・お化け燈籠(休憩スポット)
・敷石道(一丁から六丁の道標)
※二丁の道標は生駒ふるさとミュージアムに保存されています。
ルート詳細
菜畑駅から東へ進んで交差点の北にある身代わり地蔵へ立ち寄り(道標あり)
2.
湯船の辻
湯船川と生駒市道が交差する
湯船川と生駒市道が交差する
安楽寺さんの参道下を過ぎたあたりにある四辻にかつて道標が立っており、昔からの十字路であった。道標は緑ヶ丘美術館前の交差点に移設されている。
3.
水越峠
「是ヨリ宝山寺江九丁 享保九年」の道標があったと云う(亡失)
「是ヨリ宝山寺江九丁 享保九年」の道標があったと云う(亡失)
弥栄池から敷設の水路が峠を越していた。その遺跡が住宅街の片隅に残っています。
4.
お化け燈籠
自然石の大きな燈籠が立っている。かつては麓から燈籠の灯りがユラユラと光るのが見えたと云い、それが「お化け」の由来ともされる。
自然石の大きな燈籠が立っている。かつては麓から燈籠の灯りがユラユラと光るのが見えたと云い、それが「お化け」の由来ともされる。
この先から敷石道が保存されている。ベンチや公園があり、憩いの場所となっている
5.
敷石道
一丁から六丁までの道標を見ながら、敷石道を門前町まで登る。尚、二丁の道標は生駒ふるさとミュージアムにて保管。
一丁から六丁までの道標を見ながら、敷石道を門前町まで登る。尚、二丁の道標は生駒ふるさとミュージアムにて保管。
住宅街の舗装路を横断しながらまっすぐに登って行く敷石道を歩く。五丁の手前で高橋道と合流し、回り込んで進む。
宝山寺門前町から参道下まで石段を登る。
お気に入りした人
人