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Yamareco

記録ID: 1075442
全員に公開
山滑走
札幌近郊

悪天候の喜茂別岳山頂からの南斜面スキー滑走

2017年03月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:10
距離
11.0km
登り
717m
下り
713m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:31
休憩
0:39
合計
6:10
距離 11.0km 登り 717m 下り 722m
9:39
97
スタート地点
11:16
86
12:42
72
13:54
14:33
42
15:15
34
15:49
ゴール地点
天候 曇り、山頂付近は雪、強風で視界なし。
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
札幌から中山峠を過ぎ、黒橋近くの反対車線のPK(8台くらい可能。常に除雪されている)。
コース状況/
危険箇所等
前日からの温暖でところどころ表面クラスト化している。特に南斜面の中間はクラストが強かった。下りの沢沿いのルートはほとんど下りの快適なルートだが、駐車場手前は川岸の急斜面を横切る。
その他周辺情報 定山渓温泉の日帰り温泉、数件のホテル。定山渓国道沿いの喫茶フランセ(カツカレー)、定山渓温泉街にあるCafeジェイグラッセ(アップルパイ)がお奨め。
PKから裏山に登るトレース(27日に見晴台まで行ったときのもの、昨日以降利用されていた)に従う。
2017年03月01日 09:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 9:42
PKから裏山に登るトレース(27日に見晴台まで行ったときのもの、昨日以降利用されていた)に従う。
平地に出る。喜茂別岳は雲の中。今日は午前中は晴れの予報だったが定山渓から曇りだった。
2017年03月01日 10:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 10:04
平地に出る。喜茂別岳は雲の中。今日は午前中は晴れの予報だったが定山渓から曇りだった。
雲が切れて一瞬稜線が見え、滑る予定の南斜面をアップ。今日はあそこまでいくぞと決意。
2017年03月01日 12:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
3/1 12:02
雲が切れて一瞬稜線が見え、滑る予定の南斜面をアップ。今日はあそこまでいくぞと決意。
見晴らし台近くのピーク付近のU字の木に到着。この斜面の登り始めに休んでいる時に後ろから来たスキーの男性が先を行き、ここに来たときに滑り下りて行かれた。27日にここまで来たときにはほとんどトレースない斜面だったが複数のトレースがあった。
2017年03月01日 12:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 12:31
見晴らし台近くのピーク付近のU字の木に到着。この斜面の登り始めに休んでいる時に後ろから来たスキーの男性が先を行き、ここに来たときに滑り下りて行かれた。27日にここまで来たときにはほとんどトレースない斜面だったが複数のトレースがあった。
しっかりしたトレースはずっと先まで続いていた。
2017年03月01日 12:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 12:31
しっかりしたトレースはずっと先まで続いていた。
振り返って。
2017年03月01日 12:43撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 12:43
振り返って。
雪雲が上空に立ちこめている。雲が厚くなってきた。
2017年03月01日 12:43撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 12:43
雪雲が上空に立ちこめている。雲が厚くなってきた。
1062mピーク手前。喜茂別岳はすっかり雲の中になった。
2017年03月01日 12:43撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
3/1 12:43
1062mピーク手前。喜茂別岳はすっかり雲の中になった。
1062mのぼこ山のピークのところまで来て左手に巻く。
2017年03月01日 12:51撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 12:51
1062mのぼこ山のピークのところまで来て左手に巻く。
振り返って。
2017年03月01日 12:56撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
3/1 12:56
振り返って。
ここから稜線への登りになるが先は視界が悪くなってきた。20分くらいで登りきれるところなので進む。トレースは途中で雪で覆われて判別できず、GPSと方位で登る。
2017年03月01日 12:56撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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3/1 12:56
ここから稜線への登りになるが先は視界が悪くなってきた。20分くらいで登りきれるところなので進む。トレースは途中で雪で覆われて判別できず、GPSと方位で登る。
稜線付近に出たが雪と強風でほとんど真っ白で立木の頭がかろうじて見えるくらい。スキーの跡があったがところどころ雪で埋まってしまっていてすぐ見失う。
2017年03月01日 13:20撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
3/1 13:20
稜線付近に出たが雪と強風でほとんど真っ白で立木の頭がかろうじて見えるくらい。スキーの跡があったがところどころ雪で埋まってしまっていてすぐ見失う。
1170mピークを巻いてスキー跡があった右側はアイスバーンになっている上、先が崖になっているはずなので斜面の左手の上部を行く。全くのホワイトアウトで先は全然見えない。風が強い。標識を探して彷徨う。
2017年03月01日 13:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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3/1 13:31
1170mピークを巻いてスキー跡があった右側はアイスバーンになっている上、先が崖になっているはずなので斜面の左手の上部を行く。全くのホワイトアウトで先は全然見えない。風が強い。標識を探して彷徨う。
GPSとコンパスを頼りに斜面を登ると標識前に出た!このGarminのGPSは時々方位が狂うので磁石を持っていて良かった(設定方法要検討)。
2017年03月01日 13:57撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
3/1 13:57
GPSとコンパスを頼りに斜面を登ると標識前に出た!このGarminのGPSは時々方位が狂うので磁石を持っていて良かった(設定方法要検討)。
強風と寒さの中、記念撮影。今回のBCは記憶に残るだろうな。この後、シールを外すため南斜面の風の弱めのところまで下りたつもりが、磁石を見ると北を指している!頂上付近に戻り南側に下降しシールを外し滑走開始。
2017年03月01日 13:58撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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3/1 13:58
強風と寒さの中、記念撮影。今回のBCは記憶に残るだろうな。この後、シールを外すため南斜面の風の弱めのところまで下りたつもりが、磁石を見ると北を指している!頂上付近に戻り南側に下降しシールを外し滑走開始。
GPS現在地と方位で南斜面を下降。視界が効いてきた。雪は重めで表面が少しクラスト化しているが何とかターンできる状態だった。
2017年03月01日 14:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
3/1 14:36
