湯元温泉⇔前白根山⇔五色沼避難小屋⇔奥白根山ピストン+外山
- GPS
- 26:27
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,574m
- 下り
- 1,559m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 3:47
天候 | 1日目:雪 2日目:曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
食事
行動食・おやつ
タオル
ハードシェル
オーバーパンツ
防寒着
象足
着替え
カメラ・カメラケース
ヘッドライト
財布
Suica
携帯電話
オーバー手袋・手袋
時計
ストック
ピッケル
スノーシュー
アイゼン
バラクラバ
ヘルメット
シュラフ
シュラフカバー
メガネ
コンタクトレンズ
歯ブラシ
テントマット
銀マット
モバイルバッテリー
トイレットペーパー
食器
地図
コンパス
水筒
スパッツ
靴袋
温度計
ナイフ
テント・ポール
コンロ
燃料
ランタン
雪袋
スコップ
|
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感想
今回は同行者もおらず、久々の単独1泊登山。1月に控えている会山行の予行演習というつもりで、スノーシューを含めた雪山フル装備で臨んだ。
1日目
天気予報は悪くないと思っていたが、現地に到着すると小雪が舞い散る天気。2日目に望みをかけて出発する。スキー場はまだ雪不足でリフトが動いておらず、ゲレンデの脇を気にせず歩くことができた。と言うのもつかの間、柔らかい新雪の下に氷が隠れていて、ツルッと滑り腹ばいのカエル状態に。ゲレンデとは言え、油断はならない。しかし、こんな麓でアイゼンを付けるのもはばかられ、だましだまし先へと進む。リフト終点付近から急登が始まり、観念してアイゼンを付ける。
長い急登を登るとあとはダラっとした稜線歩き。しかし、前白根山周辺は風が強く、顔が冷たい。早々に避難小屋へと向かう。
避難小屋は先行パーティ2名がいた他は人がおらず、途中で抜いた4名とあわせて7名がこの日の宿泊だった。後で外に出てみると、少し先の白根山の基部あたりにも幕営している人たちが居るようだった。
夜は早々に飯を食って寝ようとしていたのだが、4名パーティの方からお誘いがあり、お酒や肉、鍋をごちそうになった。
2日目
明け方に外に出てみると星が見えたので期待していたが、出発する頃には昨日同様ガスに巻かれていた。出発を遅らせて天気の様子を伺ったが、あまり好転する様子もないので、出発する。
昨日見たテント泊の人たちがつけたであろうトレースが薄っすらと残り、テープなどもついているので樹林帯は特に問題なし。その後の斜面は登りやすそうなところを選んで登る。全般的に雪はそれほど深くないので、スノーシューなど使うまでもなく登ることができた。
山頂付近までは風は穏やかだったが、斜面が一段落すると強風が吹き荒れており、視界が著しく悪い。周りがよく見えないので道標の指し示す方へ高いところを進んでいたが、どうやら道間違い。携帯のGPSで位置を確認しながら引き返すと、風雪の合間に高みが見え、どうやらそれが山頂だとわかった。一度少し下って登り返すのが正解。すこし先へ行くと神社があり、これが山頂かと思いきや、すぐ横に明らかに高い地点がある。神社の裏の岩稜伝いに行けそうだが、強風の中とても行けるようなところではないし、一般登山者が行くような感じもない。しばらくあたりをウロウロして、ここも一度下って登るルートが有ることがわかり、こんどこそようやく山頂に到着。周りはほとんど視界がないので早々に下山する。もともとは五色沼あたりの周回も考えていたが、この天気の中では来た道を引き返すのですら怪しいくらいだ。幸い後続の4名PTの方々が赤布をつけてきてくださったので、これ幸いと活用させて頂き、無事に小屋まで戻る。
登頂は果たせたものの、ろくに写真も取れなかった失意の中、山頂はだめでも下山時に前白根山あたりで晴れると良いなと期待しながら帰路につく。しかし期待はあっけなく裏切られ、昨日に勝るとも劣らない強風が吹き荒れていた。風を背に受けるとあっという間に体を持っていかれ、岩に打ち付けられそうになる。ハードシェルやオーバーパンツのお陰で寒さはないが、ここで動けなくなると間違いなく死ぬ、そんな恐怖感を覚えた。なんとかここを突破しないと帰れないということで、風上に向かってヨタヨタと歩きなんとか風がゆるくなるところまでたどり着いたが大分疲れた。しかし、このまま帰るのも癪なので最後は外山のピークを踏むことに。眺望はない藪山だという話だったが、意外に男体山方面が開けていて、この山行一番の眺望が得られた。
今回の山行でお世話になったならしの山の会の皆様、ありがとうございました。
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