樹氷満開の御池岳・・・T字尾根からアタック!

2011年03月05日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.2km
• 登り: 874m
• 下り: 867m

コースタイム

6:40　　　　　　林道駐車地
7:52　　　　　　P918
8:20-35　　　　しゃくなげピーク　
9:22　　　　　　テーブルランド

(テーブルランド周遊)
奥の平〜御池岳山頂　10:45　　　　 　
ボタンブチ(昼飯・天気待ち)11:10-12:10　
P1194〜東ボタンブチ　　13:30-50　　　　
再びボタンブチ　14:28-14:43　　

15:05　　　　　T字尾根下降点
16:45　　　　　下山　

天候

曇り/晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/5 6:41

尾根取り付き近くの林道に駐車。

3/5 6:57

早速急坂から始まる。

3/5 7:35

T字尾根に乗ると快適な新雪の尾根歩き。

3/5 7:52

T字尾根中心部のP918

3/5 7:55

ボタンブチを見ながら歩く。

3/5 8:00

雪庇

3/5 8:15

しゃくなげピークへのヤセ尾根。

3/5 8:23

しゃくなげピーク

3/5 8:34

ピークからはボタンブチがメッチャきれい。

3/5 8:35

ボタンブチズーム

3/5 8:49

尾根の樹氷のトンネル

3/5 9:01

3/5 9:07

琵琶湖も見える

3/5 9:18

最後の急斜面

3/5 9:23

テーブルランドに出た!

3/5 9:25

雪原が広がる。

3/5 9:41

雪原1

3/5 9:45

雪原2

3/5 9:49

雪原3

3/5 10:01

3/5 10:04

奥の平

3/5 10:10

お気に入りの樹。

3/5 10:10

お気に入りの樹と双子の樹。

3/5 10:17

雲が流れるボタンブチ

3/5 10:39

きれいな樹氷。

3/5 10:43

初わかん

3/5 10:47

御池岳山頂。
先月より70〜80cm雪は減っている。

3/5 10:55

たまに来る晴れ間を逃さない。

3/5 11:04

3/5 11:12

ボタンブチはガス。

3/5 11:33

昼飯を食べて気長に天気待ち。

3/5 12:01

雲が切れたボタンブチ。

3/5 12:02

T字尾根全景

3/5 12:00

輝く樹氷1

3/5 12:16

輝く樹氷2

3/5 12:21

輝く樹氷3

3/5 12:30

輝く樹氷4

3/5 12:34

先月見たご来光スポットで。

3/5 12:35

やっぱり・・・

3/5 12:40

この樹氷を・・・

3/5 12:41

見ないと・・・

3/5 12:41

春は迎えられない。

3/5 12:56

樹氷と白山。

3/5 13:00

樹氷と白山2

3/5 12:56

白山ズーム

3/5 12:57

真ん中の窪地が青のドリーネかな??

3/5 13:04

3/5 13:06

雪原に樹氷の影

3/5 13:15

P1194

3/5 13:15

P1194からの景色。

3/5 13:17

東ボタンブチから白山。

3/5 13:17

東ボタンブチから御嶽山。

3/5 13:26

東ボタンブチから雪原。

3/5 13:27

3/5 13:53

東ボタンブチから藤原岳。

3/5 13:54

東ボタンブチの雪庇。

3/5 13:54

藤原岳

3/5 13:56

撮っても・・・

3/5 14:03

撮っても・・・

3/5 14:10

撮っても・・・

3/5 14:15

撮りたくなる絶景。

3/5 14:18

青のドリーネの影が印象的。

3/5 14:26

太陽と飛行機雲。

3/5 14:29

またまたボタンブチ

3/5 14:29

またまたボタンブチ

3/5 14:35

天狗の鼻

3/5 14:41

ボタンブチ

3/5 14:52

さっきとはまた影の映り方が微妙に違う。

3/5 15:03

下降点、やっと下山開始。

3/5 15:23

しゃくなげピークから。

3/5 15:57

T字尾根から。

3/5 16:55

下山完了。

撮影機器：

Canon PowerShot SX130 IS Canon

感想

---masa---

御池岳テーブルランド・・・。
先月のテント泊では樹氷は見れなかった・・・やっぱり心残り。

雪原とドリーネが多くある見所満載のテーブルランド東側を、樹氷満開の時に歩き回りたい。
でも、鞍掛橋からのいつもコースでは一番端にあり、日帰りでは時間的に厳しい。

それなら思い切って、テーブルランド東側に登りつくT字尾根からアタック!!
残雪期の今ならヤセ尾根も歩きやすいはず。
3時間あればテーブルランド東側に登れると思う。
問題はアプローチの林道がどこまで進めるかだけ。


