丹波-大菩薩峠-小金沢山-湯ノ沢峠-やまと天目山温泉(大菩薩連嶺/東アルプス)

- GPS
- 25:55
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,018m
- 下り
- 1,649m
コースタイム
【4月29日(金/祝)】
『丹波役場前バス停(標高640m/10:44/登山開始)-越ダワ(越ざわ/11:05)-
マリコ沢林道(11:21)-藤ダワ(11:51)-高尾天平(標高1036m/11:58)-
藤ダワ(12:06)-追分(十文字/13:01)-ノーメダワ(13:48)-
フルコンバ(14:55)-ニワタシ場(15:19)-大菩薩峠(標高1900m/15:50)-
大菩薩峠介山荘(標高1900m/15:52/一日目登山終了)』
【4月30日(土)】
『大菩薩峠介山荘(標高1900m/5:55/二日目登山開始)-熊沢山(6:10)-
石丸峠(6:22)-牛ノ寝分岐(6:29)-狼平(6:47)-小金沢山(標高2014m/7:42)-
牛奥ノ雁ヶ腹摺山(標高1996m/8:26)-賽ノ河原(9:01)-
川胡桃沢ノ頭(標高1940m/9:22)-黒岳(標高1985m/10:02)-
白谷丸(標高1920m/10:24)-湯ノ沢峠(標高1640m/10:50/10分休憩)-
湯ノ沢峠登山口(11:42)-やまと天目山温泉(標高1000m/12:39/全行程終了)』
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ゝ王線130円区間 ⊃圭-奥多摩(JR中央本線・JR青梅線/1050円) 1多摩駅-丹波役場前(西東京バス/980円) 【★復路★】 ,笋泙氾渓椹害浩-甲斐大和駅(栄和交通バス/300円) 甲斐大和-高尾(JR中央本線/950円) 5王線350円区間 【●往路詳細●】 京王線130円区間-7:29新宿7:44-9:15奥多摩9:30-10:40丹波役場前 (京王線・JR中央本線・JR青梅線・西東京バス) 【●復路詳細●】 やまと天目山温泉13:31-13:45甲斐大和13:55-14:55高尾-京王線350円区間 (栄和交通バス・JR中央本線・京王線) 【■大菩薩連嶺の各登山口への交通機関■】 西東京バス(奥多摩駅⇒丹波小菅/土日祝) http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/20110401%20hiking_okutama.pdf 山梨貸切自動車バス(塩山駅⇒大菩薩峠登山口or西沢渓谷) http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/timetable03.htm 栄和交通バス(甲斐大和駅⇒上日川峠) http://eiwa-kotsu.com/timetable/ 富士急山梨バス(上野原駅⇒ハマイバ前) http://www.yamanashibus.com/noriai_ippan_otsuki_02.htm 富士急山梨バス(上野原駅⇒小菅・松姫峠) http://www.yamanashibus.com/noriai_hiking.htm |
| コース状況/ 危険箇所等 |
〜感茣崟崟登山道(一般登山道) 丹波役場前〜大菩薩峠:道形明瞭・結構な長丁場 B臺郢峠〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山:道形やや明瞭・凍結箇所あり さ躅ノ雁ヶ腹摺山〜湯ノ沢峠登山口:道形やや明瞭・ヤブ道あり ヅ鬟梁峠登山口〜やまと天目山温泉:一般林道 【▲大菩薩峠・介山荘で一泊▲】 夕食弁当(朝食無し):6550円 大菩薩峠介山荘 http://kaizansou.jp/ 甲州市営やまと天目山温泉(介山荘宿泊者は割引券がもらえる) http://www.koshu-kankou.jp/spa/tenmokusan.html |
写真
感想
【★感想と解説★】
