記録ID: 1006917
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沢登り
日光・那須・筑波
稲荷川アカナ沢〜大鹿落しにエスケープ。
2016年11月13日(日) [日帰り]
栃木県
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 20:10
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 2,868m
- 下り
- 2,075m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 6:45
- 合計
- 15:06
距離 19.1km
登り 2,881m
下り 2,080m
6:14
0:00
27分
胎内滝
6:41
0:00
34分
大岩滝
7:15
0:00
23分
Y字峡
7:38
9:49
57分
大鹿滝
10:46
0:00
12分
支沢出合(右岸)
10:58
0:00
13分
鉄鉱泉滝(右岸)
11:11
0:00
2分
本沢滝(アカナ滝)
11:13
14:22
18分
大鹿落し
17:15
0:00
76分
霧降大橋
18:32
ゴール地点
ガーミンでログ取失敗(tmpファイル?)のため雲竜渓谷登山口〜Y字峡〜本沢滝〜大鹿落しまではジオグラフィカ(途中でスマホ電池切れ)大鹿落し〜奥社跡から赤薙山〜霧降高原駐車場は手入力で歩行距離は約17km、CTは画像からなので大体です。
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・大鹿落しにエスケープ〜霧降高原に下山。 バスで霧降大橋まで710円、降車後雲竜渓谷登山口まで徒歩。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2016年11月13日の状況。 ・数日前に小規模な土石流が発生したのか分かりませんが土砂の堆積がありました。 ・靴はゴムソール(ハイパーv)で歩きました。ヌメリ無しです。 ・雲竜渓谷登山口〜早川谷堰堤広場 作業道を歩きました。 ・早川谷堰堤広場からは落石注意です。 ・大鹿滝の高巻きはコンパクトに。高巻きし過ぎると樹林帯の上のリッジに乗り上げてしまい懸垂支点がありません。 ・本沢滝(アカナ滝)左岸高巻きはトラバースルートが崩壊著しく不可能に思われます。 右岸高巻き出来そうな気がしました。 ※右岸の見えない裏側は100m級の断崖ですが^^; ・エケープルート 1、大鹿落しへのエスケープは落石多くて命懸けです。 大鹿落しは大崩壊地のため日中地表が暖められて水蒸気がガスになり易いとの情報あり。ガスっているときは前方の落石が見えないので要注意。 大鹿落しのリッジを歩き奥社跡西の樹林帯へ抜けましたが土のリッジにバランス岩が乗っていてリッジごと崩壊する恐れがありました。 リッジに乗るのは最後の最後にした方が安全です。 2、Y字峡の黒岩滝右岸の鉄製ハシゴから右岸テラスに登り〜七滝沢〜黒岩廃道〜雲竜渓谷に下れる。 3、大鹿滝〜右岸の凄いゴルジュ(鉱泉滝?)出合の間に右岸(樹林帯)に登り懸垂下降で反対側に下りると大鹿滝右岸のガレ場。 4、右岸の凄いゴルジュ(鉱泉滝?)出合〜右岸鉄鉱泉滝出合の間に左岸の壁が登れそう。登ると雲竜瀑上流右岸尾根に行きつく。雲竜瀑上流を渡渉して内ノ外山尾根や山椒魚谷右岸尾根(懸垂下降推奨)経由で雲竜渓谷に下れる。 |
写真
装備
個人装備 |
ハイパーv
フェルト靴(未使用)
クライミングシューズ(未使用)
グローブ(防寒テムレス
フリース
防寒ゴムを各1)
3mm/2mmウェットスーツ(ロングスリーブスプリング)
8.5×60mダブルロープ
ハンマー
ハーケン
ハーネス
ヘルメット
軽アイゼン
エイト環
カム0.3〜0.75各1(全て未使用)
沢用スパッツ
レインウェア
ハードシェルパンツ
GPS
コンパス
地形図
遡行図
ナイフ
ヘッデン2個
カメラ
スリング
捨て縄
カラビナ
|
---|
感想
年内最後の個人山行でした。
女峰山のバカ尾根ルート、霧降からのルート、雲竜渓谷に囲まれたカオス地帯のアカナ沢。
今回は大鹿落しにエスケープしましたがチャンスがあれば本沢滝右岸高巻きで再挑戦したいです。
自然落石です。
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コメント