前夜、雪が降る中、積雪の林道を君ケ畑集落を過ぎてさらに進む。
積雪が深くなりちょっと不安だったが、尾根取り付きの近くまで来れた。
朝まで仮眠。

林道を10分歩き、尾根取り付きから早速急坂が始まる。
新雪が10cmなのでアイゼンなしで登る。

T字尾根に乗ると快適な新雪尾根歩き。
T字尾根の中心部のP918に着いたが、まだまだつぼ足でOK。

しゃくなげピーク手前はヤセ尾根で滑りやすく危険。
でもアイゼンを着け損ね、そのまま慎重にしゃくなげを掴みながら進む。

しゃくなげピークで休憩、アイゼン装着。
ここからは樹氷で真っ白なボタンブチの断崖が一望できる。
青空と樹氷が素晴らしくテンションが上がり、早くテーブルランドに行きたくなった!!

晴れ間も多くなり、尾根の樹氷のトンネルも美しい。
下山時に間違えやすい、進路が変わるポイントに数箇所、赤テープを念のため巻いておく。

最後の急斜面を左方向に進むと、一気に視界が開けてテーブルランドに出た!!
3時間かからずに着いた、しかもまだ9時半前。

さあー、どこから歩こうかと樹氷と雪原を見ながら悩んでいると、あらら?ガス?
どんどん雲が流れてきて、あっという間に晴れ間が無くなった。
せっかく着いたのにショック・・・。

仕方ないので、御池岳山頂を目指してガスの中をトボトボと進む。
時折り、晴れ間が来て樹氷が輝くが・・・ほんの数秒だけ。

奥の平もガスで展望もなし。
写真も撮るものがないので、昨日買ったアルミわかんを試しに履いてみることに。
アイゼンの上から重ね履きで歩いてみるが、軽くていい感じ。

御池岳山頂・・・ガスで全くダメ。
山頂の雪は一ヶ月前に来た時より70〜80cmは減っている。

たまに来る晴れ間だけが、シャッターチャンス。
一気に樹氷が真っ白に輝きメッチャ綺麗。

でも晴れ待ちも長いので、ボタンブチ脇で昼食を食べながら天候回復を待つことに。
今日は高気圧に覆われるので必ず晴れるはず。

1時間ほど気長に待っていると、ガスが切れ雲が少なくなってきた。
ボタンブチに行くと琵琶湖もキレイに見えている。

休憩終了!東ボタンブチを目指して適当に周遊開始。
さっきと打って変わってガンガン太陽が照りつける。
雪原と樹氷が最高の美しさになり、写真を撮るのに忙しい!

稜線に出ると、白山と御嶽山、乗鞍岳がきれいに見えている。
樹氷と白山がセットになりいい眺め。

P1194に登るとさらに景色は開けて、岐阜・愛知の街がはっきりと見える。
樹氷に大展望、こんな景色が見たかった。

そしてすぐ下の東ボタンブチに到着。
文句なしの素晴らしい眺め。
藤原岳が目の前に、遠くには北アルプス・中央アルプスと白山が。
コーヒーを飲みながらのんびりと景色を見て過ごす。

さらに樹氷を眺めながら、テーブルランドの縁沿いを適当に歩く。
どこでも自由に歩くことができる雪原は気持ちがいい。
他の登山者は数人会っただけで、静かなテーブルランド。

T字尾根の下降点に着たが、またボタンブチからの雪原が見たくなった。
途中にある青のドリーネと呼ばれる、大きな窪地がいい影を出していて美しい。

またまたボタンブチ。
何度見てもここからの雪原は素晴らしい。
来年もまたこの景色が見れることを願って、下降点に戻る。

下りは雪が緩んで滑りやすい。
登りに巻いた赤テープを回収しながら、自分のトレースを確実に辿る。
ヤセ尾根はしゃくなげの根っ子にアイゼンが引っかかりやすいので、ゆっくり慎重に歩く。

下りはテーブルランドから1時間40分で下山できた。
やっぱりT字尾根のコースを選んで良かった。
結局、テーブルランドでは天気待ちもあったので5時間半も居てたことになる。
充分過ぎるほど満喫した、樹氷満開のテーブルランド周遊だった。