阿弥陀北稜 30年振りの冬山にヘロヘロ
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,228m
- 下り
- 1,212m
コースタイム
天候 | 大快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
共同装備 |
50mザイル2本
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感想
今回は少々へばりました。まず情けないないことに、30年ぶりとはいえ支度にあたふたしてメンバーに迷惑をかけてしまい本当にお恥ずかしい限りです。あげく、慌てふためいて靴紐を締め忘れ、行者小屋からかかとがぶかぶかして消耗してしまい本当に情けないことでした。申し訳ありません。W女史の天狗岳の反省にあったように事前の準備、訓練が大事ですね。勉強になりました。
見よ!!この大快晴、冬にこれだけの好条件はなかなか望めません。しかも雪煙を上げていた稜線も私が登場すると、無風に!!まさに晴れ男の誉れです。先輩もこれにはビックリ!!申し訳ないぐらいの好条件でした。
行者小屋からのアプローチでは持ってきたワカン等をデポ(T先輩の勘で!!)して大正解、トレースがついてました。さすがこういう時は長年の山勘が働きますね。予定より時間はかかりましたが、順調にジャンクションピークに到着稜線に上がると風が吹き付けて厳しいなと思っていましたが、いつの間にか無風状態になり日が当たっているところではあたたかいぐらいでした。(でもマイナス15度くらいはあったと思います)
そこからは第一岩峰の急斜面はアイゼンの前爪とピックを打ち込みながらの登攀となり、本来ならうら若き?K女史がおられるのでザイルを出すべき所かもしれませんが、何となくフリーで抜けてしまいました(50mザイルピッチで2ピッチ位)さて核心部の第2岩稜です。ここで前を行くパーティー(外国のガイドパーティー?)がもたつき1時間近く待たされ、業を煮やし、ラストが登ると同時に別ルート(正規のルート)から取りつき
前パーティーのすぐ下の岩角で確保を取り、セカンド及びアッセンダー組の登攀を開始。さらに、そこでも少し待たされ前パーティーのラストに続く5mほどのナイフリッジを越え終了。待たされ、時間は掛ったが楽しい登攀でした。其の後雪稜を登り頂上へ。そこで前パーティーがウロウロしているので、どうしたのだろうと思ってたら、一般下降路が雪で完全に埋没、全く分からない、ということはここ2〜3日一般ルートからの登頂はなかったことになる。どのルートからも踏み跡とか窪みも皆無!赤岳ならこんなことはないでしょうが、少々びっくりしました。
そんなこんなで下降は北稜を懸垂で降ることにし4ピッチの懸垂で下降。ザイルを回収しながら同時にセットする練習をしながら下降しました。
そこまでは順調だったんですが、トップを歩いていた私が下降路を見落とし北稜から直角に曲がって枝尾根に入らなければいけないのを見落としまっすぐ下ってしまい(はっきりした間違いの踏跡あり)かなり下ったところで行き止まってしまい、引き返す羽目に!!(W女史にいろいろアドバイスしたのに自分がルートミスしてしまい、合わせる顔がないので、もうw女史とは一緒に山に行けないくらい落ち込んでます)そのアルバイトたるや、相当なものでした。天気が良かったから幸いだったですが、悪い場合は本当に深刻な事態になりかねませんので大いに反省しております。
そんなこんなで予定時間を大幅に超過してしまいました。
今回は天気がよく素晴らしい条件に恵まれましたが、私としましては反省点のてんこ盛り山行になってしまい、メンバーには申し訳なかったとおもってます。其の罰なのか、痛めていたカカトが悪化、帰りはビッコひきひきの悲惨な下山となりました。その時付き添ってくれたH老新人,気を使ってアレコレ話しかけてくれ、そのおかげで痛みも忘れらえ助かりました。またK女子もうら若き身ながら、hanam???をものともせず果敢に登る姿は中々の根性でした。すばらしい!!
T先輩も相変わらず、歳!!にもめげず頑張る姿、まだまだ行きますよバリルートそして、私の活力源です!!また、付き合ってください。
阿弥陀北稜登頂おめでとうございます。快晴無風の好コンディション、正にmmakiraさんの面目躍如ですね。
氷点下15度の極寒の条件下、72歳の年齢をものともしないT先輩、紅1点のK女史、デースベーダーそっくりのHさん、素晴らしいコンビで厳冬期の阿弥陀北稜を無事登り切り下山され、我々にとって憧れの存在です。
でも、岩虫さんでも、下山路でルートミスを犯すということは、それだけ過酷な条件だったということですね。お疲れ様でした。
21日〜22日は北八の天狗岳に行きましたがガスと強風で眺望は全くありませんでしたが、今回は快晴360度の眺望と素晴らしい風景を楽しむことが出来ました。ジョウゴ沢のM様と美濃戸山荘Pにて合流予定が大幅に遅れてご心配をおかけしました、不慣れな冬山登攀で時間を要してしまい申し訳ありませんでした。
素晴らしい青空で遠くに東天狗が写ってますね。羨ましくて思わず何回も写真見てしまいました。おまけに皆様の清々しい笑顔!達成感が見てとれます。下山ルートは大変だったんですね。無事に戻られて何より。ご褒美のアベントロート!!なかなか見れないですよ。
先日、棒ノ折山いきましたが、1番体力無い人のペースに合わせようとしてみました。ですが、分岐点を頭に入れながら歩くという意識は景色に見とれてあまりせず(>_<)
なので、私にはまだまだ岩虫さんの指導が必要です。一緒に行きたく無いなんて言わせません!!(笑笑
今後ともよろしくお願いいたします(^-^)
いやはや、お恥ずかしい限りです。自信をもって臨んだ北稜でしたが、年齢と30年のブランクは大きかったですね。登攀技術だけではない物が必要な冬山登山を再認識しました。メンバーにはいろいろご迷惑をお掛けして申し訳なかったです。ただいろいろあった中、最後に皆さんが満足そうな笑顔を見せていただけたのが救いです。
MATUSAN,Teruterubozさんコメントありがとうございました。これに懲りず、まだまだ頑張るつもりですので、よろしくおねがいいたします。またどこかご一緒できること楽しみにしております。
阿弥陀岳北稜、1/25は最高のコンディションでした!最高の青空!最高の雪質!最高の絶景! 美濃戸口からサラサラキュっキュっの雪、阿弥陀岳北稜の麓迄踏み跡しっかり、岩峰の急な氷雪の壁はアイゼン前爪2本とダブルピッケルで、ハシゴより楽にサクサク登れて、ラッセルも無し、初の冬山バリエーションを満喫出来ました(^^) 皆様ありがとうございました!
ドS先輩、相変わらずちょとお話しオーバーでは?(^^) 私はゼーハーは相変わらずのコトで、私が足引っ張らなければもっと早く帰れましたね。スミマセン、トレーニング不足を痛感!
またよろしくお願いしま〜す(^^)
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