安倍東稜 一本杉山・大光山・十枚山周回り
- GPS
- 08:55
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,332m
- 下り
- 2,323m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
関ノ沢〜一本杉山 ・入口は関ノ沢橋を渡って少し県道29号線を行った所の(有)サンシラトリの対面から入る。金属パイプの柵状の部分から登ることになっているが藪がひどく踏み跡も無い。横の小さい沢の左岸奥に新しいピンクのマーキングテープが3ヶ所にあるのでそちらに入って行くと、すぐに堰堤で進めない。小さい沢を右岸に渡り、県道29号線の方に戻りながら斜めに登って行くと明確な道が見つかり、以後はその道に従う。 ・829m付近の陣場と呼ばれる付近でT字路になるが、右方向を見るとピンクとブルーのマーキングテープがあり、その先にもテープがあるので右かなと迷わずに踏み込むが茶畑を突っ切って下り始めるので、これは違うとT字路部分に戻る。左側を見ると写真の小さな坂本さんが取り付けてくれた道標がある。左側に進むのが正解。坂本さんの道標はこれ以降も多く設置されている。 ・日本一高所の茶畑を過ぎて一本杉山への尾根を進むが、新しいマーキングテープがいくつかある。そのうちに少し古いマーキングテープが尾根から外れるように左側の薄めの踏み跡についている。それに従っていくと数箇所にテープがあるが、尾根から10m近く離れて一本杉山方面に続いている。途中で、疑問を感じ、急ではあるが強引に尾根に上がるとしっかりした踏み跡の道があった。テープに従って行っても登れるか不明ではあるが尾根を忠実に歩けば坂本さんの道標もあるので尾根道が正解なようだ。 ・一本杉山山頂からは僅かな踏み跡を辿って尾根に忠実に進めば、次第にしっかした道になり、2ヶ所の右側が大きくガレた箇所になる。左側の笹藪でガレ場を迂回するがそれらしき跡もあるので大丈夫。 ・東峰分岐まで来ればあとは一般的な登山道で問題は無い。 ・中の段から十枚山へのコースは直登分岐部で沢コースは通行止めで中に入れないようにしてある。登山カードポストは十枚山登山口にある。 (私は一本杉山ではマーキングテープに振り回されたがテープを信用しないで地図で確認しながら登ることを勧めます。) |
写真
感想
当初、10月末に計画したが雨のため中止。その後は浅間大社のお祭りや用事で行けず、本日やっと時間が取れたので出かける。六郎木に向かって県道29号線を薄明りの中、走っていると、なんと野兎が県道をピョンピョンと横断していくではないか。久しぶりに野兎を見れて嬉しくなってしまった。
紅葉には少し遅いとは思ったが、それでも中腹は紅葉しており、それなりに楽しむ。ただし、登山道脇には紅葉した木は少ないので遠目からでは物足りなさを感じてしまう。
一本杉山では南アルプス南部調査人さん(昭文社の地図「塩見・赤石・聖岳の作者」ブログhttp://minamialps-south.cocolog-nifty.com/blog/62_1/
での案内で最近マーキングテープが増えたとの記事があり、テープを信用して頼りすぎてしまい時間的ロスをしてしまったが、特に陣場では先に地図で確認すべきだったと反省。
大光山手前のピークは前回もそうであったが南ア方面が綺麗に見えて、ゆっくりとしたくなる。大光山から十枚山への縦走路も気持ちの良い尾根道で富士山を見ながら楽しく歩く。十枚山からは直登コースを下る。20分ほど下ると、少し間隔を開けた女性3人に出会い、それぞれに「頂上まで、あと何分くらいですか?」と聞かれる。このようなことを聞くのは山慣れていない人で、その人がどれだけの脚力かは判らないので返事に困ってしまう。いつも長めの時間で答えるようにしているが、14時近くのこの時間で大丈夫かなと心配してしまう。
十枚山駐車スペースからの下で上がってくる二人連れの年配の女性の車に出会う。このまま進んで静岡市に行けるかと聞くので、この先は行き止まりだからUターンして戻るように注意する。どこで間違えたか教えてほしいと言うので、関ノ沢橋まで後部座席の載せて貰い、県道29号線を進むように教える。感謝されたが、私の方こそ歩かないで済みおお助かりであった。
今回で一応、山伏或いは七面山から竜爪山までの安倍東稜が赤線でつながった。しかし本当は間ノ岳から竜爪山までの南嶺をつなげたかったが、転付峠から山伏の間は笊ヶ岳に登っただけで空白のままである。この山域は今の私には厳しく、私から逃げて行ってしまった山域である。
コメント
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なるほど、こういうコースで歩けばぐるりと一回りして来れるんですねぇ。
それにしても20Km超とは恐れ入りました。
賢パパさん、ありがとう御座います。
21Kmと言っても3Kmほどは車に便乗ですから。
それでも、最近トレーニングをさぼっていますので、翌日は数年ぶりに
筋肉痛でした。トレーニングは嘘をつかないし、身体は正直ですわ。
距離といいタイムといい、、最後の“今の私”が十分にすごくて困ってしまいます。
昨年、一本杉から大光を歩きましたが、東峰集落の秘境感が印象に残っています。
富士の展望にも恵まれ、素晴らしい1日でしたね!
もちろん、ittaさんの記録を参考にさせて貰いました。
転付峠から山伏の間はテン泊でないと無理ですし、昔の重いテントしかない私には厳しいです。軽いテントやコンロに、このためだけに買い替えるのは年金暮らしの私には無理。
「山は逃げない」は嘘で、歳をとると山はどんどん逃げて行ってしまいます。
fujinohideさん こんにちは(^^)/
私達も以前に、一本杉山経由での大光山を計画したことがあったのですが、いまだ実現しておらず。。今回のfujinohideさんのレコは大変参考になりました。さっそくお気に入り登録させて頂きます(^.^)
いやぁ〜それにしても十枚山と合わせて周回してしまうとは 本当に健脚でいらっしゃいますね〜!fujinohideさんなら、テン泊で十分行けちゃうんじゃないですか?!お恥ずかしながら私達の方がよっぽどヘタレです(;^_^A
この日は私達も青笹に行って終盤の紅葉狩りを楽しんできました fujinohideさんとはお隣同士の山で同じ景色を見ていたのですね!お会いしたかったなぁ〜(^.^)
赤線つなぎの山歩き、とっても素敵だと思います 私もいつの日か親不知から、竜爪山〜太平洋まで繋げたい夢があるのですが… 主人にこの夢を語ると、思いきり馬鹿にされます (怒)
haiziさんも安倍東稜でしたか。天気が良くて富士山、南アの展望、最高でしたよネ。
十枚山の方は紅葉はいまいちでしたが山梨県側の方は良かったようですネ。
私は体力の衰えを自覚しながら、年に1〜2回ほど、その歳なりの限界を見極めるために身体に負荷をかける山歩きをすることにしています。いつもは軟弱な山歩きばかりですヨ。
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