原点紹介+七国山
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- GPS
- 06:49
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 339m
- 下り
- 336m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復:京王相模原線京王多摩センター駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回歩いたのは、ほとんど住宅地と公園緑地である。 |
写真
感想
我が山行、正確にはハイキング(Wanderung)の原点の一つは多摩のニュータウン及び公園・緑地巡りである。(書いてみて思ったのだが、ニュータウン歩きが素地の一つであるのは確かだが、山行に直接繋がるものであったとは言い切れない。)
今回、観梅に歩きに出かけたのを機に紹介する。
【起源】
その1:
映画『耳をすませば』
知る人ぞ知る、スタジオジブリの迷作。中学時代に進路指導の体育教師が「いい映画です。ぜひ見てください」と言っていたときには観なかったのだが、その後、高校時代のテレビ放映で視て、空間描写が心をつかむ。東京に出てモデル地を歩き、多摩ニュータウンに魅力を感じる。
その2:
駒沢女子大学訪問
大学に入って2年目、燃え尽き症候群のように生活もだれてきて、これではいかんといろいろやった中で、TOEIC受験があった。その初めて受けた試験の会場が駒澤女子大学だった。その時、降り立った駅が京王相模原線稲城駅である。駅改札を出た所の、風が通る見晴しのよい情景に魅せられてしまった。その場所は今は喫茶店になっている。
【目的・趣旨】
野原や雑木林、公園緑地と集合住宅・商業施設等とが相重なる風景、だだっ広い道路があるかと思えば藪に囲まれた狭い路地みたいな細い道もあり、すーっと真っ直ぐ伸びる道があれば左右だけでなく上下にもグネグネ曲がる道もあり、丘を巻くように敷設された道路や軒を連ねる家々が立体的空間美を形成している街並み、起伏に富むが故に広く感じられる空、雲を追って上って行った先には何があるのだろうかと冒険心を駆り立てる坂、多摩センター等モダンな街、整然とした団地がある一方で、一歩踏み出せば広がる、ここが東京・横浜かと思えるほどの世界。
等々縷々述べてきたが、根本にあるのは空気である。と言っても、空気が美味しいとかそういうことではなく、雰囲気や感触といったようなものである。
ある時、京王相模原線京王よみうりランド駅のホームに降り立った際、我がホームタウンのものとは異なる「ほわ〜ん」とした柔らかい空気に包まれ、欣喜雀躍したことがある。後ろにいた子供が「あの人もよみうりランドに行くのかな」と母親に訊いていたが、そんな所に行くよりも大いなる楽しみを味わえたと言えよう。
【主たる活動範囲】
京王線・京王相模原線・小田急線・東急田園都市線・JR横浜線沿線(東京都八王子市・町田市・多摩市・稲城市等、神奈川県横浜市青葉区・緑区、川崎市多摩区・麻生区、相模原市等)
【発展】
当初はニュータウンの街並みを主に楽しんでいたのが公園・緑地、花木・田園・里山道と歩く範囲が広がり多様になるにつれ、山歩きの素地の一つが形成されたと言える。
【留意事項】
1.歩くのは基本的に住宅街であり、現地住民からすれば不審者となる可能性もある。瓜田李下を心がけること。里山等も私有地である場合がある。
2.自分にとっては楽しくても他人にとってはくそつまらない可能性が往々にしてある。
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