鹿俣山でスノーハイキング
- GPS
- --:--
- 距離
- 1.2km
- 登り
- 73m
- 下り
- 68m
コースタイム
- 山行
- 1:15
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往路は、なめこセンターからチェーン装着 |
写真
感想
昨冬は、雪山ハイクとスキーを組み合わせた山として新潟の飯士山や八海山へ出かけたが今年はなかなか適当な山が見つからなかった。
行ったことのないスキー場としてたんばらスキーパークが候補にあがり登れる山として鹿俣山があった。雪がない季節だったら4〜5時間のハイキングコースとして本に紹介されているお手頃の山だ。
当初は、スキー場駐車場から山スキーで登ってゲレンデを滑り下りてこようと思っていたが、ここ2,3日の大雪で積雪量も2メートルを越えているようなので、とても麓から単独で登れる状況にはなかった。
それならリフトでゲレンデトップまで行って、そこからスノーシューで山頂を往復する計画を立てた。残りの時間はゲレンデスキーを楽しむ予定だ。
リフトが動き出すのは午前8時半からなのでそんなに早く起きる必要はない。午前5時に起きてラス(我が家の愛犬)にオシッコをさせてから出かけた。
関越道は月夜野から先がチェーン規制になっていたが陽が昇るに従ってどんどん規制が解除され、私が沼田インターを下りる頃にはチェーン規制は石打塩沢から先になっていた。高速道路のチェーン規制がないと楽だ。
沼田インターを下り、玉原に向かう県道には路側に除雪した雪が積まれていた。北上するに従って路面が白くなってきたのでスタットレス車両を先に行かせ慎重に走った。ナメコセンターがチェーン脱着場になっていたのでここでチェーンを着けた。取り付けは大夫慣れたので10分ほどで装着できた。気温は−2度前後。路面は圧雪された雪で真っ白になっていた。
平日はスキー客も少ないのでのんびり走って午前9時過ぎにたんばらスキー場に着いた。駐車場には100台ほどの車がとまっていたが、ゲレンデの上の鹿俣山は、武尊山や白根山のような登山対象になる山ではないのでほとんどの車はスキーヤーである。
スノーシューのケースが背負えるようになっているのでこれに三脚を入れて背負い、リフトを使ってまずはゲレンデトップまで登ってみた。晴れてはいるもののまだまだ雲が多い。今日は快晴になるはずなのでしばらく滑って様子を見ることにした。
思ったより寒いので車にセーターをとりに行っているうちに青空が大きく広がってきた。「よしよし行くぞ」とばかり、意気揚々として再びゲレンデトップまで行った。
夏だったらゲレンデトップから山頂までは20分もあれば登れると思うが、今は積雪量はスキー場の発表では山頂部では2.5メートルはあるという。リフトを降りて左手の第4リフトの方へちょっと行くと鹿俣山からの稜線が下りてきている。この辺が取り付きやすいと見てスノーシューに履き替えた。
雪は確かに深いがさすがにスノーシューはもぐらない。そんなに早くは歩けないが確実に歩を先に進められる。
しばらく行くとスキーのトレースが一本ついていた。こんな山でも登ろうという物好きもいるものだ。どうも鹿俣山の先にある雪の時期にしか登れない獅子が鼻山が目的のようだ。
すっかり天気はよくなり、木々に積もった雪が青空をバックに映える。振り返ると木々の後ろに谷川岳が見えている。眼下にはたんばらスキー場とダム。その遙か後方には噴煙を上げている浅間山。その左手には榛名山や赤城山が黒いシルエット上で見えている。なかなか眺めの良い山だ。山頂の看板はすべて雪の下に埋もれているようだ。
スキーのトレースをたどりながら1時間ほど奮闘して鹿俣山山頂に着いた。慣れないスノーシューでの登山は疲れる。しかしその疲れも大パノラマの景色が癒やしてくれる。風もなく、穏やかに晴れ渡った青空の下で大きく息を吸って感動を胸の奥にしまい込んだ。
折角三脚を持ってきたので記念写真を撮ってから下山した。雪道の下りは早い。1時間ほどかかったコースも20分ほどでスタート地点に戻れた。あとはゲレンデスキーを楽しむだけだ。その前に腹ごしらえをしよう。
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