2年越しのぴーくへ。錫杖岳バリルート。
- GPS
- 09:26
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,474m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:26
0800 クライマーズルート分岐
1130 山頂
1200 下山開始
1600 中尾峠へリポート
CTはクライマーズルート〜岩屋〜二股〜コル〜山頂までの区間は記憶とログを頼りに記載。
天候 | 澄み渡る青空 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
クライマーズルート分岐から先はバリエーションルート。 岩屋からは沢を直登。 沢を詰めた先は笹薮の急登。 稜線からはじゃんぐるみたいな尾根の窮屈。 下りは急登の薮漕ぎ。 沢下り。 全体的に変化に富んだバリエーションルート。 下山時の道迷いしそうな踏み跡も多々あり、 しっかりと赤布など目印を刻んでいくことが重要。 |
その他周辺情報 | 平湯の森 @500円 露天風呂が幾つもあって、コスパも良くて好きな温泉。 『もみの木』のごはんも美味しい♫ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
ロープ
|
備考 | だいたいの装備は想定して携行したものの、沢靴があれば尚良かった気がする。 |
感想
♀ふたりではじめてのバリエーションは錫杖岳へ。
2年前にアルパイン山行で目指した錫杖の左方カンテ。
タイムオーバーでぴーくまで届かなかった錫杖をバリエーションでリベンジしようと決めて向かった。
一般道からクライマーズルートへ入り、のっけから沢の直登。
岩屋とクライマーズルートの分岐から先は、ガチな沢登り。
登山靴での沢登りの経験は今回がはじめてだったけど…
半ばシャワークライミング状態での直登の連続。
沢ではぜったいに落ちれない。。。
ただそれだけを心に繰り返し繰り返して、沢を詰める。
素敵な小滝を幾つも越えて、時折振り返って穂高の稜線に癒され。
沢を詰め、笹薮の急登を詰め、トラバースを繰り返し、コルから稜線へと。
稜線から先はじゃんぐるのような尾根のトラバース、急登と、ルート取りも感覚で。
ただどこでも落ちれないので、終始緊張感を維持しつつ、木登りをしながら下山路をしっかりと見極めていった。
樹林帯を抜けたその先のぴーくは、突然目の前が拓けて空が広がって、すぐ目の前には真っ白な稜線が見守ってくれてた。
憧れてた錫杖岳。
かっこいい岩峰を上から見下ろして、またリベンジしたい左方カンテを見下ろす。
山頂滞在時間はそう長くもいたら下山が心配なので、30分そこそこで下山開始。
登りながら不安で仕方がなかった下山路も、めいいっぱいの緊張感のおかげか、今までの経験値なのか、難なく切り抜けることができ、幾つもの核心を切り抜けて岩屋まで駆け下りてきた。
途中やっぱり神経張り詰めるのは、尾根のトラバース、笹薮の急下降。
そして二股からの沢下り。
登りは巻いた小滝も、下りは下りれそうなルートを見極めてクライムダウン。
二度程、行き詰まって戻るも降りるも厳しい場面があったけど、滑落するよりは、と、思い、身体を反転させてなんとか切り抜けた。
岩屋まで帰ってきて2時。
山頂からちょうど2時間。
なかなか良いペースでの下りだった。
岩屋でメットを外して、クライマーズルートを戻る。
終始ドキドキしながらの数時間がものすごく長く、でも、速くも感じた。
一般道へ合流して、車まで戻って、4h。
予想外にhardではあったけど、充実した日帰りバリエーションだった♫
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
chiro1013さん、はじめまして。こんばんわ。
素晴らしいルートのようですね。登頂成功おめでとうございます。
すごーく充実感が伝わってきます 。
素晴らしい山、澄み切った青空に美女2人か。絵になるな〜〜 。
左方カンテ、リベンジしてください。今度は成功しますよ。
はじめまして。こんばんは^^♫
コメント、ありがとうございます♫
錫杖はアルパインルートのみと思っていたのですが、歩きでぴーくを踏めるということも知ってはいて、機会がなく、今回どこへ向かおうーと、思った時にふと、急遽ここを目指しました。日帰りでも充実した山行で、かなり満足のいく結果となりました。
左方カンテ、いずれはリベンジしたいので、日々積み重ねて、ほんのちょこっとでもいいからちいさな一歩を積み重ねていきます♫
タンボチェ、行かれたのですね♫(プロフ拝読させていただきました^^v)
わたしもdingbocheまで行きましたが、高山病で、BCへは届かず…。。。><;
来夏あたり、カラパタールまでプモリに会いにゆきたいと画策してます♫
こんにちは、
今一番行きたい山です。とても参考になります。来年チャレンジしたいと思います。
錫杖はめちゃくちゃかっこよい山で、わたしも大好きです。
バリルートははじめてではないですが、なかなか条件が許さないと厳しいルートでもあります。条件の良い時にぜひ来年行かれてくださいませ?*゜
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する