GPS現在地と方位で南斜面を下降。視界が効いてきた。雪は重めで表面が少しクラスト化しているが何とかターンできる状態だった。
さらに下降、木々が見えてきた。
2017年03月01日 14:41撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 14:41
さらに下降、木々が見えてきた。
しばらくすると視界が開けてきた。右側の斜面。
2017年03月01日 14:41撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
3/1 14:41
しばらくすると視界が開けてきた。右側の斜面。
下側の斜面。すばらしい斜面が広がっている。が、表面はかなりクラスト化し、カリカリと音を立てる。ターンがうまくできない。まだまだの技術だったなと思い知らされた。
2017年03月01日 14:41撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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3/1 14:41
下側の斜面。すばらしい斜面が広がっている。が、表面はかなりクラスト化し、カリカリと音を立てる。ターンがうまくできない。まだまだの技術だったなと思い知らされた。
天気が良く、雪のコンディションも良かったら最高だろう。
2017年03月01日 14:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 14:42
天気が良く、雪のコンディションも良かったら最高だろう。
谷間に向かう大斜面。視界が開け一安心。
2017年03月01日 14:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
3/1 14:42
谷間に向かう大斜面。視界が開け一安心。
左手の木の茂る尾根斜面。
2017年03月01日 14:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 14:42
左手の木の茂る尾根斜面。
滑ってきた上の斜面。
2017年03月01日 14:45撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 14:45
滑ってきた上の斜面。
なんとかターンしてきた。
2017年03月01日 14:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 14:50
なんとかターンしてきた。
沢の手前までなんとか下りてきた。風はない。
2017年03月01日 14:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 14:50
沢の手前までなんとか下りてきた。風はない。
振り返って。
2017年03月01日 14:58撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 14:58
振り返って。
雪が深いのでなんとか沢に沿って下りられそう(27日に来たとき林道からスキーの跡を確認していた)。
2017年03月01日 14:58撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 14:58
雪が深いのでなんとか沢に沿って下りられそう(27日に来たとき林道からスキーの跡を確認していた)。
始めのの渡渉箇所に近づいたとき、右手の尾根下に沿って真新しいスキーの跡が一直線に続いているのを発見した。
2017年03月01日 15:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
3/1 15:01
始めのの渡渉箇所に近づいたとき、右手の尾根下に沿って真新しいスキーの跡が一直線に続いているのを発見した。
手前の小さな沢を渡ったところに新しいスキー跡があった。これで安心。ありがとうございます。
2017年03月01日 15:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 15:01
手前の小さな沢を渡ったところに新しいスキー跡があった。これで安心。ありがとうございます。
何回か渡渉を繰り返すがほとんど下りで楽ちんなコースだった。一番いいところを通っていてよく熟知した経験者の付けたトレースと思われた。
2017年03月01日 15:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
3/1 15:02
何回か渡渉を繰り返すがほとんど下りで楽ちんなコースだった。一番いいところを通っていてよく熟知した経験者の付けたトレースと思われた。
しっかりしたトレース。上りと下りに使われていた。
2017年03月01日 15:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 15:15
しっかりしたトレース。上りと下りに使われていた。
送電線のところまで来た。この先、どのように続くのか楽しみ。
2017年03月01日 15:19撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 15:19
送電線のところまで来た。この先、どのように続くのか楽しみ。
ひたすら緩斜面の平原を進む。
2017年03月01日 15:19撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 15:19
ひたすら緩斜面の平原を進む。
ほとんど漕がずに自動運転。
2017年03月01日 15:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 15:23
ほとんど漕がずに自動運転。
また渡渉。渡渉の箇所だけ登る。
2017年03月01日 15:24撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 15:24
また渡渉。渡渉の箇所だけ登る。
だんだん平らになるが自動運転可能。
2017年03月01日 15:27撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 15:27
だんだん平らになるが自動運転可能。
大分手前まで近づくと左手に沢が広くなってくる。
2017年03月01日 15:30撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 15:30
大分手前まで近づくと左手に沢が広くなってくる。
川幅が広くなってきた。のんびりした沢の風景が続く。山頂と麓ではこうも気象が変わる。
2017年03月01日 15:30撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 15:30
川幅が広くなってきた。のんびりした沢の風景が続く。山頂と麓ではこうも気象が変わる。
左手国道を挟んで川の右手に進んでゆく。
2017年03月01日 15:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 15:34
左手国道を挟んで川の右手に進んでゆく。
PK手前は川岸の急斜面を横切り、PKにたどり着く。ありがとうございました。
2017年03月01日 15:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3/1 15:38
PK手前は川岸の急斜面を横切り、PKにたどり着く。ありがとうございました。
撮影機器:

装備

備考 強風、視界0の段階で引き返すべきだったかも知れない。GPSの方位が安定せず、磁石で確認できた。

感想

2/27に行った喜茂別岳手前の見晴台下斜面の滑走で味わった快感を喜茂別岳南斜面初挑戦で味わいたいと思い早めに出かけたが、天候が悪く、雪、強風、ほとんど視界ない状況、おまけに素晴らしい大斜面は、一昨日からの暖かさでクラスト化していて滑りを楽しめる状況ではなかった。自分の技量の未熟さを思い知らされました。が、喜茂別岳のスケールの大きさと天候不良時の山の厳しさ、新たなルートの発見などいろいろ益のあるBCだった。沢沿いの下降ルートを独自に利用している先輩方には、余計なおしゃべりと敬遠されるかも知れませんが、BCを愛する人にもっと喜茂別岳の魅力を知ってもらえればと公開致しました。ご容赦ください。

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