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jaian37さん今回もお疲れ様でした。そしてご無事でなによりです。
人には多少なりとも好奇心はあり、自分が絶対に行けないような場所でも見てみたいという願望はあります。ありがとうございました。 しかし今回のこの遡行の模様はNHK-BSの番組として見たかった(*´∀`) それぐらい凄すぎる…
私今回拝見させて頂いて悟りました。Y字境ですら無理!(>_<)
腕、酷くないといいのですがお大事に。
3か月前に訪れた時とは状況が違っていて自然の脅威でした。
氷瀑シーズンは土壁も氷結して安定していますが雲竜渓谷周辺の壁は基本土ですから考えただけでも恐ろしいですね
本日腕立て伏せ42回出来ましたから腕の方は大丈夫です
おはようございます。
アカナ沢ですか・・
ここは4級程度と聞きます。
以前谷川のマチホド沢が厳しそうと言っていたと記憶していますが、ここはせいぜい3級上です。経験的に3級の域と4級の域は格段の差があるように思いました。
再び挑戦される際は十分にお気を付け下さい(失礼な物言いに感じたらすみません)
こんばんは、コメント&ご心配いただきありがとうございます。
私個人的な感覚だと遡行敗退しておいて書き難いのですがアカナ沢で4級は盛り過ぎだと思いました。
その理由として
1、遡行距離が短い。登山口から本沢滝上流の左俣を詰めて稜線までの距離が約8.6km
2、本沢滝まではほぼゴルジュ帯だが水が少なく泳ぎは一切無い。
3、大滝の登攀は大鹿滝(己佞)のみ
4、たまたま幸運な事に登攀が困難なCS滝が存在しなかった。
5、隣の七滝沢F3で6月中旬に雪渓を見たが8月以降雪渓は無さそう。
本沢滝の高巻きで大鹿落し〜滝左岸トラバースが困難なので含めて総合的に4級?
グレードが付けられたときは4級だったかもしれませんが本沢滝の高巻きを除くと現在は3級上もないかも知れません。
でも今回たまたま運が良かったのかも
技術も経験も足りないので来年は沢登りを増やしたいと考えています。
再挑戦のときはソロではなくパーティで遡行したいと思っていますが一緒に遡行してくれる方がいるとは思えませんが
jaianさん、おはようございます〜
まさかのアカナ沢!?
この日は嘘みたいに天気よくて暖かかかったから、沢登りいけたかもなーって仕事しながら思ってました。
が!同じ空の下で、こんな大きなチャレンジをされていたとは……
いやはや、こりゃ大変な遡行ですね💦
群発落石も恐ろしい…恐ろしい…
ハイパーVの新色、いい色ですね(笑)
アカナモデルといったところでしょうか。
ご無事でなによりでした!
腕の打撲、お大事にしてくださいm(_ _)m
泳ぎ必須の沢だったら凍死していたかも知れないけど水流チョロチョロで風の影響もなく遡行できました。
大鹿落しと本沢滝高巻きトラバースは2月と4月に上から眺める機会がありましてその時も頻繁に落石が発生していました〜
行ってしまう自分が怖い(笑)
今のハイパーv3回ほどしか履いてないのに穴が開いてしまいました。
次は茶色かなぁ
jaianさん、こんにちは。
最近色々とレベルアップ加速してるんじゃないですか。
沢の4級ルートですか・・・
私、4級の沢って、20代の頃、オジカ沢のソロくらいしかないし、
しかもあんなボロボロの谷を遡行していくなんて考えられません。
女峰山付近はまったく足を踏み入れたことないので、
イメージが湧きませんがすごいとこそうですね。
動画みると、シチュエーションは違いますが、まるでチリ雪崩のなかルンゼスラブに突っ込んでいくような感じです。
でもソロの場合、十分気をつけてくださいね。
アカナ沢はオジカ沢ほど大滝の登攀とか無いです
そしてオジカ沢の稜線に突き上げるような登りも・・・ない。
・・・敗退しているので計画の標高グラフで確認しました(笑)
ソロ山行何かあったら大変なので気を付けたいと思います。
オジカの大滝(検砲世吋蹇璽彌个靴董△修両紊離船爛法爾賄喘罎ら巻きました。
その他は特に難しくなかった記憶があります。
稜線直下は突き上げるほどでもなかったような。
ヤバイのがタカノスCの稜線直下です。
あそこは地獄の草付きでした。
ここはぜひジャイさんに登ってもらってシンセン右俣と比較してもらいたいなあ〜
オジカ沢トライしたことありません
記録で確認しただけです。
タカノスCですか!?
調べなきゃいけないことが沢山です
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