前鬼〜釈迦ケ岳
- GPS
- 06:14
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,120m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 2:54
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:37
天候 | 曇り時々雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
車止めゲートまでは雪なし 階段道は積雪時は隣の雪の上を歩くほうが踏み抜きやスリップを防げる。 太古の辻にとりつく広い谷と,釈迦ケ岳山頂直前で道を見失いました。とりあえずごり押しでも問題ありませんでした。 |
その他周辺情報 | 綺麗な前鬼川 きなりの湯 温泉はもちろん。春まな定食は春まなフルコースで美味しい。 |
写真
装備
個人装備 |
深仙小屋には断熱マットやシュラフが備わっていますが
数に限りがあったり
凍り付いていたりしますので
あくまで非常用です。
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感想
またまた久々の山行です。
今回はワンゲルの後輩のゆうすけと二人で登山。
山には何回も一緒に登ってきたけど,なんやかんやサシは初めて。
お互い3月で卒業ということもあり,この日を心待ちにしておりました。
1日は8時にレンタカーを借りて,大学でゆうすけを拾って,コンビニいって,スーパーいって,,とだらだらしているといつのまにか10時を回っていた。
ブーンと飛ばして12時ごろ林道ゲート。
こんな平日,しかも悪天なのに,路肩に車がちらほら。林道ゲートにも2台の車が。
完全に避難小屋頼りだったので焦りましたが,,すぐに車の持ち主が表れて,話によるとこの日はアマゴ釣りの解禁日でした。もう一台の車の人たちも続々現れて,結局この日山に入る人は僕らだけということになりました。(反対側の不動木屋林道は倒木で難しそう)
アマゴを見せてもらいました。とてもきれいでした。
このあたりは養殖のアマゴは遡ってこられないので,全部天然ものだそうです。
ゲートから小仲坊までは30分ほど舗装路です。
小仲坊は今回はよりませんでしたが,静かでいいところ,いつか泊まってみたいです。
はじめは雪はほとんどありません。岩とコケが綺麗です。
木の階段が出てきたところから,雪も出てきました。つるつる滑ります。
下山時が一番難儀しました。
二つ岩まではちょうど1時間。地図では太古の辻まですぐそこだから,コースタイムの半分で来てるのか!と思っていたら,ここからさらに1時間以上かかりました。大きな谷を登りきる必要がありますが,雪の下には水が流れており,ちょこちょこひざ上まで踏み抜きます。
太古の辻手前で,ゆうすけがキツツキを見つけました。はっきりとは見えませんでしたが,かなり大きかったのでアカゲラかな。初めて見ました。
こんな寒いのに,響き渡るくらいコンコンコンコン,偉いなぁ。
小屋について,とりあえず汗を乾かして温まろうと,小屋の真ん中にあるたき火スペースで火を起こすことにしました。
湿っていて全然つきません。
やっとの思いでつけたら,今度は煙がすごくて,結局火を消して煙がなくなるまで外に追いやられていました。
釈迦ヶ岳は翌日に登ることにしたため,することもないので晩飯前から0次会をしました。ワインは適当に選んだのでコルクだったらどうしようとびくびくしていましたが,キャップ式でした。
そのまま晩飯の鍋もして,晩酌もしました。
この間,ワンゲルのこととか,人生的な話とか,なんやかんやで今まで話したことない話で盛り上がれて,めっちゃ楽しかったです。
そうこうしているうちに眠くなってきて,10時半ごろ就寝。
2日目は明け方から吹雪で屋根がバリバリうるさいくらいでした。
山頂まで行くべきか迷いましたが,ゆうすけの判断で行くことに。
結果,吹雪もすぐ止んで,何より雪がふかふかで雪山を堪能できました。
堪能しているうちに山頂手前で尾根の西側にずれる道から外れてそのまま山頂まで直登していましたが,雪道では問題ありませんでした。
山頂は2年前の奥駈縦走の時に一度来ましたが,その日も濃霧で,残念ながら目当ての釈迦からの展望はまた次回にお預けです。
それよりも雪が楽しかったからOK
帰りは滑れるところは滑って下りたりしたので,一瞬でした。
とくに太古の辻からの滑走は気持ちよすぎです。
注:滑るときはトレースが消えないように,なるべく関係のないところで滑りましょう。
階段道は雪がとけてさらに滑りやすくなっていました。実際何回も滑らせました。
雪の上を歩くのが無難でした。
ゲートについて,車を少し走らせて,トンネル手前に車を止めて。川で少し遊びました。全身に刺すような痛みが走りました。
きなりの湯は露店風呂広いしヌルヌルやし文句なしです。
真菜うどんもおいしゅうございました。
そこからは奈良までゆうすけに運転してもらいました。はい。寝ました( ´∀` )
とりあえず学生最後の山登り,頼れる後輩と,冬の釈迦に,登ることができてとても楽しいものになりました。もう悔いはない。
春からは奴隷のように働きます。
今回の反省点:ワインの栓のタイプを確認してから買う。
陸さんは二つ上の先輩で、大学院まで修学してはるので
僕は入学してから丸4年、お世話になりました。
初日の番は晩酌の名のもと、お互い感じていた
ワンゲルについての様々な思いや考え、私生活についても然り、
初めてですが本音をさらけ出せて非常に楽しかったです。
やはり思い出話も楽しい。
2日目は、寝起きの寒さで正直にしんどくて行きたくなかったというか
そもそも動きたくなかったのですが、登頂してよかったです。
痩せ尾根に佇む釈迦像には本当に圧倒されました。
当日吹雪いていたからなお思いましたが、365日毎日立ってるなんて
かっこいいです。悟り。
山頂での景観や達成感もあるでしょうが、こういった歴史や文化を
感じさせてくれるものがあるのも登山の醍醐味だと考えます。
太古の辻から東側に下る登山道についてですが、
大峰山脈で開けた谷を歩くことが少なかったためか妙に神秘的な気分になりました。
卒業前に陸さんと登山できてよかったです。
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