前日光高原 古峰ヶ原〜三枚岩〜前日光牧場〜横根山
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 846m
- 下り
- 672m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 5:55
天候 | 終日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
○車は古峯神社(24時間開放、トイレあり)の駐車場にとめました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○道標もしっかりしているので迷うことはありません。 ○井戸湿原下の五段の滝から日瓢鉱山登山口までは踏み跡は薄く道標も少ないので注意が必要。林道に出たら右に行くこと。 |
その他周辺情報 | ○帰路、前日光つつじの湯交流館(500円)に立ち寄りました。綺麗な施設でゆっくり休めます。 |
写真
感想
この週の水、木曜日は滋賀方面の天気が良い予報が出ていたので久しぶりにテントを担いで1泊2日の予定で比良山系を縦走しようと思っていたが出発の前日になって何となく体調が悪く重い荷を担いで出かける気にならなかった。
風邪薬を飲んでしっかり睡眠を取ったらだいぶ気分も良くなった。滋賀の天気も良さそうだが関東地方の天気も文句のない晴れの予報だった。そうなると家にじっとしている訳にはいかない。万全の体調ではないけど、そこそこの山だったら歩けそうなので、予てから計画を立てていた前日光の登り残した前日光高原あたり歩くことにした。
自転車を使った周回コースを計画したのでまずは下山口になる日瓢鉱山登山口に自転車をデポするため栃木市内から県道246号を走った。この246号線沿いの紅葉が素晴らしく、まさに紅葉谷と名付けてもよいほど沢山の色づいた紅葉が並んでおり、思わぬところで紅葉狩りがが楽しめた。
スタートは古峰神社である。神社の広い駐車場には1台の車もなかった。去年、道に迷って散々うろついた場所なので、今回はスムースに古峰高原への登山道に入れた。
神社付近の紅葉は見頃を迎えていたが標高が1000メートル近くなるとすでに紅葉は終わっていた。ほとんどの木々は葉を落とし冬を待つだけになっていた。
神社から1時間ちょっとで古峰ヶ原高原に着いた。鹿沼と足尾を結ぶ道路の峠になっている古峰ヶ原峠であるが清々しい雰囲気の気持ちの良い峠である。
足尾側にちょっと下ると古峰ヶ原ヒュッテという避難小屋があるが、ちょっと泊まってみたい雰囲気の小屋である。体調が万全でないせいか、ここまでの道が意外ときつかったしここが気持ちが良い場所なので遅い朝食をかねてのんびりした。
東屋に腰掛けて休んでいたら車が3台ほど入ってきたので腰を上げて三枚岩に向かった。三枚岩は今日のコースの中では楽しみにしている場所である。
なだらかな尾根道をのんびり歩いているとこの春歩いた地蔵岳への尾根道が見えた。男体山もちょこっと頭を見せるが木々が邪魔して写真が撮れない。先行していた宮城から来たというカップルを追い越し、なだらかになった尾根道をしばらく歩くと三枚岩に着いた。写真では何度も見た三枚岩であるが、実物を目の当たりに見るとなんとも不思議な光景だった。
岩にくっつくように社が建っていたので参拝ながら中を覗いたら社の中まで岩が入り込んでいた。入り込んだというよりか、岩を覆うようにあとから社を建てたようだ。
三枚岩の上に登れば日光方面の山々が見えそうだったがご神体になっている岩の上に登るわけには行かない。風もないし天気もいいので三枚岩の前の広場でのんびりした。
今日のコースは急登はない。高原状のなだらかなハイキングコースである。無線アンテナの立つ方塞山を越えると前日光牧場に出る。冬が近いのでもう牧場の牛たちは里に下りているようで姿は見えなかった。その代わり、牧場越しに見える袈裟丸山から皇海山の山並を楽しみながら前日光ハイランドロッジに向かった。
ハイランドロッジ付近からの展望は素晴らしかった。手前にある高見のベンチからは男体山をはじめとする日光家族の山々が一望できるほか、上州の皇海山や袈裟丸山も手に取るように見えた。
冬期休業のロッジはすでに閉店しているのかよくわからなかったが日だまりにはドライブの途中に立ち寄った観光客が展望を楽しんでいた。不便なところではあるが、天気が良ければ足尾や日光へドライブに来たときにちょっと足を伸ばしてもよいところだ。
この先、横根山やその先にある井戸湿原にもちょっと期待していたが、横根山には二等三角点があるものの狭い山頂に東屋があるだけで展望はない。のんびりする気にはなれない山頂だった。ここでのんびりするよりか、手前の牧場の丘に登って展望を楽しんだ方が良い。
井戸湿原は乾燥化が始まっているのか木々が大きく育っていたり茅が湿原を覆っていたりで思い描いていた湿原のイメージとはかけ離れていた。
横根山と井戸湿原を足早に通り過ぎ自転車をデポした日瓢鉱山登山口へ下った。日瓢鉱山から古峰神社までは6劼曚匹隆砲笋な下り坂である。まだ日が高いので寒くはなく、快適に走って駐車場に戻ってきた。
天気が良いので神社は多くの参拝客で賑わっていた。喧騒を避けて今朝走ってきた道を戻るように山を下って町営の前日光つづじの湯に立ち寄った。この温泉は、町から10勸幣紊盪咳なのに駐車場が満車になるくらいの人が来ていた。
入浴料金が500円と安いうえ、大きくて気持ちの良いお風呂と整った設備のため人気があるようだ。それでも混雑感はなく山の疲れを癒すのにはもってこいの日帰り温泉施設だった。
昔は、日光の山などは到底日帰りではいけなかったのに、車と高速道路網のおかげで楽々日帰りが出来るようになったのだからありがたい。精々体が丈夫なうちに色々な山を歩いておきたいものだ。
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