今回はゴールデンウィークの前半戦で、東アルプスの中心峰である大菩薩連嶺を二日間にわたって縦走しておりました。まずは登りでは必ず嫌われる『丹波(山梨県北都留郡丹波山村)〜大菩薩峠』のルートをあえて使いました。昨年のゴールデンウィークもこのルートで大菩薩峠に登りましたが、一年ぶりでも結構キツくて、相変わらずパンチが効く長丁場でした。
まず初めに丹波役場前バス停から越ダワへ向かって、越ダワの先からマリコ沢林道へ入ります。マリコ沢林道は完全舗装ですが幅員が非常に狭く軽自動車1台分くらいしか通行できません。とくにマリコ沢には熊がよく出没するらしいので注意が必要です。林道終点の藤ダワから往復20分程で高尾天平(たかおでんでえろ)をピストンしました。高尾天平は名前のとおり山頂が自然林の中規模な天平(でんでえろ=山言葉で『平らな山頂』)でした。そして再び藤ダワに戻って大菩薩峠に向けて登りました。追分(十文字)〜ノーメダワ〜フルコンバ〜ニワタシ場と多くの峠を越えて行きます。この登山道は丹波大菩薩道と呼ばれ交通機関が発達していなかった昔は丹波から塩山へ抜ける交通の要所でしたので、道は明瞭で古道の名残が多いです。ニワタシ場からは大菩薩峠が目の前に見えて25分ほど登れば大菩薩峠の介山荘前に出ます。
今回は介山荘に一泊しました。介山荘はサービスが非常に良くて宿泊客にお茶とお茶菓子を出しますし、熱いお茶は飲み放題で、記念品に東アルプスのボールペンをくれます。さらに夕食には白ワインが1杯付く豪華さで、いたれりつくせりの素晴らしい小屋です。そして黄昏時と夜景とご来光を楽しんで、翌朝は介山荘の弁当を持って南大菩薩へ向けて出発しました。石丸峠までは快調でしたが、狼平や小金沢山(雨沢ノ頭)や牛奥ノ雁ヶ腹摺山付近の笹の下は凍結している場所が多かったですが、アイゼン無しで行けました。
とくに小金沢山(雨沢ノ頭)と牛奥ノ雁ヶ腹摺山と白谷丸からの富嶽は最高の景色でした。白谷丸から湯ノ沢峠までは急峻な下りで、湯ノ沢峠避難小屋で一服して、湯ノ沢峠登山口(焼山沢林道合流点)までヤブ道を下って、焼山沢林道を下って、やまと天目温泉まで下りました。やまと天目温泉は高アルカリ泉質でPH=10ですので、ゼリーのようにトロトロでした。今回の総括はパンチが効いた結構な長丁場の『丹波〜高尾天平〜大菩薩峠』の道と、同じく長丁場の『大菩薩峠〜小金沢山〜やまと天目温泉』で、これら中級山岳は北アルプスや南アルプスと違って無展望のショボ山が多いので登山の楽しみ自体が二日間が限度であることが改めて実感できました。だけどショボ山は可愛いから好きです。
【●山域●】
〇獲県北都留郡丹波山村
∋獲県北都留郡小菅村
山梨県大月市
せ獲県甲州市
【▲登山者数情報▲】
|闇般鮠豼亜善曠瀬(一般道路):通行人5名
越ダワ〜藤ダワ(一般林道):0名
Fダワ〜ノーメダワ:4名
ぅ痢璽瓮瀬錙船侫襯灰鵐:2名
ゥ侫襯灰鵐弌疎臺郢峠:0名
β臺郢峠〜石丸峠:0名
Ю亟歹宗曽金沢山:1名
┥金沢山〜川胡桃沢ノ頭:3名
川胡桃沢ノ頭〜白谷丸:7名
白谷丸〜湯ノ沢峠:3名
湯ノ沢峠〜やまと天目山温泉:2名
【■今回登った山と峠の別名■】
 ̄曠瀬:越ざわ・越ザワ・越沢
藤ダワ:藤ドーミ
D品:十文字
ぅ痢璽瓮瀬:ノウメタワ・ノメダクボ
ゥ侫襯灰鵐:フルコバ・古木場
Ε縫錺織珪:ニワタシバ・荷渡し場
大菩薩峠:新峠
┠沢山:天狗棚山
石丸峠:小菅大菩薩峠
小金沢山:雨沢ノ頭・小金沢三角点
牛奥ノ雁ヶ腹摺山:ガンガノハラスリ
川胡桃沢ノ頭:川クルミ頭・ハナギビラ・鼻木平
白谷丸:シロヤノ丸・白谷ヶ丸













最後の写真の古い地図にある黒岳から大峠まで行き、大峠から今じゃ廃道の沢沿いの道を歩いたことがあります。
大昔、大峠から桑西、そして更に甲州街道の合流地点の下真木まで歩いて、そこでライトバンの人に拾われて大月駅まで乗せてもらった。
この沢沿いの道は林道の開通で歩かれなくなった。でも良い道だった
林道が造られたお陰で、この大峠(大ドーミ)からの沢沿いの道も今は廃道と化して、ほとんど通る事が不可能ではないかと思います。林道は治山治水の為には必要なので仕方が無いと思いますが、多くの登山道が廃れてしまうのは残念です。どこか面白いバリルートがあったら教えて下さい
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